銀ぎつね号vs.盆栽キング号・・・その後 | 木馬の四方山ばなし

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久しぶりに銀ぎつね号に乗った後、盆栽キング号に乗ったらいろんなところが結構違うという話をこの間書いたばかりだ。
そしてそれぞれの違いはともかく、気になる点については少しでも改善を図るべくちまちまいじりだした。
まあ、要するに盆栽いじりが楽しいだけなのだが。バキッ!!☆/(x_x)

まずは銀ぎつね号だ。

ハンドルポストのキシキシ音をどうにかしたい。shimanoのプレミアムグリスを多めに塗っていくらか静かになったがまだ完全ではない。

週末にパキパキ音をさらに改善すべく、手持ちの中で一番硬めのグリスを多めに塗ってみた。

だいぶ音は減ったがそれでもパキパキ鳴るときは鳴る。(苦笑)
この辺りが折り畳みミニベロの構造上の限界なのかもしれない。orz

だが、真剣にこいでいると結構パキパキ音が気になる。(爆)

仕方ないので更に硬いグリスを探して買うかなと思ったがその前にこれを試して見ることにした。

カーボンペーストだ。

カーボンパーツを組むときに塗布すると摩擦係数が上がると言われている。カーボンの場合、むやみやたらと締め付けトルクをあげすぎるとカーボンパーツが壊れるのでこう言うものを使うのだ。
ま、ダメ元で使ってみることにした。クリーナーであらかたグリスを落としたあとにこれを塗って締め上げた。
乾燥というか接着するための時間として、ひと晩おいてから翌日の通勤ちゃりザップで確認して見た。


悪くなさそうだ。(^^)v
まだ1往復だけなので耐久性というか効果の持続性は今後の課題だが、現時点ではグリスの時よりはだいぶパキパキ音は少なくなった。v(∩_∩)

もしこれでもダメな時は液体パッキンのように完全に固まらないが隙間を埋めてくれるタイプを使うか、もしくはモリブデングリスとかパッドグリスのように隙間を埋めつつ、滑りをよくする方向のものをトライする感じかな。(´ー`)┌フッ


次に大腿四頭筋が妙に疲れる件だが、サドルは限界まで前に出して、更に5mmほど上げたところ、いくらか脚を回しやすくなって、大腿四頭筋に集中していた負荷が多少はハムにも分散した気がする。
気がする程度だが。(^_^;
もうちょっとだけ前に出したい気もするが、リラックスして脚を回しているときにはわずかに後ろよりに座りたいのでこの辺りが落としどころかなとは思っている。(苦笑)

同じルート、距離での検証が間違いないはずという事で週末に意味もなく通勤路を往復してみた。(爆)
途中で少しずつサドルの高さや角度を調整したところ、ほぼOKかなというところまで追い込めたので週明けの通勤でも乗ってみた。
サドルに関してはこれでよさそうだ。v(∩_∩)

何度か書いているように銀ぎつね号だとどうしても走りが重くてバテ加減がちがうので本当にポジションだけのせいなのかどうかがわからないでいる。(苦笑)
サドルポジションをできる範囲で調整したがまだ盆栽キング号には負けているのだ。(苦笑)
盆栽キング号に乗り換えると明らかに楽に漕いでいけるのでその差の要因はポジションだけではなさそうだ。ギア比が少し離れ気味なのも影響はしているとは思う。

リアのカセットスプロケットはどちらも11-34Tで同じなのだが、クランク側の歯数とタイヤ径がちがうので常用するギアが違う。ざっくりイメージでかくと上の図のような感じだ。ギアを変速したときのレシオの変化率が盆栽キング号の方が小さい。これは走っていても実感できる。

 

まあ、ギアはどうしようもないのでとりあえずイマイチ回転が重いリアホイールをチェックしてみることにした。

ちなみにミニベロ・銀ぎつね号は20インチ。451サイズのホイールだ。
完成車購入時についてきたホイールは結構いいものなのだが、スプロケットがSRAMでしかも通常とは構造が違うため、現在は中華製の安いホイールを使っている。shimanoのスプロケットを使うためだ。
この中華ホイールはフロントはOKだが、リアはイマイチ転がりが悪いのだ。

リアのフリーハブをばらせないか確認した。たしか購入時にもグリスアップしてから使うつもりで見たのだがどうにもばらし方がわからなかった経緯がある。(苦笑)

スプロケットを外してじっくり眺めてみたところ、あっという間に分解できた。v(∩_∩)


グリスの量はむしろ少なすぎという感じだったが、割と硬めのグリスのようだったのでいったんキレイに落としたあと、shimanoのハブグリスを塗り込んで組み直したところだいぶまわりは軽くなった感じだ。v(∩_∩)

通勤で乗った感じでは
足を止めたときの転がりが良くなったので少し脚を休められるようになった気がする。(^_^;

さらに言うならばペダルも踏みごたえというか踏み心地に差がある。盆栽キング号には片面SPDの軽量ペダルがついているが、銀ぎつね号は両面SPDのエントリーモデル。回転性能には感じられるほどの差はないが、シューズ底面との接触面が銀ぎつねの方が狭いので足裏のピンポイントで踏んでいる感覚が強い。
まあ、これは仕方ないが。(苦笑)

漕いでいるときの重さをさらに解消するにはあとは
タイヤを細いものに戻すくらいしかなさそうだ。
直進安定性と路面に荒れに対するタフネス向上に大いに貢献している太いタイヤ(34-451)だが、オリジナルの細いタイヤ(27-451)にしたらどうなるかも試してみたい気もする。ホイール自体がかなり重くなっているのでタイヤは細いものに戻しても安定性がある程度以上あれば可能性はある。。
安定性にはドロップハンドル化によるポジション変更も貢献しているので効果の程度を分解して確認してみる意味もある。

そうはいっても通勤では陽が落ちてから走ることも多いので不意の段差や溝でハンドルを取られてしまうと小径タイヤゆえにリスクが高いのでしばらくはこのままだな。(´ー`)┌フッ

話は変わって盆栽キング号。
基本的にすべての面において優れているがひとつだけ負けているのは
シフトの操作荷重が重いことだ。
リアのシフトダウンでSTIレバーを押し込んだときの荷重が明らかに銀ぎつね号よりも重い。銀ぎつね号は先日のレシオ変更の際にシフトケーブルはアウター、インナーともに新品に交換した。
盆栽キング号は6年前に組み上げてからアウターは一度も交換していない。インナーケーブルは1年ちょっと前に交換してあるが。

盆栽キング号のケーブル類はすべて外装配索なのでアウターの影響はそれほど大きくないとは思うものの、STIからハンドルに沿って取り廻す部分は屈曲が多いので6年物のアウターはちょっと厳しいかな?

いったんバーテープも剥がさないといけないのでこの際だから買い置きの新しいものに巻き替えよう。v(∩_∩)
リザードスキンの3.2mmのものから2.5mmのものに変更だ。

そう考えて、シフトケーブルは購入したが、作業はまだやっていない。
既報のように盆栽キング号は室内ローラー台に設置してしまったので作業を急ぐ必要はないからだ。(´ー`)┌フッ