スキーブーツのインソール | 木馬の四方山ばなし

木馬の四方山ばなし

趣味の話や日々の出来事を中心に何となく、自己満足のためにつづっていくブログです。

今使って居るスキーブーツは2019年の春に購入したものだ。
2018-19モデルと言うことになるが、2019年の夏からインドへ赴任し、19-20シーズンは全く滑っていないので使い始めたのは20-21シーズンからとなる。

来シーズンで5シーズン目の使用となる。

オイラは典型的な日本人足なので、吊しのままのブーツを履くことはできない。いつものようにBMZさんで目一杯膨らまして貰った。(爆)

 

インナーブーツはレグザムのフォーミングだ。オイラの日本人足にあわせてベースとなるブーツのサイズを選ぶとどうしても前後が余ることもあり、隙間を埋めるためにフォーミングをおごっている。

足首が硬くて脛の前傾角をとりにくいのでブーツの底敷きの踵側を少しあげてあり、バランスをとるためにシェルのふくらはぎ側にはコルクを貼ってある。

今のところ、インナーブーツにへたったという印象は無いのでまだ使える筈だ。v(∩_∩)

 

シーズンが終わって久しぶりにブーツを丸洗いしているときにしげしげ見ていて、やはり今使って居るインソールはちょっとイマイチかなぁと言う気がしてきた。

 

チャリ用シューズに入れて居る成形インソールがいい感じなのでスキー用にも使いたくなってきた。

 

それで衝動買いしてみた。

 

実を言うと以前、一度これを使って成形しようとして失敗したことがある。

その時はインナーブーツをシェルに入れてある状態で、暖めて柔らかくしたインソールを押しこもうとしたのだか゛手も入らないためグチャグチャになってしまったのだ。

このインソール、湯煎して柔らかくするのだが、それが冷めてしまうとある程度固まってしまい、再湯煎してもダメそうだったのでこの時は諦めたというわけだ。orz

 

今、冷静に考えると、インナーをシェルに入れたままの状態でグニャグニャのインソールを入れるのは無理がありすぎた。(苦笑)

やはりインナーブーツをシェルから抜いた状態でインソールをきちんと入れ、その上でシェルにインナーブーツを入れてから足入れという手順だろう。インナーブーツだけの状態だとしてもグニャグニャのインソールをキレイに入れるのはひと手間かかりそうだ。そしてインソールが冷えないうちにすべての作業を手早くやる必要がある。

 

そこで今回はアウターシェルとインナーブーツも暖めておくことにした。熱線入りのブーツバッグをもっているのでこれで目一杯温めておいたというわけだ。

そして片足ずつインソールを成形することにした。

足裏の形状に成形する際にはブーツは両足とも履いた状態でやりたいので、片足はノーマル状態のままで履いたのは言うまでも無い。そして片足の成形が終わったら同じ手順で今度は反対の足のインソールを成形するのだ。

 

そう考えていたがいざブーツウォーマーバッグで温めてみるとけっこうな時間、保温状態を保ってくれそうなので手順を変更した。

あらかじめインナーブーツを抜いてインソールも出しておく。

土踏まず用のスポンジをインナーの中に貼っておき、シェルとともに再びウォーマーバッグへ。

 

インソールの準備をしながらお湯を沸かしておき、準備ができた次点でお盆でインソールを湯煎仕始めた。

ある程度のところでまずは右脚のインソールを湯煎からあげて、ブーツバッグから出したインナーブーツになんとか皺が寄らないように入れる。

その後は素早くアウターシェルを取り出してインナーブーツを入れ、さらに足をそっと入れてバックルを手早く閉める。

 

右足がここまで来たらこんどは左足で同じ事をやる。左はインナーブーツにインソールを入れるのがあまり上手く行かず、シェルに入れたあといざ足を入れようとしたらインソールが前にずれてしまったのでいったんやり直した。

幸い、この初夏というかもう夏だがの気温とひと晩温めておいたインナーブーツ&アウターシェルの冷めにくさのお陰で何とかなりそうな感じだ。

 

無事に両脚ともにバックルを閉め終わったら少し足うらに加重する感じで軽めの前傾姿勢をとったりして、インソールが硬化するのを待つのみ。

だが、念入りにあれもこれも温めてしまったため、足入れしたあともインソールから熱が伝わってくる感じがちっともおさまらない。

仕方ないので途中からは椅子に座ってテレビを見ていた。(爆)

なかなか冷めなかったがようやく冷えたようなので足を抜いてみて唖然。。orz

 

足を入れるときに右はインソールが前に寄せられてしまったようだ。

これじゃあ、使い物にならない。

 

このままではゴミ箱行き必至なのでダメ元でもう一度湯煎してみた。(^_^;

 

幸いにしてなんとか柔らかくなってきたので一生懸命伸ばしてから再びブーツに入れてみた。

インナーブーツに入れてなんとかキレイに伸ばしてやっても、インナーをシェルに押しこむときにまたインソールが前に寄ってしまうようだ。

手を突っ込んでなんとか修正するのだがやはり足を入れる際にインソールがズレたがる。

シェルを目一杯開きつつ、気をつけて足を入れてなんとか大丈夫だろうと言うことでそのまま成形して冷えるのを待った。

 

取り出して見ると何とも微妙。。。

 

だが、もう一度湯煎してやるのはかなり厳しそうなのでそのままパッドを貼り付けて完成させてみた。

 

ぱっと見にはそれっぽくなったのでブーツに入れて、履いてみた。

すると右のインソールは見てわかるとおり、少し短くなってしまったため、インナーブーツの中で前後に動けてしまうことがわかった。orz

無理やり使うならば、両面テープでインソールをインナーブーツの底に貼り付ければ何とかなりそうだが、何とも何とも・・・・・ヽ(´ー`)ノ ハア

 

とりあえず、元のインソールを入れて、このインソールは一緒にブーツバッグに突っ込んであるが、どうやらまたまた大失敗をしてしまったようだ。orz

 

後悔先に立たずとは言うが、大失敗をやらかしたあとでふと思った。

 

インソールをインナーブーツに入れたら、そのまま履いてしまい、その状態でアウターシェルに足を突っ込めばよかったのだ。バキッ!!☆/(x_x)

 

いわゆる選手履きというやり方だ。編み上げのインナーブーツの場合は当たり前にやる履き方である。

オイラも以前のブーツではそうしていた。しかし、今のブーツでは普通に履くようになっていたためその発想が出てこなかったのだ。

最大の敗因である。orz