クルマをカジくんに替えてからはまだちゃりを車載したことがない。
以前、サトル(SHUTTLE)に乗っていた時はフロントホイールを外して固定するタイプの車載ホルダーを使って、ロングライドイベントなどにも時々出かけていたが、カジくんに乗り換えてからはまだ試したことすらない。(^_^;
カジくんを購入した直後に後部上部に取り付けるタイプの純正オプションのラックを付けてしまったため、その部分の室内高が低くなっており、車載するなら少し工夫が必要かもしれない。
後部座席を前に倒した状態で後部荷室の『フタ』を取っ払ってしまえば、高さを稼げるので前側でフォークを固定する感じで積めるかもしれない。試してみようと思いつつも未確認のままだ。(´ー`)┌フッ
ただ、出来れば後部は就寝できるようにフルフラットにしたままでも詰めると最高なのだが。。。
その後、カジくんの車中泊仕様の見直しを何度かしているうちに上述の純正ラックは外したので後部の天井高は十分高くなった。自作のテーブルさえ外せば、フルフラットにした状態で車載することは可能なはずだ。
おそらくちゃりと添い寝することもできるはずだ。バキッ!!(-_-)=○()゚O゚)アウッ!
そんなことを考えつつ横型の輪行バッグを一つ買ってみた。
もうずいぶん前のことだ。(^_^;
いろいろ探して、本来の輪行用と言うよりは、車載時の車内の汚れ防止目的で包むための輪行袋?を見つけたのだ。自走での輪行を前提にしていない商品なので生地も厚めだし、たたんだサイズも小型の座布団くらいある。(爆)
以前購入したまま放置プレイになっていたこの車載用輪行袋(変な表現だが・・・)を引っ張り出してみた。
横型というだけではなく、両サイドにホイールポケットもついている。フレームサイズやハンドル幅にもよるがフロントホイールを外しただけでも袋を閉じることができるらしい。それで車載出来るなら簡単だし、車内を汚さなくて済むのでいいかもしれない。
特にリアホイールを外さなくてすむならば、チェーンがだらだらしないし、リアのカセットスプロケットであちこち汚さなくてもいい。何よりもホイールを袋に入れた際にフレームとぶつけて傷をつける心配もない。
6月に昔からの友人と霞ケ浦を走ろうという計画があるのでその際はクルマで行こうと思っている。どのみち前日移動のつもりなので距離的には自走でもいけそうなのだがルートがよくわからないというか、ルートの交通事情が分からないので安全を優先して、クルマで現地入りしてからのちゃりザップにする予定なのだ。(苦笑)
まあ、そんなこともあり、いまさらながらではあるが輪行袋を引っ張り出して、チャリを入れてみた。
結論から言うと、期待した通り、フロントだけ外せばすっぽり覆うことができた。(^-^)v
外したフロントホイールはホイールポケットに入れればOK。ブレーキディスクを外側に向ければフレームと干渉する心配はなさそうだ。車載時に揺られてガタガタしないように全体を固定する必要はあるが。
ホイールポケットは両側にあるので前後輪ともに外して収納することもできるが、上記の状態で積めればそちらの方が安心だ。
袋に入ることは確認できたので車載できるかどうかをチェックするために寸法を測ってみた。
前後方向はやはり自作テーブルを外さないと無理だ。しかし高さ方向はぎりぎりだがリアホイールをつけたままでも積めそうな感じである。(^-^)v
まあ、上述のように車載で使う際も念のため、外したフロントホイールのディスクにはカバーをつけておいた方が安心ではあるが。(^_^;
それからブレーキにはダミーのスペーサをかましておくのも忘れてはいけない。(´ー`)┌フッ
ちなみに本当に輪行することを想定したコンパクトな輪行袋はいくつも持っている。(^_^;
