開放絞り値 | 木馬の四方山ばなし

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趣味の話や日々の出来事を中心に何となく、自己満足のためにつづっていくブログです。

カメラの話だ。
現代のカメラは実に高性能になっている。露出などは意図的な撮影でない限り、完全にカメラまかせで行けるし、
オートフォーカスの性能に至ってはもうすごいの一言だ。
今まで使ってきたキヤノンEOS 1DXmark2もすごかったが、意を決して購入したEOS R1はさらにすごい。。

しかし、持っているレンズはすべてレフ機時代のEFマウントだ。(^_^;
 

その中でもEFマウントの100-400mmは実に使い勝手がいいが、残念ながらテレコンをつけるとAFが動かなくなる。昔のように置きピンで撮ればいいじゃんと言ってしまえばそれまでだが一度楽をすることを覚えてしまった人間はそう簡単には戻れないのだ。バキッ!!(-_-)=○()゚O゚)アウッ! 

ここで少し話が横道にそれる。
昨年、中古で
EF100-400Ⅱ型を購入し、便利に使っていたが、鈴鹿8耐でテレコンを入れた時はAFが動作しなかったのだ。カメラ仲間のK氏も同じことを言っていて、かつてキヤノンに問い合わせをしたけど仕様だと言われたと言っていた。
帰宅後キヤノンのHPを見てみたら確かにテレコンは使えないと書いてあったと記憶している。

だが、改めて調べてみるとキヤノンのHPに乗っている1.4倍EFテレコンの適合レンズにはしっかり、EF100-400が掲載されているではないか・・・。


なんだなんだ。。。オイラの記憶違いなのか?

そこであらためて確認してみる気になった。
本当に動かなかったのならばオイラは与太話に何か書いたはずなのでさかのぼって調べてみた。
すると昨秋のスーパー耐久ではEF100-400に1.4倍テレコンをつけて撮影していた。orz


さらに鈴鹿8耐の時の与太話を見てみると、やはり1.4倍テレコンは使っていた。(苦笑)


リンク先を見ると使えないのは2倍テレコンだった。(爆)

いやいや、我ながら脳内に変なバイアスがかかってしまっていたようだ。バキッ!!(-_-)=○()゚O゚)アウッ! 

改めてキヤノンのサイトをみたら書いてあった。去年見つけてがっかりしたのはこのページだったようだ。(苦笑)


2倍テレコンをつけると200-800㎜ でF9-81相当だ。マニュアルフォーカスなら撮影できるが、開放絞り値がF9のため残念ながらオートフォーカスは使えないのだ。このレンズの仕様らしい。
残念ながら
AFを動作させる前提ならば1.4倍テレコン装着での140-560mmまでとなる。

ちなみに従来のデジイチではレンズの開放絞り値がF8がAFが作動する限界と言われてきた。
要するに絞り開放F値が暗いとボディ側の性能限界を超えてしまい、AFが動作不可能となってしまうのだ。だから上記の組み合わせではF9となってしまうため、フラッグシップの1DXマーク2をもってしてもダメだったということだ。(この場合は1DXの能力と言うよりはレンズの仕様らしいが。)

ちなみに
最新のRFマウントのレンズとテレコンの組み合わせを見てみると普通に使えるらしい。
RFマウントの2倍テレコンの適合表を見ると下記になっている。

RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM⇒600-1000mm/F11-14(このレンズは300㎜以上でないとテレコンは使えないらしい)
RF200-800mm F6.3-9 IS USM⇒400-1600mm/F13-18

んんんん???
ちょっと待てよ。

上記の組み合わせだと2倍テレコンをつけてもどちらのレンズもAFは動作するということになっている。解放F値は100-500mmレンズだとF11、200-800mmレンズではF13となるはずだがこれでもAFが動くのか・・・・。
ミラーレスになってAFポイントが全面で使えるようになっていたりと、レフ機とは根本的に仕様が変わっており、特にAF性能の向上は目を見張るものがある。この辺りは実際にR1を使ってみて一番実感しているところだ。

もしかしたらミラーレスボディは開放F値が8より暗くてもAF作動可能な性能を有するということなのかもしれない。

そこでR1にEF100-400レンズ、3型の2倍テレコン、EF-RFマウントアダプターという組み合わせで確認してみたところ、やはりAFは作動するようだ。(^-^)v


少しいじっただけなので実際にモタスポ撮影をしてみないと何とも言えないが、AFの動作速度はそれなりに遅くなっているが撮れないことはなさそうだ。(苦笑)
但しこの組み合わせだとそれなりに重くなるので手持ちは無理だな。バキッ!!(-_-)=○()゚O゚)アウッ! 


ちなみにマウントアダプターを使えると、内臓の可変NDフィルターを使える点はいい。前玉の前につける可変NDフィルターはフードの穴から指を突っ込んで回すのだが、それよりもはるかに使いやすいというメリットはある。

今週末は8耐に向けての目慣らしのつもりで
もてローを撮りに行くつもりだったので、実戦で試してみよう。
現在物欲まみれで、RF100-500かRF200-800が欲しくてたまらないのだが、上記の組み合わせで十分実用になるのならば、物欲を抑え込めるかもしれない。(爆)

逆に言うならば、AFの追従速度が2倍テレコンとの組み合わせではさすがに厳しいときは物欲がより一層燃えあがるかもしれない。

チェックの観点は主に下記だな。

・AFの反応速度とトラッキング性能
・焦点距離


もてぎでS字周辺のアウト側からの撮影だとどこをどう撮るか次第だが、二輪の場合は大抵500㎜では物足りないが、700㎜くらいで十分満足できそうなら、やはりLレンズの信頼性を優先してRF100-500に食指が動くし、さらに長い焦点距離が欲しいとなればRF200-800に気持ちが傾くかもしれない。(苦笑)
もっともEFレンズ+2倍テレコンが実用になれば一番丸く収まるのだが。(´ー`)┌フッ