プロコフィエフ
ロミオとジュリエット(全3幕13場)
芸術監督:大原永子
振付:ケネス・マクミラン
装置・衣装:ポール・アンドリュース
照明:沢田祐二
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
指揮:マーティン・イェーツ
新国立劇場バレエ団、6月のアラジンから待ちに待った新シーズンオープニングは、プロコフィエフのロミオとジュリエット。
主役は、ジュリエット役の米沢唯さん、ロミオ役のワディム・ムンタギロフ。
ムンタギロフは、初めてなので期待に胸躍りながら、オペラパレスで開幕を待つ瞬間の何とも言えない興奮は、新国立劇場バレエ団ならでは‼
やはり期待したどおり、ムンタギロフのロミオは、最高でした‼
青年ロミオの躍動感を見事表現
流石です。+.。ヽ(*>∀<*)ノ。.+。キャハッ
ムンタギロフの踊りも最高ですが、それ以上に素晴らしかったのは、ジュリエットの唯姫‼
まだ少女のあどけなさが残る序盤のジュリエットから恋に目覚め大人の女性に変化を踊りと表情(遠くの席なので表情なんて、よく見えないけど、遠くからでも伝わるのが凄い‼)だけで見事に表現できるのは、お見事というか凄すぎ‼
唯姫のジュリエットをじっくり見れただけでも大満足‼
もちろんロミオの亡骸の前でジュリエットが絶望と悲しみで命を絶つシーンでは号泣。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。
(個人的には、絢子姫より唯姫推しです)
あまりまだバレエのことは、詳しくないので他の配役のダンサーのことは、よくわからないのですが(特に今シーズンより配役の書いた紙を配布しないので、誰が誰か遠くの席ではよくわからない)、3人の娼婦の踊りがめちゃ上手いと思ったら寺島亜沙子さんのお名前が‼どおりで存在感が違う訳だ‼
また、キュピレット夫人を演じた本島美和さんの存在感も印象的でした。
新国立劇場バレエ団の公演の凄いところは、端役までもが豪華メンバーってのが相変わらず凄い‼
そして、今シーズンより新メンバーとなった池田理沙子さんは、ジュリエットのお友達役で出ていたけど、今の印象はなし…但し、この彼女は、今後の公演(シンデレラ・コッペリア・眠りの森の美女)で主役を務めるとのことでなので、そこでの踊りと演技を期待いたいところです(顔はカワ(・∀・)イイ!!、でも踊りは顔ではないのよ)‼
さて、今回踊りもさることながら、イェーツ率いる東京フィルの演奏が本当に素晴らしかった(^^♪
千秋楽といこともあったのかオケはこなれていたし、大管弦楽による豊かな音色とプロコフィエフ特有のモダンな響きを見事に表現。
また、特殊な管弦楽編成(オルガンやマンドリン…しかも6本も‼)など聴きどころ満載♪
やはりプロコフィエフの音楽は、良いなぁ(^^♪
一つ残念だったのは、自分の体調の悪さ。
この日は、会場が暗くなる度に睡魔が…
何とか寝ずに全部観切ったけど、ほんの数秒意識を失う瞬間もあり、肝心な踊りを見過ごすこともあったのは、本当に残念(´;ω;`)ウッ…
素晴らしかった分、余計に悔しいY(>_<、)Y
しかし、あまりも素晴らしかったロミジュリだったのでロミジュリロスが…
次回、シンデレラまで長いよーo(TωT )
2016.11.5(SAT)
14:00
新国立劇場 オペラパレス