バッタ物⇒ピークデザイン・アンカーリンクス | 木馬の四方山ばなし

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8耐の最中にピークデザインのアンカーリンクスの紐がすっぽ抜けた件で友人のK田さんが自分の予備在庫を使って品質の検証をしてくれた。

その結果によると、
紐の先端には金具がカシメてあり、それを樹脂がモールディングしている様だ。紐にも赤い芯線が入っているのが確認できたので友人の物は正規品で間違いなさそうだ。

そこでオイラも手持ちのものを確認してみることにした。

端の方からニッパーで樹脂を切り取って中を確認して見たが、どう見ても紐の先端をカシメているような金具は見当たらず。(^_^;

紐の先端を樹脂でモールディングしているだけだ。

こりゃ、いつかはすっぽ抜けるわなぁ。ヽ(´ー`)ノ ハア

そしてその紐をライターで炙ってみたらあっという間に切れた。当然、赤い芯線などあるはずない。

確か数年前にヨドバシで買った記憶があったので
ヨドバシでの購入履歴を検索したがヒットせず。

もしやと思い、Amazonでの購入履歴を検索したら、あった。orz

ヨドバシさん、疑ってゴメン。バキッ!!☆/(x_x)

 

Amazonでは、『国内正規品』といううたい文句と販売元が『ピークデザイン』とあったので信用してしまったのだが思いっきりバッタ物だったようだ。(^_^;

今にして思えば、銀一やヨドバシの価格よりも結構安かったからなぁ。バキッ!!(-_-)=○()゚O゚)アウッ! 

 

EOS 1Dmark4とEOS 1DXmark2につけてあるアンカーリンクスはすべて外したのは言うまでも無い。(爆)

 

Amazonサイトではストラップ用バックル2ヶとアンカーが4ヶセットになった物を2回買っている。2台で使うから。だからアンカーは4ヶ余っていた。

 

どうせ捨てるのだからと外した物と残りの予備をすべてチェックして見る気になって二つほど紐をライターで炙ったら、2ヶ目は本物っぽい芯線が出てきた。(゜Д゜)

 

2回買っているので1回は本物だったようだ。だが、見た目で真贋がわかるのか較べてみた。

 

まず、紐の太さ。かなり微妙ではあるがノギスで測ると偽ものの方が0.1mmほど細いようだ。但し、弾力のある紐をノギスで測っているので少々決め手に欠ける。

 

そこで周囲の赤い樹脂部分を較べてみた。

上の写真での赤い部分の厚みを測定すると偽ものは0.1mm薄い。

偽もの⇒2.9mm

本物⇒3.0mm

外径はほぼ同じで16.95~17.0。

 

地味に差があるとは言え寸法で100%自信を持って真贋を見分けるのはかなり難しい。(苦笑)

 

外観を較べると本物の方が表面がつるつるしていて、なおかつ角が立っている。偽ものはつや消し状で角部がダレている。少なくともオイラの手元に有るもので言うと、外観が一番差があるように思えた。

 

この見分け方が正しいかどうか残りの物をすべてライターで炙ってみた。

 

見た目で判断した通りの結果になった。v(∩_∩)

 

偽ものが3ヶしか無いのは鈴鹿ですっぽ抜けた物は捨ててしまったからだ。

オイラはカメラには通常のストラップの他にハンドストラップをつける。その際、シャッターボタン側にはストラップを2本通すことになり、従来はかなり苦労して無理やり通していた。

その点、アンカーリンクスを使えば、ハンドストラップをつけたあとにアンカーの紐を通すだけなので取り付けやすいという理由で使って居た。

 

仕方ないのでヨドバシに発注したのは言うまでも無い。

そして今回の真贋サンプルは今後のために捨てずにとっておこうと思う。

(´ー`)┌フッ