しばらく前の事だが、死んだお袋が使っていた包丁があまりにもさび付いていたのと、昔ながらの木柄で衛生的にあまりよろしくない状態になってしまったため、自分が使うための包丁を買った。
下の写真の両端と真ん中の3本のセットを買った。ペティナイフ、出刃包丁、万能包丁のセットだ。いろいろ調べて、ステンレス一体型で衛生的なタイプの中から選んだのだ。
GLOBALの包丁は安くはなかったが評判は良いので選んだ。
ただし、付属していたセラミックの簡易シャープナーは使いものにならないのですぐに捨てたけど。(苦笑)
左の黒いものは、どちらも関孫六ブランドのシャープナーだ。左が片刃用、右が両刃用。
左から2本目の包丁はVerdanというブランドの柳刃包丁だ。真ん中のGLOBALの出刃包丁もそうだったが、購入時は信じられないくらいのなまくらだったので砥石で徹底的に研いだものだ。砥糞で指が血だらけになるくらいまで研ぎ上げた。(爆)
だが、関孫六の簡易シャープナーでもあっという間に研ぎ出せるので砥石は捨てた。(´ー`)┌フッ
片刃も両刃も使うたびにタッチアップの意味でシャープナーをあてているのでオイラの包丁はかなり切れる方だと思う。v(∩_∩)
右から2本目の包丁はVerdanブランドの万能包丁だ。もともとは一番右のGLOBALの万能包丁で足りていたのだが、コロナ疎開の際にインドのアパートに置いてきたままだった。orz
せいぜい2ヶ月くらいでインドに戻る予定だったからだ。(´ー`)┌フッ
コロナ疎開が4ヶ月を超え、結局、いったん日本に帰任する形になり、昨年の8月にアパートに入居したあと、インドのアパートに置きっ放しだった包丁が戻ってくるまでの間に使う為に購入したのがVerdanの万能包丁だ。
2本の万能包丁を使い較べると、こんな感じ。
重さ: Verdan<GLOBAL
刃渡り: Verdan<GLOBAL
切れ具合: Verdan=GLOBAL
GLOBALの方が刃厚もあり、しっかりしている感じ。その分ずっしりと重く感じる。刃渡りが少しだけ長いことも影響しているとは思う。
ただし、なぜか切れ味が悪くなるのが早い。
切れ味の持続性: Verdan>GLOBAL
なのである。
自分の研ぎ方が良くないとかとも思い、何度も研ぎ直しては使い較べてみた。
研ぎに関しては、毎回使うたびにシャープナーを使って同じ研ぎ方をしている。荒砥で10回、中砥で10回、仕上げ砥石で5回である。
この差がどこから来るのだろう。。。
同じステンレスという材料名になるが、厳密に言うと材質が違って居てそれが切れ味の持続性に差が出たりするのだろうか???
ちなみに一番左のGLOBALのペティナイフは切れ味抜群だ。ただし、どうにも形が手に馴染まず、持ちにくいので滅多に登場しないが。(苦笑)
それと出刃と柳刃の違いはあれど、GLOBALの出刃とVerdanの柳刃の切れ味の持続性は体感上ではどちらも同等だ。
まあ、切るものも違うからきちんとした比較ではないから気づかないだけかもしれないが。
そんなわけで、キッチンシンク下の包丁ホルダーには上記の5本が刺さっている。
普段はGLOBALの万能包丁をメインに使って居るが切れ味の低下を感じたときはVerdanに持ち替えて調理を続けて居る。
当然、使い終わったらどちらも同じように研ぎ直してしまっておくのは言うまでも無い。(´ー`)┌フッ