いつも見ていただき、ありがとうございます。
今日はドライブチェーン作りの紹介です。
(ドカの初号機製作時にも掲載しました。)
写真の右上がDUCATI 900SSの初号機で初挑戦した
木製のドライブチェーンです。
今回は2台目のドカ用と Kawasaki Z1用のチェーンを作りました。
先ず、型紙のコマ(プレート)と連結用リンクを3mmの板材に
トレースします。
1つのコマ(プレート)が幅10X長さ20X厚み3mm程度で
連結用リンクを介して23コマを連結しています。
2枚のプレートで連結用リンクを挟み込んでφ2mmの
ピンで固定します。
今回は同時に2台分(ドカとZ1)を作りました。
1台分のコマ(プレート)が23コマX2(両側)=46個
連結用リンクが23個必要となります。
2台分なので、その倍の数を作る事になります。
バンドソーで切り出していきますが、連結用ピン穴は
最初に開けておきます。
バンドソーで四角に切り出した後はベルトサンダーで
コマ(プレート)の形状に整えます。
最初は指で持って削ってましたが、指先に違和感が
あったので確認すると人差し指と中指の爪まで奇麗に
削ってました。
少し深爪しちゃいました。
以降はちゃんとダイスに固定してコマ(プレート)の形状に
整えました。(安全第一!)
ベルトサンダーで粗加工したあとはヤスリで仕上げです。
仕上がった約100個のコマ(プレート)と連結リンクです。
これを約100個ちかくも、朝から晩まで延々です・・・。
避けては通れない道なので仕方がないのですが、
しばらくは作りたくないです・・・。
コマ(プレート)と連結リンクが出来たら、φ2mmのピンで
組立てていきます。
このφ2mmのピンは爪楊枝です。
φ2mmの穴にちょうど良いサイズで接着材を使わなくても
少しタイトな感じで打ち込んで固定できます。
ピンを打ち込んだ後は飛び出た部分をカットして
ヤスリで平滑にします。
次にスプロケットです。
これはドカ初号機のスプロケットですが、歯のピッチが
半々で異なります。
実機では連結リンクの部分にも歯が入るのですが、
木製ドライブチェーンではそこまで細かく表現できなかったので
わざと歯を間引いています。
スプロケットとドライブチェーンを組み合わせるとこんな感じになり、
歯のピッチが広いところがチェーンと重なり、歯のピッチが
狭い部分が露出するようにしています。
ドカ(2台目)のスプロケットも製作しました。
下の写真の真中は完成したドカ(2台目)用のドライブチェーンと
スプロケットです。
上段はドカ(初号機)用。
下段はZ1用です。
そうです・・ドライブチェーンはドカもZ1も同じ物です。
Z1のスプロケットはZ1オリジナルデザインの軽量穴を
開けて製作したいと思います。
アトムの独り言・・・。
白クマ、ママの肉球にかぶりつきです。
毛糸を乗せられても気づきません・・・集中してます。
誰や~!頭に毛糸乗せたのは~!ンギギー!
THE END