今宵は、
古い録音ですが
ベートーヴェン:
1. ピアノ協奏曲第5番変ホ長調 op.73『皇帝』
2. 合唱幻想曲 op.80
ルドルフ・ゼルキン(ピアノ)
ウェストミンスター合唱団(2)
ウォーレン・マーティン(合唱指揮:2)
ニューヨーク・フィルハーモニック
レナード・バーンスタイン(指揮)
録音時期:1962年5月1日
録音場所:ニューヨーク、マンハッタン・センター
録音方式:ステレオ(アナログ/セッション)
木さん的には、これぞ『皇帝』の中の『皇帝』。
My BEST盤。
ゼルキンは、晩年のイメージが強くもっと穏やかタッチのピアニストって思っていたけど、この盤では、ダイナミックな音色を聴かせてくれます。
伴奏のパーンスタインも勢いがあり、ピアニストに負けじと煽りまくるのが聴いていて爽快。
深遠さを求める方には推しは出来ませんが、ともかく大迫力で気持ちの良い『皇帝』を聴きたい方ならきっと満足してくれるはず。
最近出たツィメルマンやブッフビンダー盤よりずっ〜と良いです‼️
ピアニストも指揮者も格が違うと言うか、大物感が凄い‼️
古い割には録音も鮮明(1,000円程度の24bitリマスター盤)。
余白の合唱幻想曲がこれがまた良い。
冒頭からゼルキンもバーンスタインもノリノリ。
今までベートーヴェンの作品の中では駄作感あったのですが、フィナーレの盛り上がりを聴いて『やっぱり演奏者が共感してるとこんなにも違うのものかと』改めて思いました。
聴いていて、スカッと元気の出る素敵な一枚です。
(合唱幻想曲のソリストの表記がないのは残念…ネットで色々調べたけど結局分かりませんでした)。