新作のために旧作の見返し。


全部で9作もあるので、リブート作の前にここで1度まとめです^ ^

1作目は、実際に映画を見た事の無い人でさえ知っている有名なラストシーンでお馴染みの名作SFシリーズ。

製作時に実際に起こっていたその時々の社会問題を猿を通じて痛烈に皮肉る事で普遍性を持たせた画期的な作品です。

特に旧5作は擬似ループの様な作りになっていて、初めからこうするつもりだったのでは?と疑ってしまうほど良くできた話になっています。

対して新作の方は、旧作の4作目からリブートしているので、そのまま進んで旧作の2作目をゴールにするのか、それとも新しい展開に進むのかが楽しみの一つでもあります。

どちらの作品にも言える事ですが、猿の寿命って長くても25〜30年くらいなので、技術や知識の継承や積み重ねをしたり、世代交代が上手くいかず、結局は高層ビルや飛行機を生み出すところまではなかなか行かないのかなぁなんて思ったりしています。

なので、進化の鍵を握るのは50年くらい生きるオラウータンが鍵を握るんだろうなぁ〜なんてどうでもいい事を考えながら鑑賞しています^ ^

1作目「猿の惑星」

1968年アメリカ

英題:PLANET OF THE APES
公開:1968年4月13日
時間:113分
監督:フランクリン・J・シャフナー
脚本:マイケル・ウィルソン、ロッド・サーリング
出演:チャールトン・ヘストン、ロディ・マクドウォール、キム・ハンターほか

一言メモ
・あまりに有名すぎるラストシーンでお馴染みのシリーズ1作目。差別と人権についての作品。



2作目「続・猿の惑星」


1970年アメリカ
英題:BENEATH THE PLANET OF THE APES
公開:1970年8月29日
時間:95分
監督:テッド・ポスト
脚本:ポール・デーン、モート・エイブラハムズ
出演:チャールトン・ヘストン、ジェームズ・フランシスカス、キム・ハンターほか

一言メモ
・完璧なラストを飾った前作からのまさかの続編。核の脅威を織り込みながら1作目を超える衝撃のラスト。



3作目「新・猿の惑星」


1971年アメリカ
英題:ESCAPE FROM THE PLANET OF THE APES
公開:1971年7月31日
時間:98分
監督:ドン・テイラー
脚本:ポール・デーン
出演:ロディ・マクドウォール、キム・ハンター、ブラッドフォード・ディルマンほか

一言メモ
・この辺りから離脱する人が現れ始める3作目。「平和」と「男女平等」を織り込んだストーリー。




4作目「猿の惑星 征服」


1972年7月22日
英題:CONQUEST OF THE PLANET OF THE APES
公開:1972年7月22日
時間:87分
監督:J・リー・トンプソン
脚本:ポール・デーン
出演:ロディ・マクドウォール、ドン・マレー、リカルド・モンタルバンほか

一言メモ
・リブート版に最も近いのがこの4作目。抑圧された猿たちが暴動を起こす。



5作目「最後の猿の惑星」

1973年アメリカ

英題:BATTLE FOR THE PLANET OF THE APES
公開:1973年7月21日
時間:86分
監督:J・リー・トンプソン
脚本:ジョン・ウィリアム・コリントン、ジョイス・フーパー・コリントン、ポール・デーン
出演:ロディ・マクドウォール、クロード・エイキンス、ナタリー・トランディほか

一言メモ
・タイトル通りシリーズ最終作品。最後の戦いでは敵も味方もそれぞれの思いがあり単なる白と黒の戦いではなくなる。



6作目「PLANET OF THE APES 猿の惑星」


2001年アメリカ
英題:PLANET OF THE APES
公開:2001年7月28日
時間:114分
監督:ティム・バートン
脚本:ウィリアム・ブロイルス Jr.、ロレースン・コナー、マーク・ローゼンタール
出演:、マーク・ウォルバーグ、エステラ・ウォーレン、ヘレナ・ボナム・カーターほか


一言メモ
・完全に独立したストーリー。ビジュアル的にはリブート作に最も近いものの、オリジナルの要素はほぼなく、人によっては無かった事にされている悲しい作品。



7作目「猿の惑星:創世記(ジェネシス)」


2011年アメリカ
英題:RISE OF THE PLANET OF THE APES
公開:2011年10月7日
時間:106分
監督:ルパート・ワイアット
脚本:アマンダ・シルヴァー、リック・ジャッファ
製作:アマンダ・シルヴァー、リック・ジャッファ、ピーター・チャーニン、ディラン・クラーク
出演:ジェームズ・フランコ、フリーダ・ピント、アンディ・サーキスほか

一言メモ
・1968年の「猿の惑星」の前日譚に当たる話。遺伝子操作によって高い知能をもったサルたちと人間たちの戦いを描く。

※後日、感想を追加します^ ^

8作目「猿の惑星:新世紀(ライジング)」


2014年アメリカ
英題:DAWN OF THE PLANET OF THE APES
公開:2014年9月19日
時間:131分
監督:マット・リーヴス
脚本:リック・ジャッファ、アマンダ・シルヴァー、マーク・ボンバック
製作:ピーター・チャーニン、ディラン・クラーク、リック・ジャッファ、アマンダ・シルヴァー
出演:アンディ・サーキス、ジェイソン・クラーク、ゲイリー・オールドマンほか

一言メモ
・前作から10年後の世界。知性を獲得したサルのシーザーが仲間を率い、地球の新たな支配者として君臨する過程を描く。

※後日、感想を追加します^ ^

9作目「猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)」


2017年アメリカ
英題:WAR FOR THE PLANET OF THE APES
公開:2017年10月13日
時間:140分
監督:マット・リーヴス
脚本:マット・リーヴス、マーク・ボンバック
出演:アンディ・サーキス、ウディ・ハレルソン、スティーヴ・ザーンほか

一言メモ
・猿と人類が全面戦争に突入してから2年。森の奥に身を潜めていたシーザーは人間たちの奇襲によって妻と子の命を奪われてしまう。

※後日、感想を追加します^ ^

10作目「猿の惑星/キングダム」

2024年アメリカ

英題:KINGDOM OF THE PLANET OF THE APES
公開:2024年5月10日
時間:145分
監督:ウェス・ボール
脚本:ジョシュ・フリードマン
出演:オーウェン・ティーグ、フレイヤ・アーラン、ケヴィン・デュランドほか

※後日、一言メモと感想を追加します^ ^