2001年、前作からなんと8年ぶりとなる『ゲット・レディー』発表。
ジリアンが子供の病気のためバンドから脱退。新メンバー、フィル・カニンガム(g)が加入。
1stシングルの、
を聴いたときは、「ギターバンドに変身したの?」って印象でした。
ここまで触れませんでしたが、フッキーのベースラインはこのバンドのもう一つの看板ですね。
(『ブルー・マンデー』の「デデデデデデデンデンデン、デデデデデデデンデンデン♪」も、
着メロで欲しいぐらいです。)
PVにはメンバーが全然出てきません。
他のバンドが演奏していて最後は強制退場させられてしまう内容です。
背景の粒子の粗いスクリーンの映像がとても綺麗です。
これまた、イントロからフッキーのベースが歌いまくっています。
後で紹介する映画『24アワー・パーティー・ピープル』の中でも、
プロデューサーから「お前はギタリストになりたいのか!」ってダメだしされている場面があります。
PVは、これまたメンバーが出てこないんですが、すごく愉快な出来です。
で、その映画『24アワー・パーティー・ピープル』ですが、
彼らが所属したファクトリー・レコードの設立から倒産までを描いた物語で、
結成当時のジョイ・ディヴィジョンの様子やイアン・カーティスの死、
それに『ブルー・マンデイ』をシングルで売り出したときのエピソード等が出てきます。
その映画のエンディング曲となった、2002年のシングル、
なんとケミカル・ブラザーズのプロデュース!
上で紹介した2曲と違い、こちらはしっかりテクノしています。ニュー・オーダーしています!
すっかりおじさんになったバーナードの姿が哀しいですが。
(シャツ半分出しっぱなしだし...)
2005年、『ウェイティング・フォー・ザ・サイレンズ・コール』発表。
1stシングル、
50近い人たちの作った曲とは思えないほど、ものすごくご機嫌なナンバーですね。
日本でも自動車のCMに使われました。
PVは、これまたメンバーが出てきません。若いカップルがいちゃつくだけの内容...
最後に、2006年の映画『マリー・アントワネット』のサントラに、
彼らの『セレモニー』が収録されていたのには、仰天させられました。
監督(ソフィア・コッポラ)すごいセンスしてますね...