ニンフィアLO〜メタモルリボン〜 | ロマンを求めるポケモントレーナーの戯言

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どうもです。
今回紹介するデッキはニンフィアLO。10/15(日)に行われたバトクロ予選も兼ねた仙台での自主大会ナナホシ杯で準優勝することができたものです。
早速紹介に入っていきましょう。

デッキ名
ニンフィアLO〜メタモルリボン〜
{F59F60DE-FB1E-4224-A320-12FF1B415CD5}
ニンフィアGX×3
イーブイ×4
ソーナンス×2
ホエルオーEX×1
オドリドリ(バイタルダンス)×1
ホルビー×1
メタモン×1
ポケモン 13

N×4
ポケモンだいすきクラブ×4
フレア団のしたっぱ×3
プルメリ×2
ロケット団の工作×2
怖いお姉さん×1
クロケア×1
サポート 17

バトルサーチャー×4
まんたんのくすり×4
時のパズル×4
かるいし×4
カウンターキャッチャー×2
改造ハンマー×2
びっくりメガホン×1
グッズ 21

サイレントラボ×2

フェアリーエネルギー×6
ダブル無色エネルギー×1

・LOとは
そもそもLOとは。ここ、数ヶ月でポケモンカードを始めた方やそうでなくてもニンフィアLOのようなデッキを見たことがない方もいると思うので自分なりに説明させていただきます。
勝ち筋として基本的にはサイドを取りきったり、相手の場のポケモンを全滅させたりは狙っておらず、相手の山札を0枚にすることで勝利することを目指すデッキです。この山札を0枚にすることを英語で"Library Out"と表現するため、このようなデッキをLOデッキと呼んだりします。今回はニンフィアを中心としたLOデッキなのでニンフィアLOとなるわけです。
では、どのようにしてLOデッキはLOをするのか。
相手に妨害することで相手に山を引かせる
例えば、フレア団のしたっぱプルメリ改造ハンマーなどで相手の盤面のエネルギーを割ります。そうすると、相手は技を打てなくなるので技を打つためにカードをドローしてエネルギーを引いてきます。そして、そのエネをまた割ります。以下、このループをすることで知らず知らずの内に相手の山札はなくなっていきます。何回か技を打たせることになるのでしっかりまんたんのくすりで耐久しながらですね。
直接山札を削る
例えば、ロケット団の工作怖いお姉さんホルビーなどですね。ロケット団の工作やホルビーは分かりやすいですね。怖いお姉さんは手札を3枚トラッシュさせる効果なのでイメージが湧きにくいかもしれませんが、手札を減らすことでNを使用した時に山札に戻るカードの枚数が減ります。したがって結果的に山札を3枚削れているというわけです。
今回のニンフィアLOとはまったく別のLOデッキとしてアイアントでLOを狙うものなどもあります。
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だいたいこれくらいのことが分かってればストレスなくこの後も読めるかなぁと思います。

・ニンフィアLOとは
ニンフィアLOは主に2017の2月〜5月にかけて話題になったデッキです(個人的主観)。理由としましてはその時期に大型大会で結果を残したからですね。
ニンフィアLOは主にマジカルリボンで必要カードを持ってきて妨害を繰り返すデッキです。上で紹介したLO方法の内①が中心になってきますね。
上のリンクを見ていただけると分かりますがニンフィアLOというデッキには2種類があると言えます。
A.ポケモンがニンフィアのみ
B.ポケモンが複数種類入ってる
今回の自分が紹介しているのはBパターンに該当しています。Aパターンも使ったことがあるものとして特徴の差をあげていこうと思います。
A.ポケモンがニンフィアのみ
種ポケモンがイーブイしか入っていません。
メリットとして必ずイーブイスタートできるので、大量に入っている基本エネを引くことで迅速にエナジー進化をすることができます。また、デッキスペースが広がるためスタジアムや怖いお姉さんなどのBには数枚しか入らない妨害カードのスペースが大量にあります。
デメリットとしては2体目のニンフィアが育ちにくいことにあります。よくある負け試合展開としては2匹目のニンフィア(イーブイ)が場に出る前に1匹目のニンフィアが狩られる展開があります。デッキの構成上ベンチにイーブイを置くためにはマジカルリボンでイーブイを持ってくる必要があります。つまり、相手に1ターンほぼ無防備に攻撃のチャンスを与えます。序盤から200ダメージを狙えるデッキ…具体的に言うと夜の行進などにこのようにして負けてしまいます。
B.ポケモンが複数種
種ポケモンが複数入っています。
メリットとしては、種切れで負けにくい点が1番にあげられると思います。また、様々な手段で戦えるという点も特徴ですね。
デメリットとしては、デッキスペースが圧迫されることですね。後述しますがイーブイ以外の種ポケモンが入ることでN.大好きクラブ.かるいし.各4枚計12枚のカードも採用されることがほぼ決まります。Aパターンと比べてエネルギーの枚数は減らせると言ってもBパターンの方がデッキスペースはきつくなります。

