【めちゃくちゃ刺さった】黑世界についての狂った感想【リリーと某キャラについてのネタバレ感想】 | 杢ログ-Mokulog-

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↓雨下の章の感想はこっち↓

 

↓日和の章の感想はこっち↓

 

え~~~わたしほんとゆるくて軽いTRUMPシリーズのファンと言えるほどでもない観光客なんで曲と曲の繋がりとか世界観の深い設定とか用語とかそんなに知らないのでトンチキなこと言ってたら本当にすみません。

この前までヴラド機関は血盟議会直属の下位組織で、PSYCHO-PASSシリーズで言う所の厚生省と公安局みたいなものかと思っていた。

一応秘密結社みたいなもんなんですね…?

ヴラド機関は仕事してるの?ラッカとノクはめちゃくちゃ仕事してるように見えたけどな…

あとダリちゃん様も一応仕事してたのかな…思い出せるダリちゃん様だいたい人間椅子してるか「平伏せ!下賎の者ども!」って言ってるかどっちか…

いや嘘です。リリウムの次に好きなのがグランギニョル。

 

前置き長くなりました。それでは予告通り狂いますね。

とか言いつつ盛って言ったのでそうでもないと思います。ごめんね。

 

雨下見て日和見て一晩経ってからめっちゃくちゃじわじわと…じわじわ…シュカ(演:松岡充さま)が…じわじわ…じわじわ…すっっっっっっっっごくキた!!!!!

なんならシュカを思って昨日はびゃあびゃあ泣いた。ヴァイオレット・エヴァーガーデン見てから涙腺が緩いし情緒不安定。

ついに私にも繭期が来てしまったのかもしれない。う、うそだ…私は繭期になんてならないんだ…!

 

いや、というのも日和の『血と記憶』をふと思い返していて「リリー襲われるの急過ぎじゃね!?今まであいつら何を…何を…」とツッコミかけた時に気付いた。

 

あ~~~~~~これまではシュカが~~~~~~シュカが~~~~~~~~

シュカがリリーに降りかかる火の粉全部振り払って来たからだ~~~~~~~

 

でも日和はシュカの死後の話だから…これたぶん時系列的に雨下→日和だよね。

 

たぶんこれまでも何度も何度もヴラド機関はリリーを捕獲しようとひでぇこと仕掛けようとして来たんだろうけど、その手がリリーに届く前に始末して来たんだろうな…

雨下の序盤のアレみたいにさ…

 

シュカはさぁ、シュカは自分も狂った実験に参加していて自分も狂気に染まっていたし罪深いと言っていたけどさ~

でもさ~シュカのさ~リリーへの問いかけはさ~「両親は?友達は?」って中身だったじゃんか…

それって本人無自覚かもしれないけどリリーを個人として見ていたってことでしょ。

ここに連れて来られる前のリリーの人生(ヴァンプ生)があったことをちゃんと解っているって事だよね。

じゃなきゃあんな質問しないよね。

雨下の序盤でリリーが見た幻想はたぶんシュカからの問いかけをうっすらと覚えていたからなんだろうな…

 

シュカがリリーの傘にも屋根にもなろうとしなかったのが、イイ。逆にイイ。

ずっと見守っていただけ。でも実際結構手助けてしてたんじゃないかと思う。

アイダの屋敷に幽閉された件とかやきもきして見てたんじゃないのかな…

どうしよう…近所で不審者扱いされていたら…

でもちゃんと挨拶できる奴だったなシュカは…リリーもシュカもちゃんとコミュニケーション取れるまともなヴァンプだった…

 

シュカは、最初からなんとなく「おまえひょっとしたら結構良い奴か?」って思っていた。

髪の毛もじゃもじゃしたどじっこ系成人男子は信用しない方針だけど、高飛車で口が悪いロン毛の男はちょっとだけ信じられる可能性がなくもない。

因みに黑世界視聴後の今でもクランは信用していない。あんな所に行ったら高確率で死ぬに決まってるんだ。

 

思えば思うとシュカが健気過ぎて涙が出て来る。

つかず離れず、ずっと見守って来たんだろうな…

シュカがリリーに対して見出していたものは何だったのかな。

不死への憧れでも無ければ一人の少女に対する恋慕でもない。

いや、うーん、上手く言えないけど、なんだかちょっと分かる…というか、分かんないんだけど「全く分からないわけではない」って感じ。

ウルを飲んだのは不死のリリーに近付きたかったわけでもなくて、ただ少しでも長くリリーという少女を見ていたかっただけなんだろうな…

シュカはリリーに「狂ってしまえば楽なのに」と言ったけど、それはシュカだって同じ。

たぶん普通にいい人だろうから、シュカは。

だから狂気に落ちないまま不死であり続けるリリーの旅を見ててシュカだって胸を痛めたかもしれない。

でもシュカだって狂気に落ちなかった。それはたぶんリリーを傍で見ていたからなんじゃないかなぁ…

 

私はよく「推しがよく死ぬ」って言う。本当によく死ぬ。9割くらいの確率で死ぬ。

でもシュカはたぶん「あの最期だったからこそ推しになった」んだと思う。

 

最後の最期でリリーに全てを告白したのは、リリーに許して貰いたかったのもあるかもしれないし、自分の全てを知っていても怒り狂ったりしないかどうかの、最後の試しもあったのかな。

でもリリーは全部許したよね。やっぱり女神様だと思うな…

 

シュカだけじゃなく、ラッカやノクや、色んな人達は、強くて優しいリリーの生き様をきちんと理解して見ていた人はみんなリリーより先に逝ってしまうけど、それでもリリーの気高く魂の純潔を貫くような生き様は決して知られざるモノではないんだよね…

リリーの旅は孤独で孤高だけど、本当に意味では独りぼっちなんかじゃない。と思いたい。

そんな風に感じてしまうのはリリーが出会った人達を誰も蔑ろにしないからかもしれない。

 

えー、そんな私はリリーとシュカの話がもっともっと見たいでーーーーーーす!

むしろ全面シュカ視点の前編シュカ独白の話とか見たいでーーーーーーす!

 

リリー…やっぱり女神様だと思う…ママ…(やめい

 

衣裳のせいかもしれないけど(膝丈ワンピかわゆかった)鞘師さんLILIUMU公演の時から全然変わってないように見えたわ…

綺麗で可愛かった…鞘師さんも不老なのかな…黑世界キャストは不老族の集まりなのかな…

 

予定されていた『キルバーン』のキルバーンってどんな意味かと思って調べたら地名か人名かダイの大冒険しか引っかからなかった。

やっぱり人名なのかなぁ。新キャラとかかな…

 

リリーの旅路に平穏で安らかな死がありますように…