『我慢をする』を司る脳は前頭葉です。
5歳くらいから前頭葉が
『我慢ができるレベル』まで成長するそうです。
子供が転んで擦りむいたりした時に
親が『わぁー大変だー』と大騒ぎをすると
大した傷じゃなくても益々子供は痛がります。
もしくは、痛いような気になります。
子供の『強い心』を育てるには
痛い気持ちに共感し手当をしつつ
『我慢する』事を教える事。
当たり前なことですが
子供にちゃんと『我慢する』をさせる事が
なかなかできてない親が多いです。
親が子供が泣いている声を聞くことが『我慢』できないのです。
そんな親は
感情的に『我慢しなさい‼️』と
怒鳴りつけたり
他のおもちゃなどを与えて
気をそらさせて
一刻も早く泣きやませようとします。
子供の「我慢する」=「強い心」を育てるには
親はまず自分のしている事を止めて
怪我をした子供に寄り添い
「痛いね。擦りむいたんだね。
だけどこの傷なら大丈夫そうだよ。
何日かすれば痛いのはなくなるから、
我慢しようね」
共感して、
安心させ、
事実を受け止めさせて、
我慢させる。
親がこれだけの手順を踏んで上での我慢は
子供の脳を成長させます。
一人で放置されてする我慢は
逆に脳を萎縮させます。
真逆の結果になります。
「我慢する脳」は「前頭葉」です。
「前頭葉」が「我慢する」ができるまで成長するラインは
4歳くらいだそうです。
まだ「前頭葉」が発達していない幼児の場合は
食べてはいけないと言ったおやつを
親が見ていないうちに我慢できなくなって食べてしまいます。
大人も「我慢」するのは「前頭葉」を使っています。
注意してもらいたいのは「我慢する」から前頭葉が発達するのではなく
前頭葉が発達すると「我慢する」ができるようになると言うこと。
幼い頃に虐待を受けると
「前頭葉」が萎縮すると言う研究結果も出ています
(富山大学 友田朋美先生の研究)
『我慢する』=『強い心』脳を育てるのは
親の愛情に勝るものはありません。
ではまた
ジュンコ田中でした!