実際に輪行したことは無いのだがどういうのが使いやすいのかを検証しているうちにだんだん増えてしまったのだ。(爆)
左から順に説明しよう。(´ー`)┌フッ
写真の左から3つはPEKOさんという方の手作りで軽量にこだわったものだ。
・横型:緊急用ウルトラ軽量輪行袋
・縦型:緊急用ウルトラ軽量輪行袋
・縦型:耐久型輪行袋
右の3つは下記となる。
・縦型:オーストリッチL-100
・横型:モンベルコンパクトリンコウバッグ
・横型:Pocket in 超軽量輪行袋 PI-1
一番はじめは定番中の定番、L-100を買った。しかし、エンド金具をつけるのが面倒だった。ディスク仕様、スルーアクスル対応のエンド金具はけっこう面倒なのだ。
エンド金具はふたつ持っている。右が始めに買ったもの。タイオガの樹脂製だが回り止めの爪がすぐに削れて金具が回り、リアディレイラーの保護にならないというのがもっぱらの評判だ。(^_^;
左は定番のオーストリッチのもの。クイックシャフト用のものに較べるとスルーアクスル用はとりつけが面倒ではあるが、こちらはしっかり固定できるので安心感がある。(^-^)v
車載用の場合は、包みやすさと保護機能が十分ならば、輪行袋自体が少々大きくて重くても全く問題にはならないが実際に輪行する場合は、持ち歩かなければならないので大きさや重さも重要となり、パッキングのしやすさも大切な要素なのだ。
横型、縦型を問わず、外した前後輪をフレームに縛り付けて、自立するようにするところに若干のコツがある。輪行袋にオマケでついてくるナイロンバンドだと滑りが良いせいで緩みやすいので使いにくい。
商品名は忘れたが、ゴムバンドの先にフックがついているコイツが抜群に使いやすい。全くズレないし、ゴムのテンションがかかっているから緩むことも無く、しっかり自立してくれる。(^-^)v
100円ショップで買ったゴムバンドタイプのマジックベルトでもかなり良い感じに固定できる。(笑)
リアのスプロケットはカバーをつけておかないとフレームに傷をつけてしまう。ディスクブレーキ仕様の場合は、ブレーキディスクを外側に向けてホイールをつけるから尚更だ。
市販のパッド付きのカバーが楽で良い。紙皿に真ん中だけ穴を開けてつける人もいるようだがオイラは素直にパッドを用意した。但し、そのままかぶせるとパッドが油まみれになって、収納時に他のものを汚してしまうため、使い捨てのシャワーキャップをかぶせた上から嵌めている。
これなら外したときでもシャワーキャップはをパッドの中に押しこんでおけば他のものを汚さずに済む。(^-^)v
総じて、エンド金具をつけなくて良い分だけ横型の方が扱いは楽だ。その分横長になるので電車に乗ったときはスペースをとることになるが。
まあ、そんなことを考えつつ、久しぶりにパッキングの練習をしてみた。(^_^;
まずは縦型。縦型は3つ持っているが、PEKOさんオリジナルの2つは超絶に軽いのは良いが、やはり被せせたり外したりするハンドリングに気を遣うし、ちょっとぶつけるとすぐに破れそうだ。
やはりL-100が定番だろう。
横型も3つ持っている。
横型だとPEKOさんの超軽量タイプも案外あっさりかぶせられる。軽くてコンパクトなので文字通り非常用として遠出するときに持ち歩くのがいいかもしれない。
ポケットインは以前さんざん練習した。入れ方にちょっとコツがあるのだ。
だが、PEKOさんの横型がすんなり入るのでポケットインをわざわざ引っ張り出さなくても良いかなと言う感じだ。
横型で耐久性も含めて常用するならモンベルだろう。
これは袋ではなくて上からかぶせるだけなので尚更手軽である。輪行袋自体も十分小さくて軽いし。(^-^)v
但し、車体から小物を外し忘れると、移動中に落として紛失するリスクはある。サイコンやライトは忘れずに外しておかないと。バキッ!!(-_-)=○()゚O゚)アウッ!
