2018年の夏に組み上げたグレートパンダ号には大枚はたいて買ったカンパニョーロのBORA ONE35というカーボンホイールをつけてある。v(∩_∩)
当時は35mmハイトのリムでも充分ディープリムの範疇だったが昨今はオールラウンド用として40mmくらいは当たり前で60mmくらいないとディープリムとは言わないようだが。(苦笑)
もっとも35mmでも結構横風の影響を受けるのでオイラ的にはこのくらいで十分・・・・というか限界だが。バキッ!!(-_-)=○()゚O゚)アウッ!
こいつのベアリングはBORA ULTRAに採用されているCULTベアリングに交換してある。ボールがセラミックで転動面には特殊熱処理?をして在ってグリス潤滑無しでも大丈夫という売り文句のものだ。
こいつのおかげなのか、カップ&コーンの調整を真面目にしてあるからなのかは不明だがよく転がる。v(∩_∩)
タイヤはコンチネンタルのGP500Ⅱを履かせてある。25cだ。チューブはTPU。
もっともフロントは夏休み中のパンクのせいで今は普通のブチルチューブが入っているが。。(^_^;
そんなBORA ONEだが、本来はクリンチャー用ホイールではあるもののチューブレス化して使っている人は結構いるようだ。ネットで検索すると結構な数がヒットする。
最近のモデルはロードと言えども標準タイヤが28cあるいは30cくらいになり、チューブレスを履かせているモデルがかなり増えた。
グラベルロードとまでは言わなくてもオールロードモデルという表現もあるようにタイヤが太くなる傾向があるのだ。
オイラがロードバイクを買った2017年ころはそれまでのリム内幅15mmで23cという細いリムとタイヤから、リム内幅17mmで25cタイヤが主流になりつつある時代だった。
ロード用のチューブレスはまだまだ一般的とまでは言えなかった。
それが今はさらに太くなってきたというわけだ。(苦笑)
オイラが主に通勤で使っている盆栽キング号も組み上げたのは2018年だ。
シクロクロスフレームという事や通勤メインなので安全のために太目のタイヤを履かせてきた。はじめは初代グラベルキング32cを履かせて、その後はシクロクロスタイヤを2セット履きつぶした。いずれも32cだった。
そして今つけているのがグラベルキング・セミスリックの35cなのは既報だ。少なくとも街乗りメインでは35cにしたデメリットは皆無であり、メリットは計り知れない。チューブレス化して使い始めてさらにメリットが増えたことは既報である。
そんな流れで、次にグレートパンダ号に履かせるタイヤはワンサイズ上げて28cがいいかなと思っていた。そして多少なりとも太くするならいっそのことチューブレスで運用してみたい気持ちが増していた。
ロードに乗り始めたころはshimanoのアルテグラグレードのホイールに交換して乗っていたがこれがチューブレスリムだったのでIRCのチューブレスタイヤと組み合わせて使っていた。
しかし、5mmくらいある金属片を踏み抜いてパンクしてしまった。しかも2回。orz
穴なんていうレベルではなくてトレッドが5mmくらい裂けていたからシーラントでふさがるわけもなく・・・・。
そんなわけでロードのチューブレス化に関しては不信感が強かったのだ。しかし、あれから時が経ち、レースの世界も含めてロードにもチューブレス化の波はどんどん押し寄せてきている。
ワールドレベルのレースではほぼチューブレスというのが実情のようだ。
ホイールやタイヤの選択肢も増えてきた。v(∩_∩)
まあ、なんだかんだとダラダラ書いてきたが要するにBORA ONEホイールにチューブレスタイヤを履かせてみたいという事だ。バキッ!!(-_-)=○()゚O゚)アウッ!
いろいろ自分の欲望を正当化するために書いているだけだが、引き金は夏休み中のパンクなのは間違いない。
ほっそい針金状のスプリングがぶっささり、あえなくパンクの憂き目を見たのだが、最高気温が体温越えの時期だったためにパンクからのリカバリーでは倒れそうなくらい暑い思いをしたことがきっかけだ。(爆)
そしてその時の小さな穴ならば間違いなくシーラントでふさがるレベルだったのだ。
そんなわけでタイヤ交換に踏み切ることにした。
GP500Ⅱタイヤはまだ使えるので予備ホイールのZONDAに移植することにしよう。ZONDAに履かせてあるタイヤはすでに6年経過しているので廃却かな。(´ー`)┌フッ
上述のように盆栽キング号をチューブレス化する際は、リム内幅19mmに対し、21mm幅のリムテープを使った。リムテープの幅に関してはメーカーによって推奨がまちまちである。内幅と同じでいいというメーカーもあれば、+2mm、あるいは+4mmといろいろだ。要するにリム形状にも寄るのだと思う。
中央部のくぼみが大きめだとその分幅をロスするので+2mmくらいのテープが良いのだろうし、リムの耳部分の内側までテープを回り込ませた方がいいという思想になると+4mmとなるのだ。
今回ためしにBORA ONEをチューブレス化するにあたり、リム内幅17mmに対して+4mmのリムテープを用意した。このリムは本来はクリンチャー専用であり、ビードのシールする部分に脱落防止のハンプがないのでより確実にシーラントがシールできるようにサイドまで回り込ませてみることにしたのだ。
