ツイッター終了かもしれない疑惑騒動を眺めていてドラマ「日本沈没」で移住するかしないかの選択を迫られている回を思い出すなどしました。
その時はその時ですね。
本題です。
ひらがなにすれば可愛く見えるから許されるってわけじゃねーぞ。
私は初日観劇にこだわる方ではないのですが観劇可能な日が初日しか無かったので初日観ました。
初日ね!ドキドキするんですよ!
いやプロの売り物なら初日から出来上がってろって話なんですけど、でもそれもまた舞台の醍醐味なんじゃないかと思う。やっぱり。度合いによるけど。
すみません流石に時間経ち過ぎて文章書けないので観劇直後に書いたふせったーの内容を転載します。
↓ここから観劇直後に書いたふせったー↓
戦争で一番難しいのはね、終わらせ方なんだよ。
戦争は人が起こすものだけど時として人が終わらせようとして終わらせられるものではないのだよ。止まらないの、戦争は。
だから戦争は始めてはいけないのだよ。
でもそれは2022年を生きる人間だから思う事であってあの時代に生きていた人達にそれを理解しろというのは恐らく酷な話なのだろう。
以下何行か辛口意見
・女かよ!軍に入った理由女かよ!色ボケてんじゃねーよ!並の男と変わんないのかよクソが!
・ギャグが…ギャグが…合わない…!何故みんなそんなに笑えるの…私はひたすら引いてしまった…なにもかもおもんなかったわ…
一幕終わりの正直な感想「これはやべー舞台を引いてしまったかもしれない…」
だがしかし、二幕でこの感想を持った事にやや後悔するのである………
二 幕 ひ た す ら し ん ど い
いや、知ってるよ…真珠湾攻撃のことも戦艦大和のことも山本五十六の戦死も知ってるよ…
知ってるけどあの描き方はしんどいんだわ…
やることなすことなにもかも裏目に出続けるあれはなんなんだ…いや、何もかも史実なんだけどさ…
単純に戦争の悲劇を描いてるわけでもないし戦争を回避しようとしている美談を描いているわけでもない…
ある意味出て来る人達はみんな賢いし祖国を憂いどうにかしたいしなければと考えていた。
けどあともうひとつふたつ及ばなかった。
いや、及ばなかったと思っていいのかな…もう分かんないや…
「じんるいはおろか」の一言で済ませていい話じゃなかったわ。
灼けるような話だったな、と思う。
火傷したわけではないけど妙にひりついてそこがちくりちくりと痛む話でした。
拡樹くん、思ってたより衣裳多めで良かった。
この前の石見神楽がトラウマ過ぎて「今日で私の愛が終わるかもしらん…」と思っていたけど思ってた以上に良かったのでめでたく私の愛は今回も更新されました(私の推し愛は常に更新制です
若干ぼふぼふ言ってたけどあれは音響?
初日にしては安定してたと思います。
櫂さん、思ってたより嫌な奴だったからすごく良かった。
やっぱり普通にいい人よりああいう感じの身近にいたらむかつくわーみたいなキャラをやってる方が私は好きかもしれない。
スパイファミリー観たくなってしまったじゃないか!
↑ここまで観劇直後に書いたふせったー↑
舞台観た後にアマプラで映画版を見て、原作も少しずつ読み始めました。
原作の鏡子お嬢さんのキャラの違いにびっくりした。
なんだあのやべーーーー女は!?正直嫌いじゃない。
櫂直の女関係があまりに爛れ過ぎている。正直嫌いじゃない。
マンガはマンガ、映画は映画、舞台は舞台、なんですけど正直原作が一番おもしろい。
でも映画にするんならああいう雰囲気にするよな…というのも分かる。
櫂と鏡子の甘酸っぱそうなロマンスは数学変人の櫂に人間味を持たせてもっと広い層に受けるよう作り直されている。
わかる。わかるんだけど、アメリカ行きを辞めて海軍に入る選択をするきっかけがちょっと良い感じになったのが女っていうのがあまりに軽すぎて私は好みじゃない。
まぁこれは好みの問題なので…
世界を滅ぼすきっかけが一人の女なのは全然構わないのに、世界を救おうとするきっかけが一人の女なのはすごい嫌だっていうのは完全に私の性癖の問題なので…
いや、なんだろうな、振り返ってみるとあの舞台は何を見せたかったのかよく分からない。
戦争とはなんたるか、を考えさせられたのはそれは歴史として知っているからで、それは物語の力なのか?というと、うーん、微妙な所…
前半のギャグも、後半のしんどさまっしぐらを思えば後半の展開の重さとの比較の為に必要だったのかもしれないけど、もっと他に見せるものあったんじゃないか?とも思う。
私は本編上でのワカハイ同士のわちゃわちゃとかそういうのは求めてないので、あれ本当に何だったんだろう…と思ってしまう。
東宝演劇でああいう身内ノリみたいなネタ見せられても正直私は引いてしまうんじゃ。
後半とか大楽近くとかどうだったんだろうか。
なんかもにょもにょした感想になってしまったけど、拡樹さんがこういう舞台に出演したのは嬉しい。
私が鈴木拡樹に望んでいることは「もっとたくさんの上手い役者さんと共演して欲しい」なので。
本人は大変かもしれないけど周り初共演の人ばっかりみたいな現場をもっと踏んで欲しい。