ついに購入しました。
『Sleepwalkers』
元ネタはこちら 自称「カナダの森の奥深くに住む不思議な狼少女さん」
のセルフ・ポートレイトのようですが、本当に「よくこれ見つけてきたな」って思います。
新作ではなく彼が2000年以降にコラボレートしてきた作品を集めたものですが、
ライナーノーツがHPの記事のただの翻訳なのはかなり残念。
以前から知っている曲はともかく、
このアルバムで初めて知った曲はもう少し解説つけて欲しかったです。
タイトル曲のPVは上記のリンクで紹介したセルフ・ポートレイトから作られていて、
これが、すごく曲に合っています。
最近の彼の曲は音数が極端に少ないアレンジが多いですね。
その分、彼の深い歌声が堪能できます。
2.Money For All (動画なし)
バートン・フリードマン、そして実弟スティーブ・ジャンセンとのトリオ、
ナイン・ホーセスが出したシングル。
すべては変わる すべては変わる/お前の国の恥を/お前から拭い去れ
生まれた場所ではなく/お前の行動にある
アメリカ暮らしと9.11の影響からか、内省的な詩が多かった彼が、
こういう社会的な内容も詩にするようになってきています。
5.World Citizen (It Won't be disappointed) (教授のライブ)
もう今さら付け加える言葉はありません。
教授との曲はどれも好きなんですが、
メロディーも詩もアレンジも歌声も何もかもこの曲は本当に完璧!
スティーブの1stソロアルバム『スロープ』収録。
彼にとっては一番付き合いが長くて気心が知れたミュージシャンですからね。
すごく自然な感じで曲にボーカルを合わせています。
映像はスティーブの日本でのコンサートから。デヴィッドはスクリーンの映像で共演。
(ギターで小山田圭吾が参加しています!)
9.Exit/Delete (動画なし)
高木 正勝との共演のこの曲は
『ブレミッシュ』と『マナフォン』で調性のない曲ばかり聴いた後だと
「えっ、どうしたの?」って思うぐらいまともなメロディー。
こういう曲を歌うデヴィッドは逆に新鮮な感じです。
もっと聴きこめばまだまだ紹介したい曲が出てきそうな贅沢なアルバムです。