クラシックと云う勿れ18 | 音楽って素敵 ₍₍¶(ू⁄›˅̮‹ू∖)⁋₎₎ ♪♬

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クラシック音楽のコンサートなどなど拙い文章ですが、気侭に綴っています♪

今宵の一枚は、
映画音楽の巨匠ジョン・ウィリアムズの最新作
『ギャザリング・オブ・フレンド』
チェロの巨匠、ヨーヨー・マとの共演盤です。



【曲目】
作曲:ジョン・ウィリアムズ
1. チェロ協奏曲(2021改訂版)
2. 「シンドラーのリスト」より3つの小品
(I.テーマ II. 1941年冬、クラクフのユダヤ人街 III.追憶)
3. ハイウッドの幽霊
4. 「リンカーン」より誰に対しても悪意を抱かず
5. 「ミュンヘン」より平和への祈り*

【演奏】
ヨーヨー・マ(チェロ)
ジョン・ウィリアムズ指揮]
ニューヨーク・フィルハーモニック
パブロ・サインス=ビジェガス(ギター*)
ジェシカ・ジョウ(ハープ)

【録音】
2021年9月
NY マンハッタンセンター


チェロ協奏曲は、2001年にヨーヨー・マーと録音しており、今回は20年の歳月を経て改訂版を録音。
前回の録音も事前に聴いた感想としては、ジョン・ウィリアムズのエンターテインメント系の作品と違い現代作曲家としてのシリアスさが出て正直面白くない曲だったので、差程期待しないで聴いたのですが、改訂版ではオケに厚みがあり、マーのテクニックも余すことなく駆使しており、前回の録音より多少面白くは聴けたけど、ジョン・ウィリアムズの大先輩であるコルンゴルトのような甘美性を期待すると肩透かし(前回版と内容は同じだから当たり前だけど)。
シリアスなジョン・ウィリアムズの作品を聴きたいコアなファンにはおすすめできますが、エンターテインメントな音楽を期待する方には正直おすすめできません。
但し、シンドラーのリストからの音楽など美しいメロディの映画音楽も入っているので、捨て難いところはあるので、近々発売予定されているムターの為に書かれたヴァイオリン協奏曲(2番…過去にヴァイオリン協奏曲は既に書いているので、番号は付いてませんが2番ってことになるので)と共に現代作曲家としてのシリアスなジョン・ウィリアムズを堪能するのもコアなファンの楽しみの一つですね。
あとニューヨーク・フィルハーモニックを起用しているのも良いですね音譜
録音も優秀。
それにしてもヨーヨー・マーのチェロは素晴らしい!!