今年もすでに6月半ばから真夏のような暑さになっているが、この後は9月下旬くらいまでは猛烈な暑さが続くと思っていた方がいい。例年のことだからだ。(苦笑)
そうなると日常生活でもいろいろと気を付けるべきことが増えるが、サーキットでのモータースポーツ撮影は尚更である。
まず一番大切なのは水分を常に持ち歩くことだ。サーキットでは飲み物を買える場所は限られている。特にもてぎのS字の自由席周辺は臨時の売店が出ない限り、自販機すらなくて飲み物を準備するのは必須である。
鈴鹿サーキットはある程度、逃げ込める場所や多少の日陰もあるし、常に稼働している自販機も点在するが、もてぎはグランドスタンド周辺以外はかなり厳しいのだ。そして撮影のためにコースサイドに降りると風が来ないことが多く、湿度が高めということもありかなりやばい。(苦笑)
昨年のお盆休み明けに開催された2&4の時は熱中症気味になり、途中でクルマに逃げ込んでエアコンで涼んだほどだ。(^_^;
コースサイドの駐車券を確保できた時は、こんな感じで最終的な駆け込み寺はあるのだが、駐車場が場外の場合はかなりヤバい。
オイラは長袖のインナーを着て、常に帽子もかぶるようにしてはいるがそれだけでは防ぎきれないのだ。
もてぎに関していえば、マルチコースとS字側をつなぐ地下トンネル通路がひんやりして涼しい。あとは5コーナー後の130Rに向かうところの立体交差のトンネル通路も風が通るので涼しい。(^-^)v
昨年はファン付きベストを試してみたが、外気温が30度を超えるとあまり効果はなく、そのうえ、ベスト内部の風の通り道をふさがないようにするため、カメラマンベストを使うことはできず、ウエストバッグなどに機材を入れて歩くことになるのだが、これが地味にしんどい。(苦笑)
今年は少なくともサーキットではファン付きベストは使わないつもりだ。(爆)
鈴鹿8耐でもあまり効果を感じられなかったが、真夏のもてぎでは無力に等しかったからだ。バキッ!!(-_-)=○()゚O゚)アウッ!
それと大切なのはズボン。
普段、モタスポ撮影で履いているワークパンツは生地が厚めなので真夏は暑すぎる。昨年は、普段のちゃり通勤で使っている吸汗速乾素材のストレッチパンツを穿いていた。これも悪くはないのだが、もう少し通気性が欲しい。
そんなことを思っていたら、ワークマンでこんなものを見つけた。
ひとつは遮熱素材のワークパンツ。
超軽量×遮熱M59タイプカーゴパンツ
あまり通気性が無さそうなのがいまいちだが遮熱性というのがどの程度の効果があるのかが気になって買ってみた。(笑)
もう一つはダブルメッシュ・ワークパンツ。
これは明らかに通気性が良さそうなのでこちらの方が効果は期待できそうだ。
遮熱ダブルメッシュカーゴパンツ
上記のふたつはゆったり履くために普段のサイズよりも大きいものを買ったので裾がいつも以上に余るがまあOKだ。
さっそくもてぎで使ってみた。
まず土曜日はダブルメッシュパンツ。
期待通り、脚が汗をかいて脛を汗が伝っていくようなことはなかった。
従来使っていたパンツだとどのタイプでもたいてい汗がつたっていき、靴下をびしょびしょにしていたのだ。(苦笑)
裾が長すぎるので今回は折り返して履いていたが、帰宅後、裾上げテープできちんと処理をしておいたのは言うまでも無い。(^-^)v
そして日曜日は遮熱パンツの出番だ。
こっちはそもそも生地がしわになりやすく、見た目がだらしないのがいまいちだ。履き心地は悪くないのだが。それとポケットに折り返しのフラップがついているのはいいのだがそのほとんどがボタン止めなので非常に使いづらい。
コースサイドで撮影を始めて30分もしないうちに汗が脚を伝って流れていくのが判った。やはり通気性が無いに等しく、脚が猛烈に汗をかいていた。orz
おまけにこの生地は濡れると色が変わるので、汗でズボンがまだら模様になって非常にみっともない。
おそらく長時間履き続けると尻や股の周りも汗で変色するはずだ。
だめだな、こりゃ。完全に期待外れだ。
真夏以外の季節に自宅でバイクや車をいじる時に汚れてもいい作業用ズボンとして使うしかなさそうだ。ヽ(´ー`)ノ ハア
トータルで考えると、ダブルメッシュの方が暑さ対策としては圧倒的に効果がありそうだ。ただし、虫よけスプレーは持っていた方がいいかもしれない。(苦笑)
8月第1週の鈴鹿8耐ではこちらを履くとしよう。(´ー`)┌フッ
そして上半身は長袖のコンプレッションインナーの上にカメラマンベストだ。吸汗速乾素材のインナーで日焼けによる体力消耗を最小限に食い止めつつ、歩き回ってみるとしよう。(^-^)v