前作『Here Come the Warm Jets』のリリースから、
わずか10ヶ月で発表された2作目、『Taking Tiger Mountain 』
ロバート・フリップが参加していない分、前作に比べてインパクトは薄いですが、
1曲目のこの曲、
♪Burning Airlines Give You So Much More
なんか、ロキシー時代の盟友フィル・マンザネラのチャカチャカしたギターの音も
なかなかに良い味を出していますし、
イーノのボーカルも前作でのあくの強さを抑えた感じで聴きやすい曲です。
それにこのアルバムといったらなんと言ってもこの曲ですよ。
シンプルなフレーズとビートが一種呪術的な雰囲気も漂わせながら、
反復!反復!反復!
一度聴いたら絶対耳にこびりついて離れなくなるなります。
しかもこの曲をカバーした人達がいて、
ええ、このお方たちなんですが、
♪Bauhaus - Ziggy Stardust/Third Uncle
「Ziggy Stardust」のカバーをシングルで出して、そのB面がこの曲ってセンスが素敵すぎです。
こちらは、ピーター・マーフィーのボーカルもバックの3人の演奏もとにかくアグレッシヴ。
まさにカバーの名作です。