音楽朗読劇『黑世界』9/22マチネ配信視聴【ネタバレ感想】 | 杢ログ-Mokulog-

杢ログ-Mokulog-

杢燐-Mokurin-のブログです。みたものの感想などなど。

音楽朗読劇『黑世界 ~リリーの永遠記憶探訪記、或いは、終わりなき繭期にまつわる寥々たる考察について~』

 

 

私がTRUMPシリーズで一番好きなのはズバリ『LILIUM』です!

リリーとスノウが一番好きです!

 

TRUMPシリーズ永遠の初心者(でいたい)なのでシリーズの深い設定が裏設定や小話は殆ど知らず、上演されている物語だけの知識しかないので何処かトンチキな事を多々言うと思いますがその辺りはご容赦下さい。

私は割と軽く繭期の観光が出来ればいい程度のライトライトライト層(でいたい)なので至らない点が多々ございますが、好きで触れている物語である以上、感想は書き残したいと思いこの記事を書いております。

重ねてご容赦下さいませ。

 

それではネタバレ感想になります。未見の方はどうぞご注意下さいませ。

 

 

鞘師さん、今が22才ってことはリリウムやってた時は何才だったの!?

16歳くらいでやったの!?あの役を!そんな歳で!?恐ろしい。実力と才能が恐ろしい。

 

配信観ながら書いたメモ見ながら書き起こしてますので箇条書きっぽく行きます。

 

第一話『イデアの闖入者』

リリー…綺麗だよ…オルゴールにあるお人形さんみたいなダンスだよ…

最後まで見てからもう一回見るとシュカが健気過ぎる…リリーを守っていたんだなぁ。

それにしても松岡くん金髪美しいな…歌声がパワフルだな…

松岡くん49歳か…松岡くん自身もマジで不老者なんじゃないのかな。

リ゛リ゛ス゛ノ゛(息の根止まった)

えっこさん演じるチェリー(仮名)はリリーが生み出した別人格みたいなものなのかなぁ。

本当かなぁ…(もうTRUMPシリーズでも何でも疑うスタイル)

えっこさんが、えっこさんがいつ「[検閲により削除]」っていう言うのかなって思っちゃった。

 

セットがめっちゃ好き。衣裳が好き。全面Bozみたい。

 

第二話『ついでいくもの、こえていくこと』

え!!??チェリー下着つけてんの!?(そこに反応すんなや

リリーの「ばたんきゅぅ」かわい過ぎる。それ着ボで配信して欲しい。

ハンターって聞くと親方の過去を勘ぐっちゃうんだけどリリーの年代は遙か未来だもんなぁ。

私は目玉焼きには塩胡椒ソースです。

ソーシャルディンスタンスパンチ。

技術の継承と発展と進化もひとつの「永遠」だよね…

てっきり親方が即死して弟子達が絶望してヤケクソになる話かと思ったらそんな事なかった…

なんか…普通に良い話だった…しんみりした…

 

 

第三話『求めろ捧げろ待っていろ』

口に出したい日本語のタイトルだ。

リリーちゃん、リリーちゃんどうしたの…と思ったらなんか変できもちわるいの出て来た…(好き

「わけを聞かせて手短に」「目と目が合えば美青年」「正気?本気?」

↑今後積極的に使っていきたい日本語だ。

いつ拍子木の音が聞こえてくるの!?って思っていた。

こういうリリーも…好きだよ…

中尾ミエさんが力強すぎて存在感すごい。そして美しい。

御年74歳ですって…!?ひょっとしたら中尾さんも不老なのでは…

ヴァンプだったら「繭期だからな…」で済むけど人間でこういうの見せられるのきっつい。

「繭期」っていう概念がある世界にこういうアレな人間を見せられると余計に辛い!

そしてなんか、なんか自分を見ているようでつらい!痛い!ウワァァァァァァ!!!!!!!(血涙)

でもなんか、あの人達はあの人達で、あれはあれで幸せなんだろうな…

温厚なヴァンプ殺さない限りは…

ライザとダリちゃん様が戦う世界線が見たいなってちょっと思っちゃった。

 

 

第四話『少女を映す鏡』

美しくて可愛らしくて切なくて悲しくてぬくもりがある話だった…

え…うそでしょ…これ本当にTRUMPシリーズ…?

親にも見捨てられて孤独な繭期を過ごしたアイダは繭期の悪影響でリリーを幽閉したけど、繭期が明けて正気に戻ったアイダはリリーを解放してその仕打ちを謝罪した。

この時の、アイダのソロが本当に美しくてな…アイダの心が美しいっていうのは本当だったんだろうな…

リリーは女神様なのかな…

タイトルの「少女を映す鏡」っていうのはリリーのことじゃなくてアイダの魂の在り方を見ていた少年の事だったのかなぁ…

 

 

第五話『馬車の日』

ある意味すごい正しくTRUMPシリーズだなーって思った。

ヤバい親子とループもの。そして手より口が早いヴァンプ(すぐ噛む)

地獄のような終わり方かと思ったらわりと綺麗な…歪んでいるけど綺麗な終わり方だった…

綺麗?綺麗なのかなぁ…箱庭の幸せって感じだ。

 

 

第六話『枯れゆくウル』

リ゛リ゛ス゛ノ゛

リリーは…女神様なのかな…

シュカすっごいまともだった…どんな危ない奴かと思っていたらめちゃくちゃ健気な奴だった…

リリーは…いやリリー様は…女神様です…(拝み

シュカがリリーの傘になろうとかするんじゃなくて、ただそっと見守っているスタンスが、なんか返ってすごくツボで…

チェリーが口悪いけどちょいちょい良い子だな…

リリー様マジで女神過ぎて涙が出てくる…

 

 

全体的に「え?これ本当にTRUMPシリーズの最新作!?」ってくらい綺麗な話だった…

綺麗な話というか、綺麗とか言い切れない話も中にはあったけどマリゴやグラギニョでイライラが殆ど無くてすごいストレスフリーだった…

マリゴやグラギニョは登場人物にイライラしてナンボだと思っているんでそこも一つの魅力だと思っているんで悪いことではないと思っています(でないと話が進まないしな!)

 

綺麗な話、に思えたのはリリーの主観で語られる物語達だったからなのかな?って思った。

リリーが全てを受け入れて肯定して許すから、そういう視点で語られる物語だからこの『雨の下での物語』は雨水が清めるが如くの浄めと清らかさがあったのかもしれない。

 

さて、夜は日和の章。うえーんこわいよーリリー頼むからリリーは正気を持ったままでいてよー