2001年、坂本龍一が地雷根絶キャンペーンの一環として作った曲、
の作詞を担当したことが、ジャパンの頃を知らない若い世代の人たちに
一番わかりやすいデヴィッドの活動でしょう。
Take away the violence/Give the earth back its peace
これまで政治をテーマにした歌詞を書くことがなかったデヴィッドが、
珍しくストレートな言葉で訴えています。
デヴィッドの詩をあのシンディー・ローパーが歌っている!というだけでもすごい映像です。
2003年、再度教授との共演。
♪World Citizen (I Won't Be Dissapointed)
上記は教授の、下記はデヴィッドのライブからの映像で、
残念ながらツーショット映像は見つかりませんでした。
この2曲は同じCDに収録されていますが、
上記の曲は9・11を意識した内容、
そして下記の曲は、
My world is suffering/Your world is suffuring
Our world is suffuring/World citizen
と、さらに直接的な言葉で訴えかけています。
背景に流されている世界の子供達の映像にも注目です。
本来は内省的な歌詞が多く、こういうテーマで歌う人ではなかったんですが。
2004年、日本のアニメ『モンスター』にエンディング・テーマを提供。
まるで賛美歌のような穏やかな曲調は、昔からのファンならば既に慣れていますが、
一般のアニメファンにはどう感じられたものか...