1980年12月8日。考えられない形でのジョン・レノンの突然の死。
1981年、ロキシーは追悼のためレノンのこの曲をカバーします。
実はこの曲がロキシー唯一の全英ナンバーワンヒットとなります。
フェリーは、他のアーティストの曲を彼流の解釈でカバーするのが得意ですが、
(特にソロで。これは次回特集します。)
この曲はその最高傑作です。
そして、1982年『アヴァロン』
言うまでもない名盤です。
再結成以前と再結成後のロキシーの違いって、サウンドもそうですが、
ジャケットも顕著に変化していますね。
毎回女性モデルのアップだったのが、アルバムごとに違うイメージで、そのどれも美しい!
アルバム1曲目、
は、最近でも車のCMに使われた後期ロキシーの代表曲。
サウンドはとにかくおしゃれ! とにかく美しい!
映像も80年代の作品だけに、さすがにPVらしい作りになっています。
タイトル曲、
は、まさに「おしゃれサウンド」の代名詞みたいな曲。
フェリーのダンディズムここに極まれりという感じで、後の彼のソロにも通じるナンバーです。
今回の掘り出し物は、
シングルのB面だったこの曲に映像があったことは意外でした。
冒頭の女性モデルの脚線美の映し方は、これぞロキシー!って世界観。
この曲から後のアルバム後半は、
『テイク・ア・チャンス・ウィズ・ミー』、『トゥー・ターン・ユー・オン』、
『トゥルー・トゥー・ライフ』と、どれも名曲揃い。
そして、このアルバムを最後に、ロキシーは事実上活動を中止してしまいます。
次回はブライアン・フェリーのソロの特集です。