モタスポ撮影をこの春から再開した。v(∩_∩)
2021はまだインドへの再赴任の可能性が残っていたので撮影機材は友人に預けたままだった。
2020はコロナ疎開で日本に居たが、コロナの影響でレースが無観客だったり、開催中止だったりした。
2019年にコンデジだけをもって筑波に行ったのが最後だ。
そんなわけでまじめに撮っていたのは2018シーズンまで遡る。4年ぶりの撮影なので、まあ、ぼちぼちと思い出しながらリハビリ中と言ったところだ。(苦笑)
4月の全日本ロードレース開幕戦@もてぎでは久しぶりなので短めのレンズで金網を消すためのセッティングを色々試して見たりした。
スローシャッターで撮影する場合は露光時間が長くなるのを調整するために、絞っていくことになる。しかし、絞ると被写界深度が深くなっていくので金網越しの撮影では金網が写ってしまうこともしばしばだ。
だからオイラはNDフィルターを使い分けてある程度絞りを開けられるようにセッティングする。
たとえば500mmレンズだと金網にへばり付いての撮影であれば、あまり気を遣わなくても大丈夫だ。しかし、20分の1などのスローシャッターで撮影しようとすると、最大絞りでも光量が多すぎて露出オーバーになってしまう。
500mmや600mmの超望遠レンズでは金網消しのためと言うよりはシャッター速度のスロー側の限界を広げるためにNDフィルターを使ってきた。
しかし、焦点距離が300mmのレンズになると金網の映り込みが多くなり、意図して絞りを開けるセッティングをしないとどうにもならない。
サーキットでのモータースポーツ撮影では、500mmか600mmの超望遠レンズをつけたカメラの他に、もう少し短い焦点距離のズームレンズをつけたカメラの2台体制で歩き回ることが多い。
70-200mmレンズを持ち歩くことが多いが、24-70mmや17-40mmを持ち歩くことも多い。。。
そしてこのくらいの焦点距離になるとどんなにシャッター速度を遅くしても、それだけでは金網を消すことは難しい。金網にへばり付いていても、である。
4月に色々試した感じではこのくらいの焦点距離になると絞りをヒト桁、できればF5.6くらいまでは開けないと金網を消すのは難しいようだ。
超望遠用のドロップインフィルター用にはND4かND8を入れておけば済むが、短い焦点距離の場合は先日のトライではND16くらいまで暗いものをつけてやらないと絞りを開けきれなかった。
もちろん、その日の天候に大きく左右されるのは言うまでも無い。。。
そんな時、手持ち撮影でつかうズームレンズは全てフィルター径は77mmのもので統一してあるので77mmの可変NDフィルターを持っていると現場で何枚も持ち歩かなくても済むと思いついた。v(∩_∩)
前置きが長くなったが、そんなわけで買ってみた。
数年前はまだ可変NDフィルターはあまり選択肢が無かったし、もっと高かったような気がするが、今は手が届くくらいの値段になっていた。KENKOかMARUMIのどちらかならば外れは無いだろ言うと言うことで安いMARUMIを購入した。(^_^;
だが、現場ではその時々で二重になっているNDを動かしてND効果を調整するのだが、本来のレンズフードをつけてしまうとフィルターの調節リングを回せない。。。orz
フードなしで撮ればいいのだが、やはりフードにはハレ切りという役目の他にレンズを保護する役目もある。まれにC-PLフィルターの調整用窓が付いているフードもあるが、オイラのレンズのフードにはそんな気の利いたものは付いていない。orz
そこで考えた。
フィルターにねじ止めするフードをつければ良い。それほど深くないものならば四隅が蹴られることも無いだろう。。。
そんなわけでフードを買ってみた。
あ、ヒデキのCDは気にしないでくれ給え。。。(´ー`)┌フッ
こんなイメージで使うつもりだ。
24-70mmレンズにつけてみたところだ。
左が純正のフード。結構深い。
右は常時つけっぱなしのプロテクターのうえに可変NDフィルターを装着し、更にその上からねじ込みのフードをつけたところだ。
これならば、レンズフードを回すことでNDフィルターの調節リングを回すことができる。v(∩_∩)
今度の週末の筑波で試して見よう。。
前日だと忙しないので撮影機材だけはざっとパッキングした。いまはバッテリーの充電中だ。(笑)