木製バイク BMW R1250GSA シートレール製作とユーザー車検です。 | 『木馬の森』で木馬や木製バイクを実車の1/3スケールで作っています。

『木馬の森』で木馬や木製バイクを実車の1/3スケールで作っています。

DUCATI916など、好きなバイクを1/3のスケールで木で作っています。少し立ち寄っていただければ幸いです。

いつも見ていただき、ありがとうございます。

 

もう2月に入りました。

 

あと2ヶ月で完成出来るのか・・・。

ギアを上げて頑張るしかないです。てへぺろ

 

木製R1250GSAはシートレールの製作に

入りました。

 

前回の途中だったフロントのブレーキ

キャリパーは完成しました。

 

 

 

【シートレールの製作】

左側面のメインフレームを分解してシート

レールの一層目をメインフレームに仮合わ

せします。

 

 

 

 

二層目の取り付け穴を一層目の赤丸に合わせて

青の部分に重ねます。

 

奥行の厚さと傾斜が有るため二枚重ねで

シートフレームの片面を構成します。

 

 

 

一層目と二層目を図面とシートレールの

位置を確認しながら接着します。

 

 

固着したら削りに入って同様に右側の

シートレールも製作に入ります。

 

 

 

【Z1300のユーザー車検の報告です。】

 

これまで車は勿論ですがバイクも車検は

ショップさんにお任せでした。

 

なので今回が人生初のユーザー車検です。

 

とは言うものの整備も車検対応も

師匠のAさんにお任せですが・・・。てへぺろ

 

1月某日、午後から陸運局へ。

 

私も勉強のため同行させていただき

ユーザー車検の手順等を勉強させて

もらう事に。

 

バイクを自分で整備される方はユーザー

車検は当たり前のようなのでご存じかと

思いますが、一応車検の流れとしては

以下です。

 

1.外観検査

2.排気ガスと排気音の検査

3.ブレーキ検査

4.スピードメーター検査

5.ライト光軸(光量)検査

 

本番の車検場に入る前に隣接されている

テスター屋さん(予備試験場)なる

ところでライトの光軸調整をしてもらいます。

(有料 1000円/回)チュー

 

ユーザー車検で一番不合格になる検査が

光軸のズレと光量不足らしいです。

 

なので予備検査は重要です。ウインク

 

(今まで何の知識もなくバイクに乗って

いたのが恥ずかしい。てへぺろ

 

 

では、まずは予備検査場で光軸の調整です。

 

因みにバイクに乗ってるのは師匠のAさんです。

私は見学中。(写真係)

(自分で乗らんのかいっ!)

 

 

光軸は調整出来たのですが光量が不足気味の

ようです。びっくり

 

本番検査ではアクセルを少し回せば何とかなる

かな・・・と。  この時は師匠と話してました。

 

 

いよいよ本検査です。

(ドキドキ💓)

 

検査場の中は撮影禁止なので入り口前で

写真は終了です。

 

え~っと、シートの白いビニール紐は

師匠が自宅から仮ナンバーで陸運局に

走ってくるまで書類等を縛ってきたみたい。

(自分で乗って来てなかったのかい!)

 

決して外れかけたシートをフレームに

くくり付けてる訳では無いのでご安心を。

そこまでボロくはないです。(笑)

 

 

1.外観検査

 車検証の寸法と各締結部の緩みなどがないか

 打診ハンマーでチェック。

  特に問題なし。

 タイヤも前後新品に交換したので山も問題なし

 

2.排気ガスと排気音の検査

 排ガス規制前の製造バイクなので対象外。

 CO2センサーなるのも当然付いてません。

 排気音は騒音計の数値はわずかに100db超え

 検査官のお二人が何やら相談中。ショボーン

 一人の方が事務室に戻って暫く戻らず・・・。

 結果的には騒音規制年の前の製造年だった

 為にこれも対象外となりました。チュー

 現行の規定なら完全アウト。

 

3.ブレーキ検査

 師匠が分解してしっかり整備してくれたので

 問題なし。

 

4.スピードメーター検査

 検査機(ローラー)に載せて40kmでローラーを

 回転させスピードメーターとの差異が無い事を

 確認して問題なし。

 

5.ライト光軸(光量)検査

 光軸は問題なし。

 しか~し!アクセルを吹かしても

 規定光量の15000カンデラに届かず

 あえなく不合格!