だいたいこんな感じかなぁと思います。
最初に2月〜5月に話題になっていると書きましたがそれでは、その後はどうなったのか。
5月の後半からはニンフィアLOが苦手とするボルケニオンEXが大流行しました。そして、だめ押しとして6月からはサーナイトGXの台頭です。ボルケニオンEXとサーナイトGXはどちらも鍛冶屋、ひみつのいずみによる基本エネルギーの加速手段を持っています。それに加えボルケニオンにはスチームアップによる大ダメージを出せる瞬発力が、サーナイトにはトワイライトGXによるリソース回収(山札回復)があります。
したがって、このデッキたちが流行っている間はニンフィアLOはきついものだったのです…

・デッキ選択理由
では、なぜこのタイミングでニンフィアLOを握ったのか。
9月に行われたCL横浜の結果を受けてルガルガンゾロアークの大流行を目の当たりにしました。また、上位入賞したルガルガンゾロアークにアローラベトベトンの採用があったことから、これはウソッキーを意識したものだと思いますが、ボルケニオンEXに向かい風であろうと判断しました。また、ルガルガンゾロアークを中心に特殊エネ環境で非常にエネが割りやすいです。サーナイトGXも一時期よりは減ってきておりこれはニンフィアLOが強い時代がきたと判断しました。
しかし、サーナイトGXにどうにかして勝てないかを試行錯誤を試みることにしました。そこで1番最初はニンフィアLOにサーナイトGXラインを2-2-2で採用して、トワイライトGXを使うニンフィアLOを考えました。このアイディアをとあるジムバトルが終わった後に話すと「サーナイトGX意識してトワイライトGX打ちたいならメタモンでよくない?」と言われました。この時雷が落ちたような衝撃が走りこれはもう煮詰めるしかないとなりました。
と、いうわけでメタモンを採用すること、また、行進は一定数いることからBパターンのニンフィアLOを煮詰めることにしました。
ちなみに、このデッキの土台として上のリンクにある名古屋大会のレシピを参考にしています。

・採用理由
・ニンフィアGX×3
コンセプト。サイド落ちで2匹しかたてられなくてもなんとかなるので3枚。永遠とマジカルリボンをして「まんたんの薬+基本エネルギー+エネ割りサポ」を持ってくる。もちろん、すでにハンドにあったり盤面によっては変わるけど基本はこれで良いと思う。文字で説明すると長すぎるので割愛。たまに、プリエールGXでエネだくポケモン戻したり、スターミーやドータクンなどエネルギー回収ギミックポケモンを妖精の風で倒したりもする。
・イーブイ×4
エナジー進化は強い。エナジー進化イーブイは2種類いるが差は主にHPと逃げエネ。HPは50より60の方が強く、逃げエネがある≒エナジー進化しているなのでSMのイーブイ。スタートしたいので4枚。
・ソーナンス×2
主にジュナイパー意識。ニンフィアGXはフェザーアロー+ミラクルシャインに弱いのでそこを対策したかった。また、ブラッディアイからイーブイを守ることもできる。それ以外にも基本的に腐ることはなくなんやかんや妨害はできるので2枚あっても邪魔ではない。
・ホエルオーEX×1
HP250の化け物。現環境でこいつをワンパンするのは非常に難しいのでとりあえずの壁として1枚。
・オドリドリ(バイタルダンス)×1
後述するポケモンだいすきクラブと合わせて使うと安定感がすごい。
・ホルビー×1
1番便利なサイド奇数要員。工作+ほるほるの勝ち筋が作れたりとりあえず技打てれば相手にかける圧力もすごい。たがやしたことはない。
・メタモン×1
トワイライトGXを打つ。たまーにインフィニットフォースも打つ。

種切れで負けることを防ぐためには種ポケモンの枚数はこれくらいは必要だと思う。

・N×4
初手に安定するカード。相手のハンドが過剰に増えた時も減らすために使ったりもする。あるいは、ホエルオーで詰めるときにまんたんの薬を引きに行くカード。
・ポケモンだいすきクラブ×4
初手に打ちたいサポートランキング堂々の第1位。だいすきクラブの2枚でイーブイとオドリドリ→そのままバイタルダンスで基本エネ2枚。つまり、ポケモンだいすきクラブ1枚で確実にニンフィアGXをたてることができる。初手に打ちたいから4枚。
・フレア団のしたっぱ×3
エネ破壊サポ。プルメリもあるので4枚は入らなかった。
・プルメリ×2
4枚目のフレア団のしたっぱとクセロシキという感覚。その試合ではもう使わないであろうカード(ソーナンスやだいすきクラブなど)を圧縮することで終盤ホエルオーで詰めるときのNを強くする。
・ロケット弾の工作×2
雑に打てるサポートカード。どの試合でも1枚は使いたいという使用感があったのでサイド落ち考慮で2枚。
・怖いお姉さん×1
打てると強いが相手は怖いお姉さんをケアしてスタジアム出さない&自分のスタジアムは少ないので1枚。
・クロケア×1
サポートで打てるまんたんの薬。アセロラと違ってクロケアでベンチを全て回収して相手にグズマを使わせないことが強い。

