MotoGPとWSBでの26シーズンに向けてのライダー移籍の話だ。
オイラの中での最大の関心はトプラク・ラズガットリオグルがWSBのBMWワークスチームからMotoGPに戦いの場を移し、ヤマハのサテライトチーム(プラマックヤマハ)に移ることだ。
来季のヤマハマシンの戦闘力にもよるが、あの超絶なブレーキングとマシンコントロールのうまさで何処まで走れるかが楽しみなのだ。
WSBに関してはペトルッチがドカティ・サテライトからBMWワークスに移るらしいし、イケル・レクォーナーがホンダワークスを出てドカティサテライト?に移るらしい。
BMW陣営ではトプラクは速いが、マイケル・ファンデルマークは中団以降にいつも埋もれているので、マシンはイマイチだが、トプラクがすぐれているだけなのか、ファンデルマークがダメなのかがはっきりしそうだ。(苦笑)
WSBにおいてもドカティマシンは速いのでレクォーナーがどこまで走れるかについても注目だ。
今シーズン序盤はドカティワークスのニコロ・ブレガの速さに手が付けられない状態だったが、シーズン中盤にかけて、BMWのトプラクが調子を上げて、最近は逆にトプラクが常にぶっちぎる状態が続いている。
ブレガはどうにも悪役顔なので素直に応援できないが、トプラクは素っ頓狂な顔をしているので親しみが持てる。バキッ!!(-_-)=○()゚O゚)アウッ!
トルコ人だがあまりトルコ人のトップライダーって聞いたことがない。トルコの2輪ロードレースってどんな感じなんだろう。。
ブレガは来年もドカティワークス残留なので来年は敵なしでチャンピオン獲得の可能性が高い。
今シーズンはトプラク優勢になりつつあるがまだ差が少ないのでチャンピオン争いは終盤までもつれるのは間違いない。いずれにしてもブレガとどちらかがチャンピオンだろう。
MotoGPに話を移すと、冒頭で書いたようにヤマハに加入するトプラクがオイラにとっての最大の関心事項だし、次のミザノには開発中のV4マシンを投入するらしいので、そこでファビオ・クアルタラロがどこまで走れるかにも注目だ。
ただ、気になるのはファビオはポールポジションをとったり、決勝でも表彰台に乗ることが増えてきたが、それ以外のヤマハライダーが軒並み中団以降に埋もれていることだ。
ファビオも超絶テクニックを持った選手だが、マシン自体の戦闘力で言うと、やはりいまいちなのかもしれない。
ドカティライダーは全員が上位を走れていることを考えるとライダーを選ばないポテンシャルを持っているのは間違いないし、最近ではKTMもみな上位に絡むようになっている。アプリリアはKTMよりは少し落ちる印象だがそれでも全員がそこそこの場所を走っている。
その意味でのヤマハマシンのポテンシャルが気になる。
同じくダメダメのホンダでさえ、最近はチャントラ以外はセカンドグループでの争いに定着しつつある。(苦笑)
まあ、今年のMotoGPに関して言うとドカティワークスマシンを手に入れたマルク・マルケスはどうにも手が付けられない状況だが、同じ25モデルに乗るペッコが絶不調であることを考えると、マルクのホンダ時代と同じく、マシン開発の方向性が微妙にずれてきて、誰が乗っても速いドカティという構図が来年は崩れそうな気もする。
おまけに27からはレギュレーションが大幅に変わり、エンジンは排気量が小さくなるし、デバイスも多少制限されるし、タイヤもミシュランからピレリのワンメイクになるので勢力図は完全にリセットされるはずだ。
楽しみ楽しみ。(^-^)v