1987年発表のアルバム『Kick』。
このアルバムが傑作であることは誰にも異論がないでしょう。
♪New Sensation
ヘヴィなオープニングナンバー『ガンズ・イン・ザ・スカイ』から、
軽快なギターリフのこの曲への展開。まずはこれでやられます。
そこから3曲目のこのナンバー、
♪Devil inside (全米2位)
マイケル・ハッチェンスの囁くようなボーカルと、イントロのヘヴィなギターリフ。
妖しげな魅力にあふれるこの曲へと続きます。
(PV出だしの鬼のお面もすごくインパクトありました。)
そして4曲目にこの曲。彼らの最大のヒット、
♪Need You Tonight (全米1位)
曲もPVも最高です。もう淡々としたイントロのドラムとギターリフからくせになります。
モノクロとカラーで撮影したメンバーを合成した映像も、シンプルながらすごくかっこいい!
このPVの中でピースサインするマイケル・ハッチェンス、可愛かったのにな...
いわゆるアナログ盤でいうA面のこの豪華な作り。
もちろん、これ以外の曲も名曲揃い。
1990年発表のアルバム『X』も完成度の高い一枚。
1曲目に収録された、
最初の抑えた感じから徐々にテンションを上げていく展開はお見事。
マイケル・ハッチェンスのボーカルは本当に素晴らしい!
PVは『ニード・ユー・トゥナイト』の続編と言った感じです。
しかし、これ以降のアルバムを自分は聴いていません。
(シングルの何曲かはベスト盤で聴きましたが。)
そして、1997年11月22日。
マイケル・ハッチェンスは37歳で自殺という最後を遂げてしまいます。