X-MEN:ファイナル ディシジョン
2006年アメリカ
原題:X-MEN THE LAST STAND
監督:ブレット・ラトナー
脚本:サイモン・キンバーグ、ザック・ペン
原作:スタン・リー
音楽:ジョン・パウエル
撮影:ダンテ・スピノッティ
製作:ローレン・シュラ・ドナー
出演:ヒュー・ジャックマン、ハル・ベリー
、イアン・マッケラン、ファムケ・ヤンセン、アンナ・パキン、ケルシー・グラマー、パトリック・スチュワート、エレン・ペイジ、ジェームズ・マースデン
ほか
配給:20世紀フォックス映画
米国:2006年5月26日
日本:2006年9月9日
技術:カラー/スコープサイズ/ドルビーSR/SRD/DTS/SDDS
時間:105分
鑑賞:Disney+

見どころ
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人気アメリカンコミックを映画化した大ヒット・アクションシリーズの第3作。遺伝子の突然変異で超人的パワーを得たミュータントたちを主人公に、人類との共存の道を探る彼らの壮絶な戦いが描く。監督は『レッド・ドラゴン』のブレット・ラトナー。『ヴァン・ヘルシング』のヒュー・ジャックマン、オスカー女優ハル・ベリーらが主人公のミュータントを演じる。シリーズ史上最大級の戦闘が繰り広げられる怒とうの展開に興奮必至だ。
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あらすじ
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人間との共存を願うミュータントの組織「X-MEN」が弱体化する中、仲間を救うために死んだジーン・グレイ(ファムケ・ヤンセン)が復活。その一方、ミュータントを人間に変える新薬“キュア”が開発され、ウルヴァリン(ヒュー・ジャックマン)、ストーム(ハル・ベリー)ら、ミュータントたちは究極の選択を迫られることになる。
(シネマトゥデイより)
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要素
アクション  :★★★★★
アドベンチャー:★★★★☆
SF     :★★★★☆
コメディ   :★☆☆☆☆
ホラー    :★★★★☆
クライム   :★★★☆☆
ファンタジー :★★★★★
バイオレンス :☆☆☆☆☆
ロマンス   :★★★★★
メッセージ  :★★★★★
全面対決   :★★★★★★★★★★

インプレッション
物語:★★★☆☆
配役:★★★★★
演出:★★★★☆
映像:★★★★☆
音楽:★★★☆☆
現実:☆☆☆☆☆
劇場:★★★★★

X-MEN旧3部作の完結編の1本。

当時、初観賞時には衝撃的なストーリー展開にただただ呆気に取られました。

前半でいきなりチャールズが退場したのを皮切りに、次々と主要メンバーが姿を消してゆく展開にどうやって後半で復活させるんだろう…と不安になったものでした。

特にチャールズに関しては3部作を通して1度も戦いでいい所がなかっただけに非常に残念に感じたりもしました。

X-MENシリーズは差別のメタファーということを以前触れましたが、今作ではさらに踏み込んで、「他人と違うことは、治療するべきことなのか」という当時としてはかなり先進的な問題に踏み込んでいます。

今回は、治療を望んでいる側も登場させることでバランスをとっていて、この問題の問いかけはあまり深いところにまで踏み込んでいませんが、超能力ものの作品ではかなり斬新な話の作り方だと感心をしました。

このキュア(治療)の話だけでもそれなりに充実しているのに、闇落ちしたジーンとの戦いももう一方で並行して話が進んでいくのでかなり内容が濃くなっていて、全体的にスピーディな展開となっています。

このジーンの能力がチート級で、ここまで登場してきたキャラクターの中では段違いのレベル。

前作では、女性陣がみんな力をセーブして戦っていると述べましたが、力を解放させて真のパワーを発揮した途端、極端に振り切った存在となってしまいました。

あれほど、みんなが苦戦したマグニートーでさえ、軽くあしらうことが出来ちゃうくらいですから。

恐らく、互角に渡り合えるのは覚醒したワンダ位のものでしょう。

タイトルに「ファイナル」とついていたのでこれで全ての謎が解けると思いきや、実は謎は謎のまま次のシリーズに突入し、この先混迷を極めるシリーズとなっていきます。

ちなみに、一番の謎はアレほどのことをしでかしたエリックが野放しにされている事だと個人的には思ってますが…。

最後に一番おいしかったキャラクターを個人的に上げるとすると「壁抜け少女」キティ。

パワーはないんですけど、工夫で敵と渡り合うスタイルはジョジョのスタンドバトル好きとしてはグッとくるものがあります。

彼女は新シリーズでさらに重要なポジションとなるので、お楽しみにというところです。

主な初登場人物
キティ・プライド(シャドウキャット)
ウォーレン・ワージントン三世(エンジェル)
ピーター・ラスプーチン(コロッサス)
ケイン・マルコ(ジャガーノート)
ジェイミー・マドロックス(マルチプルマン)
モイラ・マクタガート

再登場
チャールズ・エグゼビア(プロフェッサーX)
エリック・マグナス・レーンシャー(マグニートー)
ローガン(ウルヴァリン)
オロロ・マンロー(ストーム)
ジーン・グレイ(フェニックス)
スコット・サマーズ(サイクロップス)
ヘンリー“ハンク”・マッコイ(ビースト)
ボビー・ドレイク(アイスマン)
マリー・ダンキャント(ローグ)
レイヴン・ダークホルム(ミスティーク)
ジョン・アラーダイス(パイロ)

ポスクレ
プロフェッサーXらしき人物の意識が誰かの体に…。

予告編


前作:X-MEN2


次作:ウルヴァリン:X-MEN ZERO