こんにちは
トータルメンタルサポート
ラポール・ラボの
ジュンコ田中です
今日はジュンコ田中オリジナル
心のネタシリーズその⑯の
リメイクバージョンです
【たったひとつのルール】
今日は遠洋漁業の漁師さんが
とても賢い『たったひとつのルール』で
船の中という狭いコミュニティを
良好に保っているというお話です。
遠洋漁業の漁師さんは
毎日も何日も狭い船の中で
少人数の同じメンバーで
顔を突き合わせて
過ごさなくてはなりません。。
揉め事があったりしたら
逃げ場がないのでとってもまずい
かと言って、
いろいろなルールを作ったら
それはまた緊張感が高まってしまい、
ギクシャクしてしまいます。
簡単で誰でもすぐできる
『たったひとつのルール』があるから
良い関係を続けられるそうです。
それは、
『たとえそれが
100回目でも200回目でも、
まるで初めて聞くかのように
相手の話を聞く事』
だそうです。
自分が聞きたいか
聞きたくないかは関係なく
ともかく、
相手が喋りたいように喋るのを聞く
それが、
関係を良好に保つのに重要な事なんだと
長い長い経験から、
漁師さん達は気付いたんですね。
もちろん誰か一人だけが話すのではなく
順番に回していくのでしょうね
ところで
『家庭』も狭くて小さいコミュニティです。
その中で同じメンバーで
長く一緒に顔付き合わせて過ごすのって
『遠洋漁業の船』に乗っているのと同じです。
あなたはメンバーの誰かが
前に聞いた話を、またしてきた時に
『前にもう聞いたわよ、覚えてないの?』
なんて言っちゃっていませんか?
同じ事を何度も言ってきた時に
『しつこいわね〜』
って思ったりしていませんか?
そのメンバーが
アスペルガーだった場合は、
特にその発達障害の特性で
『前に話したかどうか』
本当に忘れちゃっていたり
『何度も言っているかどうか』
感じていなかったりします
相手が言っていることは
『同じ話』かもしれません
それをまるで初めて聞くかのように
相手の話を聞いてみませんか?
遠洋漁業の船の中のように
きっと良い関係を長く保つ事が
できるようになりますよ
この、狭いコミュティの中で良い関係を保つ
『たった一つのルール』は実は
『傾聴』という
「カウンセリングスキル」の一つなんです。
傾聴スキルは頷きとか
『へ〜』『ほ〜』とか『それで?』などの
相槌がとても大切です。
ところで、自分は聴けるけど
アスペルガーのパートナーに
『自分の話を聞いてもらえない』
というストレスが『傾聴』されたい
カサンドラさんにはかなりはストレスです
残念なことに、
アスペルガーの人に『傾聴』を望むのは
犬に『にゃー』と鳴けと言うのと同じくらい
難しいかもしれません。。
その理由は
まず、自分が興味がないことに
意識をむけるのが難しいという
『興味関心の偏り』という特性がある事。
そして、さらに
アスペルガーの人は聞いているとしても
一生懸命聞こうとすればするほど
無表情で固まってしまうという
『シングルタスク』という特性もあるから
『傾聴』をするのはハードル高くなります。
『シングルタスク』というのは1つのことしかできない
つまり、2つのことを同時にする『ダブルタスク』が
できない(苦手)と言う特性です。
『傾聴』で大切な『聞く』と『頷く』の同時進行は
『ダブルタスク』になってしまうので
アスペルガーの人にとっては苦手なことでです
アスペルガーの人は自分が話をする時も
『相手が飽きてきてるな?』とか
『様子を見る』と『話す』というのが
『ダブルタスク』になってしまうのい
いつまでも自分の『興味関心』のある話を
話し続けることが多くあります。。
アスペルガーのパートナーはこの
『興味関心の偏り』と『シングルタスク』という
このアスペルガーの特性を
頭の隅にちょっと入れておくと
カサンドラから脱却しやすいです
こんな、
アスペルガーの人の特性を知った上で
家庭という狭い船の中で
良い関係を長く保つには
あなたができることはなんでしょう?
心のネタシリーズで
だんだん見つけていってくださいね
ではまた
ジュンコ田中でした
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