・バトルサーチャー×4
使いまわしたいサポだらけだから4枚。
・まんたんのくすり×4
耐久するから4枚。
・かるいし×4
イーブイ以外スタートしたときに安定してマジカルリボン打つために4枚。
・時のパズル×4
使いまわしたいカードがたくさんあるから4枚。
・カウンターキャッチャー×2
LO追い風カード。増やしたかったがパズルで使いまわせると考え2枚。
・改造ハンマー×2
環境にぶっ刺さってるので2枚。3枚目はなくても勝てる。
・びっくりメガホン×1
かるいしとこだはちをはがす。ブロアーでスタジアムはがすメリットよりは3枚以上はがせるメリットの方が強い。

・サイレントラボ×2
マーシャドーGX対策。エナジー進化が消えることは特別ストレスにならない。

・フェアリーエネルギー×6
8枚は絶対いらない。6か7かの択。
・ダブル無色エネルギー×1
ニンフィアが下技を使う択を作りたかった。


・立ち回り
…っと言っても上に書いてある通りですけどね。
マジカルリボンで強いカード持ってきて使ってがんばるって感じですね。
大切なのは†相手にポケモンカードをさせない無慈悲な心†ですかね。LO使ってごめんなさいなどと思わないで対戦しましょう。

・弱点
逆にニンフィアLOが何されると辛いのかを理解することでニンフィアLO側の立ち回りを考えるのもいいかもしれません。ニンフィアLOが何されると辛いのかをいくつか挙げてみようかと思います。
①先1オカルトマニア
特にニンフィア単だったらぶっ刺さります。先行1ターン目にオカルトマニアをできると後攻のニンフィアLO側はほぼ何もできずにエンドするので先行2ターン目にHP60しかないイーブイを倒しましょう。ニンフィア単ではなかったらNやだいすきクラブで種ポケモンを引きに行けます。ちなみに、先1オカルトマニアの後に先2アローラベトベトンをして後攻2ターン目以降もエナジー進化を止めるのも有効です。
②N連打
マジカルリボンで3枚持ってきてそれらを次のターンに使う前提のデッキなのでNでながされ続けると引きの噛み合わせが悪いとそのままストレートで負けてしまいます。ただ、Nを使っているということはプラターヌ博士ほどデッキの回転率が高いというわけではないのでそちら側も少し大変ですね。
③スカイリターンループ
シェイミEXのスカイリターンでちまちまと打点を稼ぎながら戦う感じですね。ループするためにカプ・コケコなどの逃げ0を前に出しましょう。そして頃合いを見てニンフィアGXを気絶させましょう。この立ち回りをされるとニンフィア側は相手の場のエネルギーを割ることができません。したがってNで流すことになるのですが…ニンフィア側にとってはジリ貧になってしまいますね。まぁ、ニンフィア側はスカル団のしたっぱを採用すれば対策できるんですけどね。


したがって、ニンフィアLOはルガルガンゾロアークに相性が良いから9割勝てる!と、言っていましたが実は普通に負け筋があります。
こだわり鉢巻スカイリターン→カプ・コケコ前→逃げるゾロアークGX前→ライオットビート
の流れを狙われると自分のレシピはめちゃくちゃきついです。
まぁ今のご時世カプ・コケコが入ってるのかどうかというお話はあるんですけどね。


自分がニンフィアLOについて語れることはこれくらいかなと思います。
正直ニンフィアLOというデッキは先日発表されたソルガレオGXの影響で相当きつくなることが予想されます。あくまでも予想でしかないのでどうなるか分かりませんが。

ー追記(11/27)ーーーーーーーーーーーーーーー
11/26に行われたCL2018公認大会1stでこのデッキから3枚変えで見事2位になれました!変更点は
【out】メタモン パラレルシティ×2
【in】スカル団のしたっぱ アクア団の秘密基地
メタモンを抜いた理由はサーナイトに当たらないと判断したから。そして上記にあるようにスカイリターンループ、また基本エネ多い構築がきつかったのでスカル団のしたっぱ。さらに基本エネ構築のテテフを縛るためにアクア団の秘密基地を採用。
予選
1.ルガゾロ
2.ルガゾロ
3.ボルガメス
4.ルガゾロ
5.ルガゾロ
6.超ゾロ
7.ゲロゲゾロ
8.ルガゾロ
全勝で4位

決勝トナメ
ベスト64.不戦勝
ベスト32.ルガゾロ
ベスト16.ゲロジュナ
ベスト8.ルガゾロ
準決勝.行進
決勝.マッシブーン
決勝負けの2位。

マッチング運は実際めちゃくちゃ強かったです。
ちなみにソルガレオGXは当たらないと判断して切りました。
{880B47D7-DCE1-4858-BF22-14B3EA0FFF1C}

{F283C5D3-8781-4A86-BEE1-5A18E0B3A132}

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長々と読んでいただきありがとうございました。
何か質問や意見があればコメントしていただくかTwitter(@molmol_poke)までよろしくおねがいします。