どうもコーチミンです。

どうもコーチミンです。

どうも、コーチミンです(ホーチミンじゃありません)。
人間誰しも、ちょっと道から外れる事にスリルを感じると思います。通常の明るい場所からほんの少し外れるだけで感じるワクワクを一方的に発信できたらな~と思っています。



この時点、#福岡ドーム はまだ #ダイエーホークス の本拠地

“ローミングなし”で日本全国通話可能な携帯電話ブランド”ドコモ”設立が1993年、孫正義率いるソフトバンクが定額ブロードバンド回線で快進撃を見せるのはもう少し先

自分も2度程野球観戦に行ったが、球場は平日なのに満員・・ちなみにこの時のホークスは王監督2年目のホークスどん底時代、それでも、博多っ子のホークス愛は凄かった

この後、ライオンズから移籍してきた工藤がエースに君臨し、若田部、武田、小久保、松中、城島、井口の黄金世代が大活躍して日本一になり、その後、ソフトバンクと球団名が変わり常勝球団になるんだぜ!と、当時のホークスファンに教えてあげたい・・ちょっと最近のホークスはやばいけど・・



その福岡ドームと同じ #シーサイドももち にある #福岡タワー は市内空港規制で建物の高さ制限の厳しい福岡でも唯一高層建築(当時・・今はどうなんでしょうか?)とてもアクセス不便な場所でガラーンとしていた記憶があるが、今では福岡の顔とも言えるエリアになっているらしい



福岡の街はとても過ごし易かった記憶がある





都会でもあり、かと言って東京の様にゴミゴミしてない、街は綺麗で自然も多く、飯も美味い、市内中心には #天神中央公園 #大濠公園 等大きな公園も多く、建物の高さ制限で空がひらけているのも良い・・車で30分も走れば #田園風景だ



こうして福岡の思い出を書いていると、また #西鉄バス に乗って金龍にとんこつラーメンを食べに行きたくなってくるのである



時は平成8年


1年間程仕事で福岡に滞在していた・・これらは福岡の仕事も終わり「その記念に」と撮った写真

なぜか白黒フィルムで撮影しているのだが、芸術家でも気取っていたつもりなのか・・決してカラーフィルムが無かった時代ではない



この後、仕事&プライベートで幾度か福岡を訪れてはいるが、この様にあてもなく街ブラしたのはこの撮影以来出来てないので、27年経ち、博多・福岡がどの様に変わっているのかが分からないのが残念



さて、東京人にとって「?」なのは、博多と福岡・・#那珂川 を挟んで東の博多と西の福岡(特に天神)の区別は博多・福岡の人にとってはとても重要な事・・(らしい😅)

長くは説明しないが、大まかに言って博多は”商人の町”、福岡は”武家(役人)の町”・・江戸と大阪がぎゅ~っと凝縮されたようなモノで、歴史的にお互いのプライドが高い

なぜ福岡のJR駅名が”博多”なのか?等、福岡の歴史を調べると実に面白い



那珂川 の #西大橋 からの #中洲 の風景は博多福岡の定番光景

一見大きな川に感じる那珂川の水深はとても浅く、毎年水不足で大騒ぎする福岡の象徴だ

夜に福岡名物屋台が並ぶのもこのエリア・・通ぶって「福岡と言えば屋台」とか偉そうに行くと泣きを見る・・屋台で標準語を話したとたんに支払いが1.5倍になると地元の人から教えて貰ったことがあるが、その真偽はいかに?

この周辺、夕方近くになると屋台を引いた人達が次々と店の準備にやってくる様は、まさに博多の名物光景の一つだと思った←じゃぁ、写真撮っておけよ



ここの景色は福岡で撮った数少ないカラー写真も存在するので一緒に投稿しておきます

ここからの景色もだいぶ変わりましたかね?



