今日、娘の2回目のワクチン接種に付き添ってきた
待合室に「おおきなかぶ(The Giant Turnip)」という絵本があった
おじいさん、おばあさん、そして、動物たちが力を合わせておおきなかぶを引っこ抜く(pull up)というロシア民話(a folk story; a folktale)だ
かぶといえば、もうひとつ私が社会人になったときからやっているかぶがある
こちらは蕪ではなく株、株式(stock)だ
やっている(trade)というより持っている(hold)
という方が近い
長いことやっているが
セミプロでもなければ
特別な勉強をしたことも
セミナーなどに参加したことも
これまで一度もない
ただ買って持っているだけだ
よくいえは長期保有(hold stocks for the long term; held for a long time)
悪くいえば(大半の期間は残念ながらこっちだ)、塩漬け(sitting on shares; holding shares until they recover)だ
新聞やニュースでは日本語、英語混在で金融の専門用語をよく目にする
そこで、いくつか用語をピックアップして日英併記してみると
金融緩和(monetary easing)
積極的な金融緩和(aggressive monetary easing)
金融引き締め(monetary tightening; credit squeeze; credit crunch)
量的緩和(QE:Quantitative Easing)
テーパリング(tapering)
こうして書いてみると、なんとなくわかったような気がしてくるから不思議だ
しかし、テーパリングという言葉だけは
はじめて耳にした時には、しばらくちんぷんかんだった
この用語は、以前は株式関連のニュースや記事でしかお目にかからなかった気がするが
最近は普通の経済ニュースや新聞記事でもちょくちょく(often; frequently)見かけるようになった
ここからは、だいぶん難しい話になるので
興味のない方は読み飛ばし(skip)てください
このテーパリング(tapering)のtaperとは、先細り、漸減の意で
経済面でこの言葉が使われるときは、量的緩和(QE:Quantitative Easing、これは、政策金利が実質ゼロ水準で、これ以上の引き下げ余地が無い状況下の次なる金融緩和策。リスク性のある金融資産を中央銀行が直接買い入れることで、市中への資金供給を増やし景気を刺激しようとするもの)による金融資産の買い入れ額を順次減らしていくことを指している
量的緩和の出口戦略のひとつで
中央銀行がリスク性のある金融資産の買い入れを減らし、やがて停止、さらには売却へとつながる可能性がある
そのため、代表的なリスク性金融商品である株はその予感を感じると、一般的には下落へと導かれる傾向にある
新たに発足しつつある岸田政権は、安倍•麻生両氏の後ろ盾を得ているようで、アベノミクスを踏襲するのでないか、そしたら、すでにバブルにも感じられる株式市場ではあるが、さらにあがるのではないか、などと期待する投資家の声が聞かれる
これは、一般投資家が実際にそう思って期待したいるのかもしれないが、金融機関が意識的に流している可能性もなくはないと感じている
気配(feeling)とか思惑(expectation)とかいった情報は、証拠や裏付けがよくわからないものが少なくないし、その後、あのころああ言われていたけど、あれはどうなっちゃったの?なんてことがよくある気がする(あくまで素人の個人的な感想だ)
かくいう私は、上述の通り原則として長期保有を旨としているが、バブルの雰囲気(atmosphere)を感じて、この春先に持っていた株をすべて売却してしまった
株を持つのはリスクだが、株をやっていると持たざるリスクという「危険な思いにかられる」これでつい高値で買ってしまうのだが
実はその衝動に駆られ、この夏前から秋口にかけて少し買い戻してしまった
これが吉と出るか凶と出るか(whether this brings luck or misfortune)、はてさて
でも「おおきなかぶ」になるといいな
そしたら、私は もちろん ひとりでこっそり引き抜きます(笑)
(注意)
本稿は、私が英語のボキャブラリーを増やすための勉強用に書いた原稿です
金融に関する記述は、単なる素人の解説であり、極めて個人的な感想です
くれぐれもこの情報をもとに金融商品の取引などはなさらないようご注意ください
また、万一皆さんに損害が生じても、当方は一切責任を負いません、自己責任でお願いします