オイラのちゃりにつけているペダルの歴史?である。
一番最初にクロスバイクを買ったときは片面SPD、片面ノーマルというペダルをつけた。しかし、クリッカーというスニーカーみたいなSPDシューズをいつも使って居たのでノーマル面で踏んだことは全くと言って良いほど無かった。(苦笑)
その後、ロードバイクを買い足したときはお約束のSPD-SLをつけた。しかし、サイクリングロードを走るときはいいのだが街中で頻繁に発進停止を繰り返すときはイマイチだった。
足元に意識が行っていればすぐにペダルを拾うことはできるのだが、街中では人、自転車、クルマなどに注意する必要があるのでそうそう足元にばかり注意していられず、拾い損ねることも多かった。そしてSPD-SLシューズはペダルを裏踏みしてしまうとクリートもそうだが土踏まず部分も樹脂でツルツルなのでまともにペダルを踏めないどころか踏み外しそうになるのでバランスを崩しかねない。
その結果たどり着いたのが片面SPDの軽量モデルだ。
確か、PD-A600と言うモデルだ。ペアで286g。
今はその後継モデルが出て居るはず。
SPDシューズの殆どはMTB向けのものなのでシューズのソールにラグがあり、SPD用のクリートは殆ど出っ張らないので格段に歩きやすいし、クリートがカチカチなることも無い。さらにはソールラグのお陰でペダルを裏踏みしても滑らないから踏み外すことも無い。
そんな感じでPD-A600を盆栽キング号とグレートパンダ号につけて何年も使ってきた。
しかし、街乗り買い物メイン用としてミニベロ(銀ぎつね号)を買い足したときに両面SPDペダルをつけてみた。
PD-M520というエントリーモデルだ。ペアで380gらしい。
両面にSPDのビンディングがあると足元を気にせず、ただ踏み込めばビンディングをキャッチしてくれるのでもの凄く楽ちんであると共に、より安全であることを知った。(^-^)v
そしていろいろ紆余曲折は合ったものの、踏面の摩耗が進んだPD-A600の代わりにPD-M8120という踏面が広い両面SPDを盆栽キング号につけてみた。
本来はエンデューロ向けらしく広い踏面は足うらのぐらつきを防ぎ、ペダリングしやすいことを知った。シクロクロスのフレームで組んである盆栽キング号には外観もぴったりだった。(^-^)v
当然、両面SPDゆえにその使いやすさもバッチリ。但し、重さはペアで438g。(^_^;
そうなると、グレートパンダ号でも楽をしたくなると言うのが心情だ。バキッ!!(-_-)=○()゚O゚)アウッ!
そんな折、正月に腰痛のため自宅でずっと大人しくしているときに、中華サイトで両面SPDペダルが結構安く売っているのを見つけてポチってしまった。(^_^;
Amazonでの価格よりも3割も安かったからだ。(爆)
PD-M8100というペダルだ。
盆栽キング号につけたものほど踏面は広くないが、PD-A600と同程度の広さはある。これでも十分足揺れは防げるはずだ。それにカーボンのロードバイクにはあまりデカいペダルは似合わないのでこのくらいが丁度良いのだ。(^-^)v
カタログ重量は342g。
それが届いた。
中華サイトでの購入だが、まがい物ではなく、ちゃんとしたシマノの製品だ・・・とおもう。(笑)
早速つけてみた。
上が今までのPD-A600、下が、PD-M8100。PD-A600は盆栽キング号で使っていたものほどではないが踏面が多少摩耗している。
裏返してみるとこうなる。
PD-M8100は両面SPDなので見た目は同じだが、PD-A600は左側が裏踏みした際にクリートで削られて傷だらけになっているのがわかると思う。
ちなみに主に通勤で使って居た盆栽キング号は左ペダルの脱着頻度が格段に多かったため、もっと摩耗していた。(^_^;
近いうちに実走で比較しようと思って居たが腰痛や膝の打撲でなかなか乗るチャンスが無いのでとりあえず室内で3台を履き比べてみた。
まずは銀ぎつね号。やはり足うらが左右に結構動く。
お次はグレートパンダ号。
銀ぎつね号と較べて、足うらの安定感はそれほど大きな差は無く、ちょっと期待外れかな。よく見るとA600よりも外側の踏面の幅が少し違う。ここが効いているのかも。
そして当然ながら盆栽キング号の安定感にはかなり劣るものの見た目や重量を考えるとロードバイク用としてはこのくらいが妥当なところだろう。。(爆)
そして盆栽キング号。
やはりこのペダルが一番足うらが安定する。
見た目が少々野暮ったいことと、重いことを許容できるならばこのペダルがベストだ。(苦笑)
まあ、とりあえずはこの組み合わせでしばらく乗ることにしよう。
多少の違いはあれども、すべて両面SPDペダルなので使い勝手はどれも最高なのだ。(^-^)v