盆栽キング号は確か2018年の夏くらいに組み上げたものだ。そしてそれ以降、シフトのインナーワイヤーは交換したことはあったが、アウターチューブは使い続けてきた。この夏で丸6年が経過することになる。
先日、銀ぎつね号と比較するとリアのギアチェンジが重いことに気づき、アウターチューブごと交換する気になった。実用上で不具合があるような重さではないのだが、まあ、少しでも軽いに越したことはないのだ。(爆)
ちなみに銀ぎつね号は折り畳みのミニベロという事もあり、フルアウターなので劣化しにくいし、配索が自然なのでシフトフィールが軽くて当然だが、盆栽キング号ももう少し何とかなるはずだ。(苦笑)
盆栽キング号の配索はフレーム内を一切通さない。途中途中がワイヤーむき出しになってしまうが、ワイヤーの保護の意味でチューブライナーをかぶせてある。
購入したシフトワイヤーセットはインナーケーブルはFD用とRD用の2本入っているが、アウターチューブは長いものが1本だけだった。
FD、RDともにフルアウターではないとはいえ、外側配索なので通常のフレーム内装よりは必要なアウターの長さは長い。足りるかなぁと思いつつ作業を進めた。(苦笑)
まずはFD側。左ハンドルのバーテープを剥がし、アウターチューブも含めて取り外した。
ちなみにFDだが、いまはR8000系アルテグラのものをつけている。しかし1年くらい前に頻繁に緩みが出るsuginoクランクに嫌気がさして、shimanoのGRXクランクに交換してあった。GRXには唯一46/30Tというオイラの脚力でも使えるラインUPがあるからだ。(^_^;
だが、GRXというのはグラベルバイク用のコンポなのでクランクのチェーンリングがアルテグラなどよりも2.5㎜ほど外に出ているらしい。グラベル用という事で太いタイヤを履かせてもチェーンがタイヤと干渉しないように設計してあるのだろう。
確かにクランクだけ入れ替えた状態ではFDの位置が内側過ぎてアウターリングにシフトアップできなかった。orz
その後、何とかセットアップ出来たもののぎりぎりだった。フレーム直付けだったら無理だったかもしれない。盆栽キング号はバンド取り付けタイプなのでバンドの角度も含めてなんとかシフトできるようにセットアップしたのだ。v(∩_∩)
先週末に比較的近所にある自転車やそのパーツの中古品を売買する店のHPを見ていたら、GRXのFDの中古があった。
新品価格よりも少し安いだけだが、差額は大きくないとはいえ新品である必然性もないので週末に見に行って即決で買ってきたのだった。
GRXのFDならばはじめからチェーンラインはクランク側ともあっているはずという期待からの購入だ。v(∩_∩)
話がだいぶ脱線したが、GRXのFDをセットし、アウターチューブとインナーワイヤーを取り付けてからワイヤーの張り調整をした。ワイヤーが外側配索なので手でつかんでぐいぐい引っ張って初期伸びをできるだけ取ることができる。(笑)
さすがにGRXのFDだとさして苦労せずに調整できた。v(∩_∩)
続いて右のバーテープをはがし、シフトケーブルを外した。RDはそのままなのでアウターをカットして取り付け、インナーワイヤーを通せばあとは初期伸び取りと張り調整だけだ。
シフトケーブルの調整が終わり、ハンドルのバーテープも巻いて完了だ。
フロントのギアチェンジは軽くなった気がする。v(∩_∩)
肝心のリアは・・・というとスタンドに乗せた状態でのチェックではあまり違いを感じないかなぁ。(苦笑)
まあ実際に走って見てどうかではあるが。
そんなわけで梅雨の中休みなのか、今週はもう降らなそうなので盆栽キング号で通勤ちゃりザップをしてみた。リアのギアチェンジはあまり変わり映えしてない気がする。orz
それでも、何度も書いているように銀ぎつね号から盆栽キング号に乗り換えるとアベレージ速度が少し上がる。v(∩_∩)
あらゆる部分が軽く動くので足が回るし、足を止めたときのホイールの転がりも段違いなのだ。
そんな感じで3日ほど通勤ちゃりザップで乗ってみたところ、ワイヤーとアウターの慣らし効果なのかフロントもリアも幾分軽くなってきた。v(∩_∩)
ギアチェンジがすぱすぱ決まると乗っていて楽しくなってくるから面白い。(爆)
天気予報をよく見て、雨の確率がそれほど大きくない日は盆栽キング号で通勤だ。v(∩_∩)