こんにちはトータルメンタルサポートラポール・ラボのジュンコ田中です。(インフルエンザは辛かったですが、なんとか治りました皆さまご迷惑をお掛けしましたm(_ _)m)
今日は50代からの人生に悩む方に
『人生の転機 5つの考え方』の1つをご紹介します。
例えば
進学、就職、人事異動、転勤(海外含む)、
管理、昇進、転職、独立開業、会社倒産による失業、
学校や会社などでの転機。
退職、結婚、離婚、本人や家族の病気などの
ライフイベントなどの転機です。
この人生の転機にあーしたらいいか?したらいいか?と誰でも悩んでしまいます。
そんな時に『こういう風に考えたらいいよ』という
『キャリア理論』というちゃんと研究された理論があります。
参考までに・・『キャリア』の本来の意味はよく誤解されている『会社で働いて きた実績』ではありません。車輪の通った跡(轍・わだち)(=キャリア)のように主婦でも学生でも、自分の人生の通ってきた経験全ての事です。
この人生の転機や過渡期、移行や節目のことをキャリア理論ではトランジション(transition)と言います。
トランスフォーマーという変身ロボットの変身の掛け声『トランスフォーーム』と 言っている瞬間の事と考えるとわかりやすいですね。
では『人生の転機 5つの考え方』今日は1つ目、
キャリアコンサタントのブリッジスさんの
3ステップモデルです。
****************
キャリアコンサタントのブリッジスは転機を次のように考えていました。
トランジションはある状態が終わり、別の状態が始まるまでの移行の過程
つまり、転機の始まりは「何かが終わるとき」という考え方です。
『終わり(終焉シユウエン)』から『空白』に至り『始まり』があるという考え方です。
大きな転機であればあるほど、
途方にくれたり、虚しい気分になったりといった
「中立圏」=「空白」を経験し、
そこから徐々に「新たなはじまり」に向けて
気持ちを統合していくとう考え方です。
例えば、
「結婚」という『トランジション』は、「独身」が終わり「空白」があって「夫・妻」が始まるとか、
「離婚」という『トランジション』は、「夫・妻」が終わり「空白」があり「独身」が始まるという考え方をします。
「学生」「親」「娘・息子」「主婦」など複数の立場をしている方が多いと思いますが、それぞれに『トランジション』が訪れます。
どうしても『トランジション』に立つと人は、
次の「開始」にばかり目を奪われて、
何が終わったのかという「終焉」のことを忘れてしまいがちですね。
学生にはちゃんと『卒業式』という自然に意識できる儀式があり、『春休み』という『空白』の期間があります。
儀式がなくなった大人は何かトランジションに当たった時には自分で『卒業式』=『終焉』と『春休み』=『空白』を意識してみるといいですね。
あとの4つもお楽しみに〜
ではまた
ジュンコ田中でした^^