ちなみに、中洲内を撮った写真に写る「壷」と言うステーキ屋さんは2023年時点で現存!ストリートビューで見てみるとあまり変わってないのが嬉しい



その博多福岡中立地帯”中洲”南に #キャナルシティ博多 が出来たのがこの年

福岡初の複合商業施設と言う事で自分も福岡滞在時はよく利用した・・映画「タイタニック」を見たのもここだ・・蛇足だが家族連れ集まるキャナルシティ博多の正面にはソープ街、裏にはホテル街が広がる・・その対比を確認するのも”ここ”を訪れる醍醐味だ👍



ついにリバーサルフィルム(ポジフィルム)にまで手を出してしまう

 

今年の夏、ソール・ライター展を見て、ポジフィルムの出す色に一発ノックアウト! その足で新宿のヨドバシでフジフイルムの「VELVIA100」を購入上限の3本買ってしまう

 

ソール・ライターの使用したポジは"KodakのKodachrome"だが、すでに販売終了

唯一残るEktachromeは一本¥5630(ヨドバシ価格)笑い泣き

 

「それでも、俺はポジフィルムを使いたいんだよチュー!」

 

と、1番安かったフジフイルムの"VELVIA100"を購入(それでも1本¥3630)

 

 

生まれて初めてのポジフィルムを持って夏終わりの鎌倉に向かう

 

カメラはいつもの ”Nikon FM10”

レンズは ”Ai Nikkor 50mm F1.4”

フィルムはもちろん ”フジフイルム Velvia 100”

 

事前のネット情報だと、ポジフィルムは露出の融通が利かず、現像時のリカバリーが実質不可・・撮影のスキルが要求される

フィルムの値段¥3630と現像代¥1700合わせて1枚当りの単価は約¥160・・絞り、シャッタースピード、構図、シャッターを押すのにとても緊張&気合が入る

 

現像から戻って来たフィルムを確認して

「少なくとも何か写っている」

と、少しホッとする

 

(VELVIA100)
 

まだまだ夏空全開で青空の入道雲・・出来上がった写真を見て感動・・一挙に10年以上もタイムスリップした様な色合い・・全体に青みが強いのがVelviaカラーと言われるモノなのか?

 

(VELVIA100)
 

なみにVELVIAの写真のデーター化はニコンのフィルムデジタイズアダプターを使い、ソニーα7M3とFE50mmF2.5に接写リングを使用しマクロ化してのデジタルデュープ

 

カメラ側設定はAモード、ISO100固定、 F値は8、ホワイトバランスは太陽光固定、シャッタースピードが遅くなるのでレリーズを使用

撮影データーはRAWで、Lightroomではトリミングだけを行いJpeg化、色彩のレタッチは一切していない

 

(VELVIA100)
 
(VELVIA100)
 

空と海の抜けるような青色が素晴らしい

 

以下は同じ場所でデジカメ撮った写真(レタッチ済み)

 

(Sony α7M4)
 
(Sony α7M4)
 

一応、Lightroomでそれらしくリタッチしてみたが、どうしてもVELVIAの様な青が出せない・・色がリアルに仕上がってしまう

 

感動したのはこの葉っぱの写真

影の黒が素晴らしい

 

(VELVIA100)
 
同じ葉っぱをデジカメでも撮ってみた
(Sony α7M4)

デジカメはセンサー性能が良すぎるのか、暗い部分の表現力が良すぎてなんとなくボヤッとした感じになってしまう

 

この日は午後から雲が出はじめたのでメインの目的だった夕日撮影を切り上げたショボーン

なにせ1枚単価が高いのだ・・無駄には出来ない

 

(VELVIA100)
 

最後の江ノ島を入れた景色は、なんとなく露出が足りない写真になってしまった・・もう少し露出を上げた方が良かったのかもしれないが加減が分からない

 

同じ場所時間で撮影したデジカメの写真も上げておくが、雲が出てきて一挙に空が白くなっている こういうリアルな表現力はやはりデジカメ凄い

 

(Sony α7M4)
 
強い日差しのコントラストが有る時はまだ良いが、日が隠れたコントラストが弱い景色の撮影の設定等、カメラについている露出計だよりだと失敗する確率が多くなりそう・・ポジフィルム・・なかなか難しい・・

 

そんな訳でこの日の鎌倉湘南撮影は以上

続きは東京に戻ってから・・