ジャッキーチェン『少林寺木人拳』 私の原点 | 木蓮 花だより☆ 暮らしの中の小さな気づき

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久しぶりにジャッキー・チェンの映画『少林寺木人拳』を見ました。

この作品はジャッキー・チェンが22歳ころの初期の作品になります。

数あるジャッキー・チェンの作品の中で私が一番好きな映画になります。

 

私が12歳の頃、小学6年生の頃にこの『少林寺木人拳』をテレビで見ました。

12歳ながらにとてもしびれましたね。

カンフー映画に度肝を抜かれたというのもありますが、何より私の心を奪ったのは、ひたむきな青年演じるジャッキー・チェンの肉体の凄さでした。

聾唖(ろうあ)の、つまり言葉が話せないという障害を持っている青年をひたむきに演じるジャッキー・チェン。少しずつ強くなっていくという、王道の物語に心を動かされない人がいるのでしょうか。

悲しみ、復讐、生い立ちと暗い部分があるのは確かなのですが、若いジャッキーがそこにいるだけでただただ、美しい何かを感じるそんな作品です。

 

主題歌がまたよくて。

『ミラクル・ガイ』。日本版でしか聞けないのですが、この音楽が本当にこの映画にあっていて、心揺さぶられるのです。

 

聾唖だと思っていたけれど、実は…、師匠だと思っていたのに実は…

ラストでわかっていくことに胸打たれます。

 

木人拳といっても、木人拳があるわけではなく、木人のびっしりいる通路を通過しないと、少林寺の修行を終えることができない。

木人怖いなあと昔は思っていましたが、今見ると、結構可愛い。

 

今の私がジャッキー・チェンについて語るなら。

彼がとてもセクシーな俳優だということです。

肉体の美しさは勿論ですが、声がとても甘やかです。吹き替えの声とはまた違う、耳に心地よい優しい甘さがありますね。

ジャッキーは人の目を何より惹くわけです。

 

動いて動いて、敵の前に物ともせずに向かっていく雄姿。

『小林寺木人拳』の若きジャッキーを是非見て欲しい。

 

あの日本版のラストの衝撃。

ジャッキーをそっと抱きしめてあげたい。

私も歳を重ねました。

ジャッキーの作品を改めてゆっくり見たい。