ベートーヴェン
交響曲第9番 ニ短調 op.125《合唱付》
管弦楽:東京都交響楽団
指揮:小泉和裕
コンサートマスター:矢部達哉
ソプラノ:安井陽子
メゾソプラノ:富岡明子
テノール:福井 敬
バリトン:甲斐栄次郎
合唱:二期会合唱団
合唱指揮:増田宏昭
2018年のシメは、第9にするかくるみ割り人形にするか悩みましたが、結局、今年のコンサートのフィナーレを飾ったのは、ベト様の『第9』♩♬♡
以前のブログで年末の第9は、飽き飽きとか言いながら、結局、今年も聴いてます(笑)
さて、第9のチケット販売は、夏の終わり頃から各オケもスタート。
まだ暑い最中、年末誰の指揮でどのオケで聴くか悩みどこ。
昨年と同じく正直これってのがなく…結局、4年続けて都響の第9(^_^;)
(都響のすごいファンって訳でなく、日程や時間など考慮した結果、ここ数年、都響・芸劇の第9のパターン)
特に今年は小泉さんなら無難な演奏の分、面白みはないだろうなぁと、またチケット押さえてから発売された正統派ヴィットNJP、ラテンの香り感じるバスケス東京フィルいいなぁって思ってました(笑)
しかし、無難・面白みない…失礼しました( ̄▽ ̄;)
いやぁ実際聴いて凄かった!!
年末の第9だとオケも指揮者お仕事感あり、前半はノリも悪く生ぬるい演奏も過去聴いたことあるけど(合唱入って盛り上がるパターン)、小泉さんは違った!!
出だしから何かオーラ的なものが。
気迫ハンパない!!
全曲通して小泉さんの集中力や気力がものすごく、オケもそれに応え渾身の演奏♪
解釈的にはオーソドックスだけど、そこを突き詰め昇華させ素晴らしい第9を聴かせてくれました(なかなかこれが出来る演奏には巡り合わない)♩♬♡
ソリスト・合唱は、二期会チームなので、安定感あり。
合唱は、80名ほどながら声量は、その倍くらいの力強さ。
ソリストの福井さん、甲斐さんは、鉄壁!!
大合唱の中で埋もれずちゃんと声が届くのは、さすが!!
安井さん、富岡さんも良かった。
第三楽章のホルン・ソロは、譜面上の4番ホルンでなく首席の有馬さん。
フィナーレのコーダは、小泉さんも都響もバッチリ決まりお見事!!
今年最後のコンサートは、素晴らしい演奏で締めくくることができて大満足(╹◡╹)
オケは、16-14-11-10-8、2管♪
弦楽たっぷりの低音重視型!!
演奏時間は65分くらいだったかな。
小泉さん来年古希を向かえるけど、本当すごい巨匠になったなぁって改めて実感。
木さん的には、小泉さんの指揮で今のところハズレなし!!
(安定路線・無難とか言ってるのにねw)
2018.12.24(MAN)
14:00
東京芸術劇場コンサートホール
芸劇2月以来だからめちゃ久しぶりでした♪
【補足】
合唱は、最初から
ソリスト、ピッコロ・打楽器(トルコ行進曲チーム)は、第二楽章と第三楽章の間に舞台入場でした。