 

 おまけにラジエーター液がリザーブ

 タンクから沸騰してオーバーフロー!笑い泣き

 

 気づけば冷却ファンが回ってなく

 光量アップのためアクセルを回し続けた

 為に水温が上昇・・・。

 

 冷却ファンの不具合は車検とは関係ないの

 でまずは光量アップの対策をどうするのか

 師匠と作戦会議。

 

 本検査当日は3回までトライできるのですが

 時間がすでに14:00。

 陸運局の検査時間は16:00まで。

 

 非常にまずい状況・・・・。

 

 旧車あるあるで配線関係(接続部)の劣化で

 バッテリーからライトまで抵抗が大きくなって

 電球を替えても光量が格段にアップする

 可能性は低いみたいです。ショボーン

 

 今回は対策として電球交換とバッテリーから

 ライトに直結する方法の両方を同時に

 行うことにしました。

 

 早速、近くのバイク用品専門店さんへ

 私の車で師匠と一緒に直行。

 (やっぱり車で来とったんかい。)

 

 しか~し!なんと運悪く店休日。

 神様に見捨てられたか・・。えーん

 

 今度は逆方向のホームセンターへ。

 時間はロスしましたが何とか電球と

 バッテリー直結用のリード線とギボシを

 購入して陸運局へリターン。

 

 残り時間はあと40分を切ってます。

 

 ヘッドライトを分解して電球を交換。

 タンクをずらしてバッテリーからの

 配線経路をチェック。

 バッテリー直結にしてしまうとロー、ハイの

 切り替えが出来ないのでハンドルスイッチも

 分解してどこかの線にバッテリーからの

 配線を接続。

 (私は途中で何がどこの線か分からなく

 なりました。)

 

 

 写真右が配線中の師匠。

 ここでも私は写真係。てへぺろ

 

 

 そして二回目の検査トライ。

 

 一回目で不合格だった光量だけの再検査。

 

 いざ、検査ピットに入ろうとした瞬間、

 バイクに跨ってる師匠のシート下から

 モクモクと白煙が!びっくり

 

 師匠が慌ててバイクを降りてシートを開けようと

 しましたがロックが固く中々シートが開かず。

 

 この白煙を見たとき、私は天を仰ぎました。

 

 『今日の車検は終わった。』

 『いや、もしかしたらバイク自体が終わった

 かも。』・・・と。

 

 何とかシートが開いて中を確認すると

 バッテリーから新規に配線したリードが

 シートロックに嚙みこんでショートして

 被覆が焼け溶けてました。びっくり

 

 幸い、エンジンも掛かり、他の灯火類にも

 異常は無いようです。

 神様は見捨ててなかったようです。爆  笑

 

 しかし残り時間は20分を切っています。

 

 検査官の方が時計を見ながら

 『どうします?別の日にしますか?』・・と。

 

 私は流石に今日は無理だろうと思いましたが

 師匠は既に再配線の準備に入ってました。

 

 そして検査終了時間の16:00数分前に

 無事15000カンデラをクリアして

 合格となりました。

 

 師匠のあきらめない姿勢には感動・感謝です。

 

 受付で車検証を交付してもらい仮ナンバーを

 外し車検シールをナンバープレートに貼って

 慌ただしかった一日が終了しました。

 

 そして師匠は私のバイクに乗り、私は車で

 師匠宅に向かったのでした・・・。

 (帰りも乗らんのかいっ!)

 

 まだ、これから配線類の改善と冷却ファンの

 修理を師匠にお願いしてるので・・。ウインク

 

 私の手元に戻って来るのはもう少し先かな。

 

 長々と最後までお付き合いいただき、

 有難うございました。

 

 

 

 

 

 

アトムの独り言・・

 

 ママさん、僕のお茶碗に

変なのが入ってる。

 

 

 

 

 

 

 

【過去の作品】

Kawasaki Z900RS

YAMAHA XS650 X1  HONDA CB1300SB

 

 

 

 

BMW Cafe           SUZUKI KATANA

                            Kawasaki Z1

KAWASAKI GPZ900R  DUCATI 900SS

 

 

上の木製バイク達とは作った時期がかなり

前の2台です。

 

経年変化でここまで色が濃くなるのに

10~15年掛かります。

 

初号機のDUCATI9 16。

(当時、欲しかったバイク)

 

大型免許を取って最初に買った

HDスポーツスター。

(Z1300に浮気して今は無し)

 

 

 

・2023/2/3 現在 

 バイク館長崎店様にて展示頂いてる車種。

 Kawasaki Z1

  HD スポスタ

 YAMAHA XS-1

  DUCATI 900SS

 

・2023/2/3 現在 

 モトラッド世田谷店様にて展示頂いてる車種。

 BMW  75R Cafe

 

 

木馬や木馬イク(モクバイク)も

時々作ってます。

 

 

 

 

木製DUCATI900SSの組立動画。

 

 

 

 

木製バイク、木馬などについてのお問い合わせ先です。

w2793e6dd9a4fz7@i.softbank.jp

 

もしくは下記にお願いします。

atom4119@yahoo.co.jp

 

 

 

THE  END