早速巻いてみた。
写真は取り忘れた。(爆)
バルブはあまり長すぎるとカッコ悪い。60mmならば間違いなくOKだが、少々長すぎる。50mmくらいのものがあればいいのだが、今回用意したパナレーサーのバルブは60mmの下は44mmになってしまう。
そこで試しに44mmを仮組して、ポンプの口金がきちんとはまるかどうかを確認してみたところ、何とかなりそうだ。
ねじ部への噛み込みが浅いとポンプヘッドがすっぽ抜けてしまうのだがこれならばOKだろう。v(∩_∩)
ちなみにこの作業はリムテープを巻く前にやったのは言うまでもない。
後は覚悟を決めて作業するだけだ。
用意したタイヤはパナレーサーのアジリストDURAの28c。チューブレスレディタイヤだ。
レース用と言うよりはオールロードモデルだそうだ。従来のアジリストよりも耐パンク性能を高めてあるという謳い文句を信用してみたのだ。その分、わずかに重いがパンクリスクが減るのであればOKだ。
新品のタイヤのビードは硬い。。。嵌めるのは結構大変だ。(爆)
だが、チューブがなければある程度強引にやっても大丈夫だし、ビードクリームをまじめに塗ってから作業したら意外とあっけなく嵌まった。
最後の最後だけはタイヤペンチを使ったけど。(^_^;
まずはビードをあげるのに素直にCO2ボンベを使った。(爆)
一度ビードをあげてからバルブコアを抜き、シーラントを注入するのだが、バルブコアを抜いたとたんにビードが落ちてしまった。orz
こう言うところがクリンチャー用リムの限界なのだろう。(´ー`)┌フッ
とりあえずシーラントを少し多めの35ccほど入れてから再度CO2ボンベでビードをあげた。フロアポンプでどうにかなるレベルではないのだ。
ビードが落ちているから少しシーラントが噴き出してきたが再びビードがあがったのでひと安心。v(∩_∩)
その後はシーラントをひと通り行き渡らせてからグルグル回していた。
リムがチューブレスには対応していないものを無理やりチューブレス化したのでエアの保持性がかなり怪しいかなと思って居たが、ロードタイヤ用のエア圧でも殆どもれはないみたいだ。v(∩_∩)
盆栽キング号の時と同じようにまずはフロントだけで様子を見て、いけそうならリアも作業する予定だ。
2、3時間放置しても殆どエアが抜ける気配がないので、いったん6barに調整しなおして本格的に放置プレイだ。バキッ!!(-_-)=○()゚O゚)アウッ!
ちなみにチューブレス対応のリムでないとパンクした際にすぐにビードが落ちて危険だという人が居るが、それならば通常のクリンチャーリムにクリンチャータイヤをつけているときだって同じ事が起きるので大差ない。
要するにパンクの仕方というか穴の空き方、大きさでどのくらいの速度でエアが抜けるか次第だ。むしろチューブでいきなり大穴が空けば、一瞬でエアは抜けるがシーラントが入っていれば少々でかい穴でもすぐにペッチャンコになることはないのだ。これはかつて2度ほど経験して居るので間違い無い。(苦笑)
上述のように短めのバルブをつけたのでフロアポンプを使うときのかみ合い代はギリギリではあるがヒラメもR250ポンプヘッドもどちらもきちんと使えている。v(∩_∩)
よかったよかった。v(∩_∩)
ま、そんな流れで大丈夫っぽいのでリアも組み替えた。(爆)
そして盆栽キング号に続いてグレートパンダ号もチューブレスでの運用となるので以前から気になっていたこれを買った。
シュワルベのサブボンベだ。エアを注入しておいて、タイヤに一気にエアを注入できる。。
実は大昔にチューブレスに手を出したときにサブボンベ付きのフロアポンプを買って持っているのだがサブボンベの容量が小さすぎて話にならない。バルブコアを抜いておけばロード用のタイヤならぎりぎりビードをあげられるかどうかと言うレベルだ。
このシュワルベのは容量がおそらくその3倍以上有ると思われ、バルブコアをつけたままでもビードをあげることができた。v(∩_∩)
出先でトラブったときは素直にCO2ボンベを使うが自宅ではね。(^_^;
まあ、そんなわけで前後共にチューブレス化したので今朝、タイヤとリムを馴染ませる目的で少しだけ走ってきた。
朝7時半くらいには走り出したのだが8時には既に30℃となり、相変わらずのアホみたいな暑さだ。
エア圧は6~6.5barrくらいで走ったのだが、28cで少し太いこともあるのか、路面からの突き上げの角が取れて乗り心地がいい。v(∩_∩)
このホイールは元々よく回るし、今までのコンチネンタル・グランプリもよく転がるタイヤだったので転がりに関しては特別な差は感じなかったが、十分いいレベルだと言うことだな。
慣らし目的なので短めの距離をマッタリ走るつもりだったが、昨日、もてぎでスーパー耐久を撮影していて、さんざん歩き回った疲れが出て居て、もうヘロヘロだった。バキッ!!(-_-)=○()゚O゚)アウッ!
早々に帰ってきたのは言うまでも無い。
今後のエアの保持性は経過観察するしかないが、とりあえず実用上は問題なさそうだ。v(∩_∩)
これからは暑さもだんだん和らいでいくはずなので、モタスポ撮影がない週末は乗り倒してやろうと思う。v(∩_∩)