実は自分、ヘヴィメタ・ハードロック系のギタリストも結構好きなんです。
で、「ハードロックなんか興味ないよ。」って人にも、ちょっと見てほしいのが、
今日紹介するスティーブ・ヴァイです。
まずは、これから見てください!
映画『クロスロード』のワンシーン です。
音楽学校の優等生が本物のブルースを探して旅に出るというストーリーはアレですが、
この映画の中で彼は、主人公(『ベスト・キッド』のラルフ・マッチオ)が最後に対戦する
悪魔に魂を売り渡した男ジャック・バトラーの役で出演してます。
そのギター・バトルのシーンです。
当然、最後は主人公が勝つわけで、スティーブは最後に弾き損なってますが、
それでもそこまでのバトルは圧巻!!!
もちろんラルフ・マッチオは弾いてるフリだけで、実際に弾いてるのはライ・クーダーです。
(それだけライ・クーダーもすごいということ。)
彼のルックスからして悪魔に魂を売り渡した男って設定がピッタリ!
次に紹介するのは彼がデヴィッド・リー・ロスバンドにいたころの映像ですが、
曲が始まる前の1分半もの寸劇はとばしてもらって全然かまいませんよw
この後紹介する予定のエイドリアン・ブリューはギターで動物の鳴き声を再現してますが、
この人はギターでボーカルのデイブと「会話」してます。
実際フランク・ザッパ・バンド時代に人の会話を採譜させられてたそうですから。
ちなみに、エイドリアン・ブリューもフランク・ザッパ・バンド出身なので、
この二人の親玉だったフランク・ザッパって...
あと、このビデオでベースを弾いてるのは後にMR.BIGに参加するビリー・シーンです!
1990年に発表されたソロ・アルバム『パッション・アンド・ウォーフェア』
もう、本当に傑作なんですが、この曲に収録された
こちらの映像ではオーケストラとの共演です。
指揮者も分かってくれているというか、演奏の後半ヴァイが猛烈なライトハンドを披露している間、
徐々に伴奏を盛り上げさせている演出が心憎いです。
だいたい、クラッシックのオーケストラとの共演でも、主役が張れる演奏力の持ち主ですからね。