昨日から特集しているゴドレイ&クレームですが、彼らの監督作品といえばポリス!
ずらりと並べられた燭台。やわらかな蝋燭の明かり。
このビデオを監督したというだけで彼らは歴史に残ります。
シングルのPVだけではなく、ライブビデオ『シンクロニシティー・コンサート』も手がけています。
演奏するメンバーだけではなく、会場の観客まで上手く撮っています。
スティングがソロになってからも、
♪If You Love Somebody Set Them Free
メンバーが室内で演奏しているだけのシンプルな内容なのに、
別々に撮った一人ひとりをわざわざ一つの画面に合成している感じで、
すごく手間がかかっています。
で、ゴドレイ&クレームの二人は元々ミュージシャン(10CCというバンドでの活動が有名)
なので、彼ら自身の曲のPVもあります。中でも、
♪Cry
この作品は凄い! 歌っている人の顔がどんどん変わっていくんですが、
大きさも輪郭も目鼻の作りも違うたくさんの顔が、全部自然につながっています。
今日まで3組のすごいPV監督を取り上げてきましたが、
こういう人たちがいたからこそ80年代の洋楽番組は盛り上がっていたんですよね。