前回、電熱ソックスを使ってみてかなり暖かいのは良かったのだが、タイトにセットしてあるオイラのブーツで使うと、ソックスの厚みが厚すぎるのと配線が太いため足が圧迫されてしびれが出てしまい、残念ながら使うのは断念したと言う話は既報である。orz
そして足冷え対策としてブーツのアウターシャルの底敷きに中敷きを張り付けてみた件も既報である。
まあ、そんな流れでギックリ腰を早く治して年末は何とか雪山に行こうと画策していた。毎日腰湯をして温めてはストレッチをしてきた。
その成果が出て腰の曲げ伸ばしはもう殆ど痛まなくなってきたのだが、相変わらずひねる動きは痛みが出ていた。特に下肢を左にひねると痛いのだ。
ぎっくり腰のほうは今一つ完治しないがやはりスキーはしたい。それに今年はオープンこそ遅かったものの各地の積雪は順調に増えていて、スキー場の混雑も大したことはない。(^-^)v
そう考えてギリギリまで迷ったが、年が明けてもやはり回復度合いが十分ではない。
12月2週目に少し良くなったと思って滑りに行って、腰痛を悪化させてしまったくらいだ。同じ事を繰り返してはならない。(^_^;
まあ、そんなわけでなかなか滑りにいけないので足冷え対策の効果検証もできずに居る。(爆)
足の冷え具合だが、もともと使って居た薄手のソックスを履いて従来と同じくつま先の上に使い捨てカイロを貼ってみようと考えていた。底敷きの保温効果がどの程度あるかの検証だ。
しかし、部屋の中でブーツを履いているとやはり地味に足がキツい。(^_^;
即座にしびれてくるほどではないが約2mmの底敷きの分だけ全体が圧迫されているのだ。
ちなみに先日、チャリ用とオートバイ用には使えると書いたつま先カバーはスキーブーツではやはりタイトになりすぎて使えない。orz
だが、もっと薄手のつま先カバーがあれば使えそうな気がして探したところこんなものを見つけた。
通常のソックスの下に履くタイプのつま先だけのソックスだ。ネオプレーンではなく普通の生地だ。しかし、意外に暖かいという評価があるのでダメ元で買ってみた。
厚みは1mm。但し、履くと伸びるので履いているときの厚さは1mm以下だと思う。
試してみることにした。
左足はインナーソックスを履き、その上に通常のスキーソックスを履く。
そして上述のネオプレーンのカバーと比較するために右足はスキーソックスの上にネオプレーンカバーをつけてからブーツを履いてみた。
底敷きの追加をしてある状態なのでどこまで足が圧迫されないかが一番の心配事項だ。
ちなみに断念したネオプレーンのものはカタログでは2mm厚さとあるが実測すると1.5mmもないくらいだ。それでもチャリ用のシューズとオートバイ用のブーツでは使えたのでそちらでの寒さ対策に役立ちそうだ。
新たに買い足したつま先ソックスはあくまでもスキーでの利用を目指したい。
話を戻すが、スキーブーツを室内で履いてみてしばらく過ごしてみた。
ちなみにおいらの足は典型的な日本人足だ。いわゆる甲高ダン広。(爆)
だが足の大きさというか長さは小さい。
実測で右足は24.0cm、左足は24.5cmだ。
そのわずかだが小さい右足に少し厚みのあるネオプレーンカバーをつけたのだが、やはりダメだ。orz
足を入れただけで親指と小指の付け根を幅方向に結ぶラインでシェルに締め付けられてしまう。それに第2バックルが締められない。(苦笑)
ネオプレーンのつま先カバーにくわえて底敷き2mmが悪さをしているようだ。
少し薄手のインナーソックスを履いた左足はと言うと、即座にNGと言うほどでは無いがやはり締め付け感があるし、第2バックルを無理やり締めるとあっという間に足がしびれてきそうだ。
こうなるといろいろ組み合わせで試して見たくなる。
次は底敷きを抜いて、上記の組み合わせで履いてみた。
これでも右足はやはり締め付け感が残るのと第2バックルを締めるとしびれてきそうだ。
左はそれほどひどくはないがやはり無理がある感じで長時間では圧迫されそうだ。
そうなると結局は従来通り、底敷きの追加は無し、ネオプレーンカバーは勿論、インナーソックスもなしで普通にスキーソックスを履くだけだ。(爆)
昨シーズンまではこの状態でつま先に使い捨てカイロを貼っていたのでまたそこに戻るようかな。(´ー`)┌フッ
だが、最後のあがきとして、そもそも薄手でももっと暖かいソックスは無いのかとしらべて見た。(苦笑)
するとイタリアのMicoというブランドのソックスが極薄で暖かいという評価があるようだ。一番薄いモデルはまるでストッキングのようだとの話なのだ。
Mico CA-1640 X-RACE EXTRA-LIGHT が商品名だ。
ネットで拾った商品説明にはこうある。
『エキスパートが求める揺るぎないホールドを実現する、まるでストッキングのような極薄タイプのスキーソックス。
純銀をコーティングしたX-staticを足底部に使用。
薄くても驚きの暖かさ。
軽量で通気性に優れる超極細繊維のDRYARNを採用。ジョルジュ・ロッカをはじめイタリアナショナルチームがレース本番で使用する極薄モデル
足底部に純銀を使用して、薄くても驚きの暖かさです』
レグザムが輸入販売をしているっぽい。
そんなに薄かったらそもそも足が冷たいじゃんとは思うものの世間の評価は高いようだ。
足元の冷えはスキーの楽しさを根本的にスポイルしてしまうものだ。
う~ん。確かに薄い。。。(^_^;
ストッキングのようだという表現がインプレにはあったが、世間的にイメージするストッキングほど薄くは無い。(苦笑)
試しにしばらくの間、フローリングに直に足をつけて冷え加減を較べてみた。
ちなみに右足に履いているのは10年以上前(いや20年くらいまえか・・・)に買った通称『カービングソックス』の薄い方のモデルだ。当時は一番人気と言っても良いくらい使って居る人が多かった。すり切れタフネスに絶対の自信を持っていたが、未だに現役で使えるところを見るとまんざらウソではなかったようだ。(笑)
厚みを較べるとMicoはすべての部位が均一の厚さで約0.5mmだ。
カービングソックスは足裏部分が約0.5mmで同じくらい。但し、これは長年の使用で繊維が潰れたため本来はもう少しは厚みがあったと思う。そして足の甲やすね前は約1mmの厚さになっている。
フローリングとは言え、室内での履き比べでは冷たさに差は感じなかった。(苦笑)
あとは実際に雪上で使ってみるしかなさそうだ。(´ー`)┌フッ
ちなみにMicoの下にショートタイプのインナーソックスを履いた状態でスキーブーツを履いてみた。
このインナーソックスは上で書いたように厚さは1mm弱だ。
これに0.5mm厚のMicoを重ねてもとりあえずスキーブーツを普通に履くことはできた。バックルを締めたまましばらく過ごしたが1時間以上締めたままでも特に問題は無かった。
最後に一度ブーツを脱ぎ、ショートソックスを外して、Micoソックスだけで履いてみると、当たり前だがこの薄手のソックスで履くのが一番足うらがしっくりくる。シェルの締め付けも普通だ。
結局、足の寒さ対策は色々やってみたが、1周回って元に戻った感じだ。orz
次に滑りに行くときはMicoソックスだけを履いてどの程度、寒さに耐えられるかを確認しようと思う。うたい文句の通り、薄いけど暖かいとなるのがベストだが果たして・・・。(爆)