ベートーヴェン
ピアノ・ソナタ第26番変ホ長調作品81a「告別」
ピアノ・ソナタ第24番嬰ヘ長調作品78「テレーゼ」
ピアノ・ソナタ第14番嬰ハ短調作品27-2「月光」
ショパン
夜想曲第1番変ロ短調作品9-1
夜想曲第2番変ホ長調作品9-2
ワルツ第1番変ホ長調作品18「華麗なる大円舞曲」
ワルツ第2番変イ長調作品34-1
ワルツ第3番イ短調作品34-2
練習曲第12番ハ短調作品10-12「革命」
練習曲第3番ホ長調作品34-2「別れの曲」
バラード第1番ト短調作品23
アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ変ホ長調作品22
《アンコール》
エルガー
愛の挨拶作品12
元祖クラドル(クラシックアイドル)という呼び方は、失礼だと重々思いながらも御歳を重ねても相変わらずかわいらしい仲道郁代さんのピアノの響きは、日曜日の午後にはぴったり!!
演奏とお話(作曲家や曲にまつわるエピソードなど)を交え、お声もかわいらしい仲道さんは、奏でるピアノも仲道さんの雰囲気そのもので、優しい音色に包まれる至福の午後の音楽会でした。
前半のベートーヴェンのソナタは、仲道さんの奏でるピアノのタッチがあまりにも優しく、ベートーヴェンの持つ重厚さを味わうには、物足りなさも感じますが、こういった優しい感じのベートーヴェンは個人的には好きです。
また仲道さんは、演奏する曲目に合わせて、前半ベートーヴェンは黒を基調としたドレス、後半ショパンはピンクを基調したドレスに着替えるなど視覚的にも雰囲気を変える演出は仲道さんのセンスを感じさせます。
さて、後半のショパンの名曲オンパレードは、仲道さんの独擅場!!
仲道さんの素質とショパンの相性はもちろんばっちり!!
美しいショパンを堪能させていただきました。
またお話もとてもお上手!!
アンコールは、エルガーの愛の挨拶(仲道さん曰く、みなさんにいろいろ曲を届けたく本プロが盛りだくさんになってしまい時間がいつも押してしまうので、アンコールは1曲のみとのことです。この日も4時は回っていました。)は、ヴァイオリンとピアノ(またはオケ)の版は、良く聴きますがピアノ独奏版で聴いたのは、初めてでしたが、仲道さんと合っており、アンコールまで仲道さんの優しさに癒されたリサイタルでした。
終演後は、お決まりのサイン会。
演奏後かなり疲れているはずですが、サイン会に並ぶお客さまに笑顔で接しられた仲道さんのお人柄に最後の最後まで癒されました。
2015.11.8(SUN)
14:00
海老名市文化会館大ホール
生憎の雨模様(´・ω・`) 仲道さんは、晴れ女と言っていたのですが、パワー通じず(><;)