蹄型石突き | 木馬の四方山ばなし

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一脚で使う石突の話である。

かつて、いろいろなものを試したり、改良した末に行きついたのが
GITZOの蹄型石突だ。

ただし、旧型でありもはや手に入らない。。゜(゜´Д`゜)゜。


現状入手可能なもので流し撮り用途にかろうじて使えそうなのがベルボンとレオフォトの蹄型石突だ。この二つはまったくと言っていいほど構造もサイズも同じだ。
ゴムのもなかの形状がわずかに違うことと、センターボルトの長さが違うくらいだ。


左がベルボン、右がレオフォト。


その昔のモノスタットのものと同様に軸の底面に樹脂の球面型部品が固定されており、これをもなかの底になる別部品の臼状の面で受ける。球の半径が大きめなので斜めに動かした際に地面側の支点がずれるのがいまいちだが、まあそれはなんとか許容範囲だ。許せないのが回転方向のフリクションが多いということ。
各部品を締め上げているナットにゴム足のもなかが直接摺動するのだ。アルミとゴムの摺動だ。素人が考えても抵抗が大きいことがわかる。仮にグリスを塗ったとしても気休め程度だし、効果の持続性には疑問が残る。

そこで依然やったのと同じだが、オリジナルのナットは使わずに
ボルト⇒もなかの間にステンレスパイプを二重にしてパイプ間で回転方向の摺動をするようにするのだ。


とりあえずナットとワッシャを買ってきた。パイプは昔買ったときのものがまだたくさん残っている。(^-^)v

 


なぜか3/8インチねじのソケットボルトは売っていなかったので何とかオリジナルのボルトを活用するしかない。ナットの厚みの分だけ、一脚本体へのねじのかかり代がかなり少なくなってしまうのが悩ましい。

上の写真は仮組み。レオフォトだ。これだと一脚へのねじの掛かり代が少なすぎるのでオリジナルのボルトが少し長いベルボンを使い、途中のワッシャも入れるのをやめた。

 

結局こんな感じにした。

左はレオフォトのオリジナルのまま。回転方向がかなり渋い。

右はベルボンのものをステンレスパイプでいくらか回りやすくしたもの。

まあ、ぎりぎりOKかな。(´ー`)┌フッ