ザ・ポリス(3) | もくまおうの「スロットを愛するブログ」

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今日は1983年リリースの事実上のラストアルバム、『シンクロニシティ




を中心に紹介します。

まずは、

Every Breath You Take(見つめていたい)

全米で8週連続1位となったポリスの代名詞とも言うべきナンバー。

ロマンティックなナンバーと思われがちなこの曲ですが、

スティング自身は「個人的にひどく悲しいときに書いた」と語っています。

君が息をするにつけ/行動を起こすにつけ

束縛を断つにつけ/歩みを進めるにつけ

僕は片時も君から目を離さない

よく読むと相手にとってはすごく「重い」愛情ですね。

今日紹介するPVはいずれもゴドレイ&クレームが撮っているもので、

この作品はモノクロの画像がすごくきれいです。


対照的に荒涼としたというか、映像が荒々しい感じの

Synchronicity II

メンバーの衣装とかギターをオブジェ的に積み上げたセットとかにセンスが光ります。

お袋は退屈と欲求不満の文句を唱えるが

彼女の自殺が狂言なのはわかってる

親父はただ遠くをじっと見つめる

彼にはこれから抱え込む問題が山とあるのさ

1番の歌詞では家庭内のこと、そして2番では職場、3番でまた家庭へ帰るまでの話ですが、

現代社会でいかに人々がストレスをためているかが描かれています。


最後にこの映像。

Wrapped Around Your Finger

ポリスのというかゴドレイ&クレームの最高傑作!

曲の美しさにぴったりはまった内容。

真っ暗なスタジオに蝋燭をずらりと並べるという発想の勝利です。

最高なのは蝋燭の輪の中のスティングがその蝋燭をなぎ倒すシーン。

上からのアングルで徐々にカメラを引きながら、そして正面からのアングルへ。

息を呑むほど美しいシーンでした。