今日からの洋楽ネタは少し趣向を変えて、PVを撮った監督を中心に特集を組んでいきます。
その第1弾はズビグニュー・リプチンスキー。
覚えにくい名前ですが、この人の作品は独特で1度見たら忘れません。
まずは、ペット・ショップ・ボーイズのこの曲から。
横や縦にスクロールする画面にメンバーの2人が、
持ち物とか少しずつ変えながら分身の術みたいに何度も繰り返し出てきます。
この何度も何度も似たようなシーンを反復する手法が持ち味で、
「このPVの監督は誰々です」と紹介されなくても彼の作品だと分かってしまうくらいです。
似たような作品をさらに2つ。
♪All The Things She Said (シンプル・マインズ)
♪I Can't Think About Dancing (ミッシング・パーソンズ)
出演者の人数が増えると、分身の術もさらに厚みを増しますねw
それにしても、ここまで個性がはっきりしている監督は他にいないでしょう。
次回はもっと別のタイプ(それにも「らしさ」出ていますが)の作品を紹介します。