ミラーレスの気づき | 木馬の四方山ばなし

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2週にわたって、ズームレンズを使ってもてぎでいろいろ試し撮りをしているときに気づいたことがある。

レフ機の場合は文字通りレフレクションミラーの反射を介して被写体をみているのだが、基本的に撮影の瞬間以外は絞りは開放になっている。絞りを設定どおりに作動させるプレビュー機能もあるが通常はいちいち見ない。(^_^;
だから、金網越しの撮影の時などは、絞りや焦点距離で金網の映りこみ具合がどうなるかに関しては経験値でざっくり判断してきた。(苦笑)

だが、
R1で撮っていて気付いたのだがファインダーを覗いている時点で絞りも作動しているので、ファインダーを覗きながら絞りを変化させると明らかに金網の映り込み具合が変わるのだ。まあ、レフ機と違ってEVFは実際に撮影する画像を表示するのだから、考えてみれば当たり前と言えなくもないが。(^_^;

焦点距離が短めだとアミを消すのが大変だが、ファインダーを覗くとどの程度、映ってしまいそうなのかがわかる。
明らかに金網が映りこんでいるときは、ズームを操作して焦点距離を延ばしたり、絞りを多少なりとも開けてやるとかなり改善する。これが普通にファインダーを覗いているだけでわかるのはすごく助かる。(^-^)v

ガッツリ入れ込んで思い入れたっぷりで撮ったはいいが
金網がくっきりはっきり・・・なんてことにならずに済むので結構便利だ。(爆)

金網の映り込みに関して影響が大きい順に、

焦点距離>絞り>シャッター速度 

だと思っている。
今回撮った画像をみても焦点距離が300㎜程度まで短くなるとかなり厳しい。そしてその際に絞り値が15くらいまで行ってしまうと映りこんでいる印象だ。
焦点距離は撮りたい絵である程度決まってしまうので仕方ないがその際はできるだけ絞りを開けてやらないと厳しい。最低でもF12くらいは開けておきたいかな。(´ー`)┌フッ

それともう一つ気づいたことがある。
ミラーレスはレフ機と違って露出のオーバー、アンダーがファインダーでわかるのだ。

理屈は上述の金網の映りこみがわかるのと同じだろう。

 

オイラは基本的にTvモード(シャッター速度優先)で撮るが、今回のようにあまり明るくないレンズにテレコンをつけてしまうと絞りの開放値はかなり大きくなる。(暗くなる)
そしてシャッター速度を速めにして撮ろうとしたときに絞りの開放値が追い付かないと露出がアンダーになるのだが、ファインダー内そのものが暗くなのですぐに気づけるのだ。その場合はISO感度を上げて適正露出になるようにすればいいのだ。(^-^)v

ちなみにさらに付け加えると、ミラーレスだからというよりはカメラボディの手振れ補正機能との相乗効果かもしれないが、EF100-400㎜レンズでも手振れ補正機能をONにしてやると、モード3だと流し撮りでのブレが少なくなっている気がする。レフ機で撮影していたときはあまり歩留まりに差があるようには思えなかったのでOffのままで撮影することの方が多かった。あくまでも、そんな気がするというレベルだが。

 


レフ機時代はボディ側には手振れ補正機能はなかったのでレンズ側だけの補正だった。そしてONにしているとファインダー内で画像が揺れるので非常に見づらかった。気持ち悪くなるし・・・。(-。-) ボソッ

したがって単焦点の超望遠レンズでもOFFで撮影するのがデフォルトだったのだ。


もう少し比較というか検証は必要だが、流し撮りの際に上下方向のブレを多少なりとも軽減できるならばそれに越したことはない。(^-^)v