骨伝導イヤホン・・・その後 | 木馬の四方山ばなし

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趣味の話や日々の出来事を中心に何となく、自己満足のためにつづっていくブログです。

先日、書いたBT接続のイヤホンのウチ、レンタルで試してみたAFTERSHOKZのAEROPEXだが、簡単にインプレをまとめたいと思う。

 

室内での使用感はすでに既報なので省く。

 

 

まずは屋外を普通に歩いている場合。

クルマなどが近くを通るとかなり音量を上げていない限り、音はかき消される。当たり前だ。耳はそのまま外部の音を拾っているのだから。(苦笑)

逆に言うと周りの環境音はすべてきこえるので危険な状況はまずあり得ない。よほどの大音量で聞けばあり得るかも知れないがその場合はこめかみが振動でむずがゆくなる方が先だろう。(^_^;

あとは音楽などを聴いていて意識がそちらに集中しすぎると物理的にきこえていたとしても危険な場面が無いとは言えない。

 

次にスキー中の使用感。

防寒のために薄手のクールマックス生地のバラクラバ(目出し帽)をヘルメットのインナーとして被るのだが、バラクラバを先に被ると耳の引っかかりが無いため、先にAEROPEXを装着してからバラクラバを被り、その上からヘルメットを装着した。

ヘルメットは耳周りをすっぽり覆うタイプだが、インナーパッドとAEROPEXはほとんど干渉しないため、問題なし。

バラクラバを被った時点で伝導部の密着度が上がるため、ワンランクボリュームを上げたのと同じ感じとなる。

 

その状態で語学教材を聴きながらスキーをしてみた。

まずは環境音だがまったく問題なくきこえるし、リフトで隣に乗っている人とも普通に会話が出来る。

ただし、滑走を始めると走行風が風切り音となり、設定音量によってはまったく聞こえなくなる。まあ、滑走中はそもそも意識が足うらのフィーリングや周囲の状況、そして前方視界に集中するので音量を上げて物理的に聞こえていたとしても大して状況は変わらない。(苦笑)

 

この日はお昼休憩を挟んで午前2時間、午後2時間の都合4時間ほど使ってみた。

バッテリーの保ちも全然余裕な感じだ。ただし、7、8時間は使えるという話ではあるが、残量を確認する方法は無いようだ。

そしてトータル3時間過ぎたころに耳にかかっているツルが当たる部分が少しだけ痛み出した。

バラクラバを被っているせいで後頭部でつながっているワイヤー部を押し下げてしまっているせいだ。

今度はバラクラバを被らずにネックウォーマーを使うようにすればおそらく問題ないはずだ。この次はそういう感じで試してみようと思う。

 

さらには一番の目的としていたチャリに乗るときの使用感だ。

まずは環境音だがこれも問題ない。混合交通の中で走行していても問題なく周囲の音は聞こえる。

ただし、歩行時と同様にクルマが近くを走るとその音にかき消されてヘッドフォンの音はほとんど聞こえなくなる。

まあ、通勤に関して言うと車の通行が多いルートでは安全のためにヘッドフォンの音量をあまり非常識なレベルには出来ないので聴くことはある程度諦めざるを得ないだろう。反面、生活道路を走る際は周りの音も静かなので特に問題ない。

スキーの場合もそうだがヘルメットを被ると音量調整をするのは難しいが、ペアリングしてあるiPodなりスマホなりで音量調整をすれば良いのでさほど問題ではない。

あとは歩行やジョギング程度なら問題にならない風切り音だが、時速20kmくらいまでは問題ないが、25kmを超えると少し気になり出す。

まあこれはある程度ボリュームを上げれば30kmくらいまでは何とかなるはずだ。高音質で聴く事自体が無理があることを思えば許容範囲だろう。そこまでしてきちんと聞きたいときは安全面を考えるとサイクリングロードを走行している場合に限定した方がいいと思う。

ちなみに音楽のように連続した音と違って、語学学習教材だと音が断片的なのである程度ボリュームを上げてもさほど問題は無いようだ。

 

まあ、そんな感じだ。

 

それとさらに付け加えるならば、コロナのご時世でオイラは在宅ワークの日が多いのだが、日中、語学教材を聞き流しながら書類仕事をして居ても、聴き疲れが全く無いのがうれしい。

さらにオンライン会議でも使ってみたが、カナルタイプのヘッドフォンに比べると音質がすごく自然であり、目の前で普通に会話しているような感じなのも〇である。

もっとも自宅のように静かな環境ならいいが、職場などで自分だけがオンライン会議となると周りの雑音が多すぎて鬱陶しいかも知れない。(苦笑)

 

ちなみにこの商品にはそうした状況を想定しているのか、低反発ウレタンの耳栓が付属している。

レンタルの耳栓をつけるのはイヤだったので元々自分で持っている耳栓を試しにつけてみたが、耳をふさいでしまうと頭の中での響き方が変わるようで、音質ががた落ちだ。クリアだった音がくぐもったような音になる。雑音がシャットアウト出来るのは良いが、土管の中で話をして居るみたいに頭の中に反響するので脳みそが疲れそうだ。

短時間なら良いが、30分以上のオンライン会議の場合は従来通り、ノイズキャンセル機能付きのヘッドフォンを使った方が良さそうだ。(苦笑)

 

ま、そんなわけで万能ではないし、完璧でも無いが普段自宅で聞き流し学習をするときなどはベストチョイスと言う事もあり、もちろん、他のアクティビティーをするときにも結構つかえるのでさんざん迷った末にポチってしまった。(^_^;

 

あと、検証し切れていないのは耐久性だな。果たしてどうなるか・・・・・

 

ちなみにAirPodsProは4月に購入し、ホテル住まいでまともに出社どころか仕事すら出来なかった夏までの間はほぼ毎日、これを使って語学教材を聞いていたが今の所何の不具合も無い。v(∩_∩)

 

やはり徒歩あるいは公共交通機関での仕様ならノイズキャンセル機能も外部音取り込みモードも最強なこいつがベストである。(´ー`)┌フッ