またまたスキーの話である。(^_^;
数日前にシェル出しをしてもらったブーツ。今年下ろしたラングだ。
昨日今日と二日続けて滑ってみたがいつも傷む場所が全く傷まなくなった。v(∩_∩)
もっと早くに修正してもらえばよかった。
まあ、結果オーライだ。
この土日の滑走で今シーズン雪の上に立った日数は22日となった。逆に言えば20日間も痛むのを我慢しながら滑っていたことになる。(苦笑)
シェル出しをした際にいつもブーツを見てくれているTさんがオイラが調整後のブーツを履いている姿を見て、
「リアスポイラーを入れて少し膝を前に出した方が良さそうだね。」
といった。
元々のラングのインナーブーツにはリアスポイラーが付属している。ベルクロで着脱可能なタイプだ。
今使って居るのはレグザムのフォーミングインナー。最初から使って居るがリアスポイラーに相当するものはつけなかった。
Tさんが手製のリアスポイラーを作ってシェルに貼り付けてくれた。
これをつけることで臑が少し前傾し、膝が10mmから15mmくらい前に出ていると思う。
部屋の中でブーツを履いただけでも、今までよりもわずかだがニュートラルポジションでも膝が曲がっているのがよくわかる。
とりあえず、フィーリングチェックが必要なので土曜の午前中はこのままでフリー滑走をした。
滑ってみると、膝が前に出すぎてうまくタンを押せない感じ。。。。(^_^;
従来のオイラの滑り方はぐいっとすねを入れてタンを押し、それでも足りないスキートップの加重を母指球に加重して押し込むことで補っていたようだ。
それがはじめから膝が前に出ているとタンを押す反発を感じられず、違和感がある。そして足うらも母指球で踏ん張っていた感じがまったくできないというか不要になった感じだ。
少し滑っただけでは違和感の方が勝っている。(苦笑)
だが内脚の股関節はたたみやすくなっているので脚を傾けるのはしやすくなっている。ただし、そのときの外足の加重ポイントというか母指球を押せない感じに違和感が残ったというわけだ。。
だが、いつも教わっている美人コーチには、腰をまっすぐに落としていき、膝はトゥピースの真上をキープと言われていたが、オイラの場合、ぐいっとすねを入れないと膝がトゥピースの真上には行かなかったのが、はじめからそこにあるので素直に真下に腰を落とせる感覚はある。
とにもかくにもフリー滑走の本数を稼いでみた。
昼までにいろんなバーンを滑ってみたが、緩斜面で基礎練習のような動きをして見ると意外に悪く無さそうだ。v(∩_∩)
・・・・とまあ、ココまでで昼。
午後は知り合いのクラブのゲートトレーニングに混ぜてもらい、大回転の練習。
はじめはやはり思い切って外足に加重ができない。脚や腰の位置、上半身のポジションにも違和感があっておそるおそる滑る感じだ。
本数を重ねるごとに違和感はなくなるが、どう動くのがベスト、ベターなのかがまだわからず、試行錯誤しながらの滑りだった。
だが、夕方、定宿で風呂上がりにふと気づいた。
いつもは母指球を押すのにかなりふくらはぎの筋肉を使って居るらしく、一日滑った後はふくらはぎの筋肉が張るのだが、この日はほとんどそれがない。
おそらくごく自然に真上から真下にスキーを押せているのだろう。。。
そんなわけで日曜日もそのままで滑ってみることにした。
日曜も知り合いのクラブの練習に入れてもらうことにした。この日は午前中の練習だ。
朝イチにポールをセットし、柔らかめのバーンを馴らすためにデラパージュをしていてふと気づいた。
あまり意識せずにフォールライン方向にまっすぐ横滑りができる。v(∩_∩)
今まではある程度トップを踏む意識がないときれいに横滑りができなかったのだが、今回のブーツセッティングでは全く意識せず、力を入れずともまっすぐ降りられるのだ。
おそらく膝が前に出たことでスキーのセンターに加重できているのだろう。。。
ゲートトレーニングが始まると、少し慣れが必要だったがだんだんコツをつかんでくると今までは臑を押すことや母指球を踏むことに意識が行っていたがゆえにスキーを外に出すような感じで加重していたのが、雪面に押しつけるような感じで踏める?感じがしてきた。v(∩_∩)
朝イチは中途半端に固いバーンが割れるせいでちょっと苦戦したが気温の上昇とともにバーンが緩み、足元の安心感が出てくると思い切って動けるようになってきて、その際に上体も遅れにくくなり、いい感じで滑れることがわかってきた。v(∩_∩)
今後は当分これで練習してみよう。
考えて見ると二つ前のラングの時はどうだったのかはよく思い出せない。当時は今よりもへたくそだったのでそんなことまで気が回らなかったのだろう。(苦笑)
ひとつ前のDobermanの時も臑を押してトップを母指球で押さえ込む感覚で滑っていた。おそらくあのブーツも少しいじってみたらもっとよくなっていたのかもしれない。
もっともDobermanはシェル硬度は130だったので何となくごまかせていたのかもしれない。
今回のラングのシェル硬度は150なのでやはりそれなりにかっちりしているのだ。
ちなみに土曜日の練習では、いいラインでポール横を通り抜けたときにあたりがきついと2本あるポールがねじれるようになるのだがねじれたポールに背中(肩甲骨のあたり)を叩かれることが多かった。
日曜日も何回かあった。後で考えてみるとこうして叩かれるときはラインが近すぎてポールへのあたりがきつすぎるという要素も有るとは思うがそれ以前にゲートを抜けるときに上体が起き上がってしまっているのだと気づいた。
深い前傾姿勢をキープ出来ていればねじれたポールが追いかけてきても背中を叩くことはないはずだ。
来週以降の課題がまた増えたようだ。(´ー`)┌フッ