煩悩の旅は続くのだ。(爆) | 木馬の四方山ばなし

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懲りずにちゃりネタだ。

 

グレートパンダ号だが、先日のハンガープレートの修正を終えて、電脳化とそれに伴う組み換え作業やメンテナンスも一段落したわけだが、やはり煩悩はとどまることを知らず、こんなものを手に入れてしまった。(^_^;

リモートシフトスイッチだ。電動ギアチェンジシステムならではのアイテムだ。v(∩_∩)

中身はこんな感じ。。。


何日かサイクリングロードをメインに走っているうちに、上ハンを持って流している時にもギアチェンジが出来るとらくちんだなぁと思うようになったのだ。毎回、ギアチェンジの度にブラケットを握り直さなくても、上ハンを持ったままでリアのギアチェンジが出来るとよりリラックスしたメタボライディングが出来る。

上記のタイプはUP/DOWNの両方が出来るので買ってみたのだ。
幸い、右側のSTIのDi2用プラグは1ケ所使っていないところがある。現在はダミープラグが刺さっている。ここに差し込めばいけるはずだ。
まずは動作確認のため、プラグを差し込んでシフトスイッチを押してみた。


うん。UP/DOWNともにきちんと動くようだ。v(∩_∩)

問題はハンドル内への配索だ。

リモートスイッチからは直にエレクトリックケーブルが生えているので、ヘッドパイプ側から挿入してSTI側の穴から取り出して、STIに接続することになる。

右側のSTIからハンドルへ入る部分にはすでにブレーキホースとエレクトリックケーブルが一本通っている。ヘッドパイプ側はブレーキホースが出ているだけなので入れる側は特に問題はないと思う。
要するにハンドル内をうまくSTI側の穴まで誘導して、なおかつ狭くなっている穴からプラグ部分を取り出せるかどうかだ。

パークツールのガイドワイヤーを使ってチャレンジしてみた。

だが、上述のようにSTI側にはエレクトリックケーブルとブレーキホースが既に入っている。なんとかガイドワイヤーを入れてマグネットでSTI側の穴に誘導したのだが、物理的には十分通るスペースは有るものの良い角度でもってこれないのであと一歩のところで顔を出してくれない。orz


試しにガイドケーブルを逆から入れても見たもののやはり今一歩、最後の取り出し穴に顔を出してくれない。
やはり手順としてはブレーキホースを通す前にエレクトリックケーブルは全て通しておかないとかなり厳しいようだ。orz


だが、ブレーキホースを抜くとなるとまたひと仕事だ。。。(悩)

しかもジョイント部で切断しないと抜くことは出来ないので長さがギリギリだと、ホースごと交換することになる。
だが、今回の組み付けに際しては少し余裕を持たせてあったので、先端を少しカットしても、そのままそのホースを再度組み付けることは出来るはずだ。

ちなみにリモートスイッチはこんな感じで装着する。

もうちょっとスリムに作れなかったものだろうか??
便利なのはわかるがイマイチかっこわるい。(苦笑)


あまりの格好悪さに取り付けることをためらって躊躇すること数週間。(爆)

だが、やはり使ってみたいという誘惑には勝てず、いよいよ意を決して組み付けることにした。(苦笑)


まずはフロントブレーキのSTI側のブレーキホースを外してから、いったんハンドルから抜く場合にカットしなければならない分を想定して、ブレーキホースをSTI側に10㎜くらい引っ張り出した状態でハンドルを左右に切ってみた。特にホースが短すぎて突っ張ってしまうことはないので、ホースを新しく入れなおす必要はないということだ。v(∩_∩)

 

これならば大丈夫と言うことでいよいよ取り付け開始だ。

 

手順としてはこうなる。

1、フロントブレーキホースのSTI側の固定ボルトを外す。

2、ジョイントが圧入されている部分、先端約1cmを切り落とす。

3、固定ボルトをホースから抜き取る。

4、ホースの先にパークツールの内装用ガイドワイヤーの先端をねじ込む。

5、ハンドルのヘッドパイプ側からガイドワイヤーが出てくるまでブレーキホースを引き出す。

 

これでハンドルへの出入り口の穴はブレーキホースが無くなった分だけスペースが空いた。v(∩_∩)

 

6、ガイドワイヤーをヘッドパイプ側から挿入し、マグネットで誘導してSTI側の穴から引き出す。

7、ガイドワイヤーにリモートシフトスイッチのプラグを取り付けて、STI側の穴から取り出す。

8、ブレーキホースにつないであるガイドケーブルを引っ張り、ブレーキホースをSTI側の穴から引っ張り出す。

 

これで配索は完了だ。

 

リモートスイッチ本体がブラブラしないようにタイラップで仮止めする。

 

STIにリモートシフトスイッチのプラグを差し込み、ギアチェンジが出来ることを確認したら、ブレーキホースの取り付けだ。

ホースの先端をヤスリで平らに慣らし、穴の形状を丸く修正してから新しいジョイントを圧入する。

外してあったボルトをホースに通してから新しいオリーブを嵌めて、ボルトをSTIに締め込む。。

ブレーキホースの剛性が邪魔をするので相変わらずこのボルトの取り付けには難儀する。

しばらく悪戦苦闘したがようやく締め込むことが出来た。v(∩_∩)

 

ここまで来ればあとはブレーキのエア抜きだけだ。

ファンネルカップを取り付けて前を上げたり下げたりしながらエアを追い出す。この作業も結構大変だ。今回はフロントだからまだ良いがリアだとかなり時間がかかる。(苦笑)

 

エア抜きがほぼOKと言うところまで来たらリモートスイッチの位置を確認しつつ、タイラップを本締めだ。

さらにバーテープとブラケットカバーをつければ完成。

 

手前側から見る分にはこんな感じなのでまあ許容範囲だ。

 

 

だが、正面から見るとどうにも野暮ったい。(爆)

まあ、自分が乗る分には正面から見ることはないので気づかなかったことにしよう。バキッ!!☆/(x_x)

それにしてももうちょっとスマートに設計できなかったものなのかねぇ、shimanoさん。(苦笑)

 

スタンドをかけてシフト操作の確認をしたところ、デフォルトは近い方のボタンがシフトダウンで、遠い方がシフトアップのようだ。

だが、実際のカセットスプロケットは逆の並びなので直感的には左右の設定を入れ替えたい。

そこでE-TUBE PROJECTに接続して見た。

リモートシフトスイッチのファームウエアにアップデータがあったので何はともあれ、最新にしたのは言うまでも無い。やはりブルートゥース接続でアップデートしたときと較べると圧倒的に速い。v(∩_∩)

 

ファームウエアを最新にしてから、ボタンの設定を左右入れ替えた。

 

もう一度、動作確認をして終了だ。

 

あえて言うならば、タイラップで縛ってあるだけなのでシフトスイッチを押したときにずるっと廻ってしまいそうな気がする。

まあ、その時は両面テープを併用するなり、滑り止めマットを挟むなりしてやればOKだろう。

 

週末にでも少し乗ってみよう。v(∩_∩)