日経新聞の私の履歴書は欠かさず読んでいる。
政財界の功成り名を成した方の半生記という感じの内容が多く、自慢たらたらで鼻につくこともあるが、今月の平井氏の話はそれほどでもない。
もっとも生まれ育ちからしていろいろ恵まれていたからこそ、いろんな素養を身に着けることができたんだんぁとは思う。(苦笑)
まあ、いわゆる親ガチャのあたり組ではあるが。(´ー`)┌フッ
そんな平井氏の文章だが、意見ではなく、『異見』を重んじて耳を貸すというようなことが書いてある。
そして社長をしていた時のエピソードの中に下記の文章があった。
いつまでも「ウォークマンを生み出したソニー」の幻影を引きずっていては再建はおぼつかないし、世界と戦えない。これが私が出した答えだった。
う~ん。
戦後の復興から昭和のバブルを経て、大成功した企業には耳が痛い言葉だと思う。実際に創業時の業態にこだわり、『わが社のDNAは・・・・』みたいなことを言う役員が多い会社は間違いなく傾いていく。
うちもそういうの結構多いんだよなぁ。
また、技術のことやもろもろの事情を考慮せずに、やたらコストのことばかり口にする金勘定部門の中途半端に偉い人たち。こいつらは目先のコスト削減を自分の手柄にしたいだけなのが見え見えなんだが。ヽ(´ー`)ノ ハア