ちなみにリアホイールを外した場合にはそのままだとチェーンがだらんとしてフレームに干渉して傷をつけてしまったり、あちこちを油まみれにしてしまうので、アクスルに通してテンションをかけるのが、QRシャフト時代の定番だった。
あるいは素直にチェーンフックを使う手もある。
ゴムバンドの先についたフックでチェーンをぶつからないように引っ張るのだ。(^-^)v
但し、これらの方法だとリアディレイラーが立ち上がってしまうのでちょっと引っ張りすぎ。もっと上手い方法は無いかと検討した。
まずはチェーンを横に引っ張ってみた。
ブレーキキャリパー側のチェーンステーから引っ張ってみた。
う~ん。わずかな力とは言え、チェーンに横向きのテンションをかけるのはよくないなぁ。。
そこでこうしてみた。
リアアクスルから引っ張るとチェーンがどこにも当たらないミニマムのテンションで引っ張れる。(^-^)v
これで決まりだな。。
ちなみに横型でもハンドルを切って入れるタイプとまっすぐのままで入れるタイプがある。
ポケットインはハンドルを切らないとダメなのだが、PEKOとモンベルはまっすぐでOKだ。
ハンドルはまっすぐのままの方がおいたときの安定性が格段に高いのだが、その場合はホイールの固定位置をハンドルに寄せてやるとハンドルが勝手に切れにくくなるし、ホイールの固定そのものも安定するようだ。
リアスプロケットもちょうどフレームの前三角の真ん中に来るので傷をつけにくくなる。(^-^)v
久しぶりに練習をかねてやってみたが、特に輪行の予定は無い。バキッ!!(-_-)=○()゚O゚)アウッ!
但し、実際に使うとしたらどれを選ぶかというと、混雑した電車に乗らない前提ならば、PEKOさんの横型かモンベルの横型が嵩張らず、使いやすい。
新幹線とかある程度以上混雑するのがわかっているときは場所をとらない縦型にならざるを得ないが、その場合は袋の丈夫さも加味して、やはり定番のオーストリッチL-100かな。(´ー`)┌フッ
ちなみにあらためて車内寸法を測ったら、前後輪共に外せば、自作テーブルを下ろさなくても積めそうだ。ひと手間かかるが前後輪を外して車載する方が手堅いかも。(^_^;
PS:そして車載用にもっと手軽に使えればいいかなと思って横型の輪行袋をまたひとつ買ってみた。(爆)
両サイドにホイールポケットがあり、外袋に担ぐためのベルトがついているので、一番最初に書いた車載用のものよりは少しはコンパクトになることを期待して居た。基本は持ち歩き用ではなくて車載用だ。
サイズは思った通りチョットでかい。(苦笑)
真ん中のものが買い足したものだ。
持ち歩くのはできれば避けたい感じだ。
しかし、両側のホイールポケットの位置が悪く、ハンドルに被るため幅方向で突っ張ってしまい、到底締まりそうも無い。
アマゾンのレビューで同様のコメントが多く、ハンドルとサドルを前後逆にしたらなんとか入ったというコメントがあったので試して見たところぎりぎりおさまった。
う~ん。車載用として使うにしてもホイールポケットは使わずにふつうにフレームとホイールを縛っておいて、包み込むのが無難なようだ。
う~ん。期待外れだ。ヽ(´ー`)ノ ハア
オクラ入りだな。(´ー`)┌フッ
ちなみにオイラが持っている輪行アイテムの重量を量ってみた。(^_^;
車載する場合は文句なく、RINKO-BAGだ。重さが1kgもあるがクルマだから問題ない。(爆)
後輪を外さなくてもなんとか車載できそうだし、ホイールポケットが両側にあるので前後輪を外せばもう少しコンパクトにできる。(^-^)v
実際に輪行で使う場合は横型ならば、やはり使いやすさでモンベルだろう。
必要なものを付け加えると重量は下記となる。
227+115+43=385g
軽いものだ。嵩張らないから問題ない。
もしも緊急用と割り切るなら、PEKOさんの超軽量タイプに替えれば総重量はわずか265gだ。(^-^)v
ガッツリ輪行で混んでいる電車にも乗るなら縦型。定番のL-100だろう。
そうなると、エンド金具なども居るのでもう少し重くて嵩張る。
270+139+115+43=567g
十分許容範囲だ。(´ー`)┌フッ
そうそう、銀ぎつね号はフォールディングタイプのミニベロなのでタイヤを外さずに折りたためばあっという間に輪行できる。(^-^)v
もっともオリジナルのバーハンドルをやめてドロップハンドルをつけてあるので折りたたんでも幅方向がかなり嵩張るが。
それでもモンベルのリンコウバッグなら楽勝で包めるので今度、輪行デビューしてみるかな。(´ー`)┌フッ