先週末にブルーサンダー号のリアタイヤをはめようとして四苦八苦してポロっと取れてきた金具があった。

サービルマニュアルを持っているのでそのイラストをみて嵌めるべき場所はわかったので組み付けることはできたが、なんでこんなとこに鉄板があるんだろうとちょっと不思議だった。
オイラ、エンジンおたくだが車体とかましてやブレーキキャリパーの細かいところまではよく知らないのだ。(苦笑)
ブレーキ周りの部品に詳しい友人に聞いたら、パッドが当たってアルミのブラケットが摩耗するのを防ぐためについているのだそうだ。

そういわれてみるとなるほどと納得する。(笑)
ブレーキパッドを固定しているハンガーボルトは1本だ。ブレーキディスクの回転方向に対して、トレーリング側(であっているのかな?)にあるだけだ。だからブレーキをかけた時にパッドはディスクに引きずられて回ろうとするのを上流側にあるハンガーボルトが引き留める形だ。

しかし、動的な状況ではいろんな部品が変形するのでパッドが連れまわろうとしたときにそれを受け止めるためにこの金具がついているのだそうだ。
なるほどねぇ。。。

大昔に乗っていたバイクはハンガーボルトが2本あったがいつのころからか1本だけになった。そしてそれを成立させるためにこういうところに工夫があったんだなぁと感心することしきりである。(爆)
メカ好きとしてはこの手の話は大好物である。(^-^)v