サドル道 | 木馬の四方山ばなし

木馬の四方山ばなし

趣味の話や日々の出来事を中心に何となく、自己満足のためにつづっていくブログです。

書道、柔道、剣道・・・・・

 

鍛錬することでひとつのことを極めていくことを古来「道」と呼ぶ。

そう、オイラはいまチャリ用のサドル道を探求しているのだ。

 

いやいや、俗に言うサドル沼とは決して違うのだ。

あ、いや、多分違うと想う。。。

違うと良いなぁ・・・バキッ!!☆/(x_x)

 

思い起こせばウン十年ぶりにちゃりに乗り始めたのが3年半ほど前のこと。

何せ久しぶりだったのでクロスバイクで10km程走ってみたらケツが痛くて痛くて2週間くらいはあざになっているんじゃないかと思うくらいだった。(爆)

その後、少しずつ慣れてはきたものの、ちゃりが楽しくなってスペシャのロードバイクを買ったらこれがまたケツが痛い。

正確には尿道が圧迫されてお〇ん〇んがしびれたり、痛くなってくるのだ。

 

何せちょー久しぶりのちゃりだから、乗り方が悪いのか、ポジションがおかしいのかはたまたサドルがケツにあっていないのかはまったく判断がつかなかった。(苦笑)

それでも試行錯誤の末、何とか100kmオーバーのライドでもケツは持ちこたえるようになった。

そうなってくると、それまでの間にお試しで買ったいくつかのサドルのどれを使ってもそれなりに走れてしまうことに気づいた。(苦笑)

 

・・・とは言ってもやはり最適なサドルを求め、サドル道を極めるための探究心は変わらない。(´ー`)┌フッ

 

この間までの装着サドルはこんな感じだった。

グレートパンダ号:パワー・エキスパート・サドル(スペシャライズド) 155mm

盆栽キング号:パワー・エキスパート・サドル(スペシャライズド) 155mm

銀ぎつね号:エルゴンのサドル(初めからついていたヤツ 幅は実測で145mmくらい 前後左右ともにかなりフラットな形状。

 

それ以外に持っているサドルはこんな感じ。

セライタリア・SLR 135mm

セライタリア・SLR ゲル 145mm

セライタリア・Flite 145mm

Fablic のなんとかってヤツ←買ってみたモノの前後方向が少ししゃくれ気味なのであわないと思って使ってない。(苦笑)

 

友人にあげてしまったが、プロロゴのディメンション(幅143mm)も持っていた。

 

プロロゴはグレートパンダ号につけてしばらく乗っていた。

うすくて軽くてかっこよかったがやはりケツが痛かったので結局スペシャのパワーサドルに替えた経緯がある。(^_^;

 

まあ、そんな感じでサドル道としてはまだまだ白帯である。(爆)

 

セライタリアSLR 135mm

 

 

そしてそれほどの必要性はないのだが、通勤用のミニベロ、銀ぎつね号のサドルをなんとなく替えてみた。いまいち太ももの付け根が擦れる感じが気になったからだ。

手持ちのセライタリアのフライトというサドルだ。

Lサイズだから幅は145㎜。

 

銀ぎつね号の購入時のエルゴンのサドルは多少クッションが厚い感じだが、その割に座り心地がよくなかった。

通勤ではぺらぺらのズボンを穿くのでよりケツが敏感になる。(爆)

 

そしてセライタリアのFliteに替えてみたところ、なぜかペラペラなくせに段差通過時のケツへのショックが少ない。座面がしなっている感じでショックをいなしてくれている。

意外にいい感じ。v(∩_∩)

ただし、座骨が点あたりしている感じがあるので長時間乗ると痛みが出そうだ。

銀ぎつね号はハンドルクランプをロングタイプに交換してあるとは言え、ロードバイクよりはケツ荷重の比率が高いので余計そう感じるのかも知れない。

 

おもしろがって、久しぶりにグレートパンダ号のサドルも替えてみた。

セライタリアのSLR 135mmだ。 以前乗っていたスペシャのルーベにはこれをつけてそこそこの距離は走った。

それをつけて週末に80km程走ってみた。

 

うん。パワーサドルも悪くないがパッドが厚くて幅がやたらある割には大して快適でもなかったのと比べると違いはあるけど、これでも問題ないじゃんという感じ。(爆)

ただし、幅方向はどうなんだろう、135mmではなく145mmの方がいいのかも・・・という感じがしたので、帰宅後、銀ぎつね号につけたセライタリアFlite145mmを移植して追加で少しだけ走ってみた。

すると幅的にはこのくらいの方がいい気がしてきた。でも、幅方向がフラットすぎる感じはケツパッドのあるレーパンを穿いていても残った。

グレートパンダ号にセライタリアFlite145mmをつけた状態

 

ここで、オイラが持っている各サドルの特徴を書いておこう。

 

スペシャライズド:パワーエキスパート:前後方向はわずかにくぼみがあるタイプ。幅方向はややラウンドタイプ。ショートノーズ。幅155mm

セライタリア:SLR:前後はほぼフラット。幅方向はラウンド気味。幅135mm。

セライタリア:Flite:前後はほぼフラット(SLRと同じ)。幅はフラット。幅145mm

セライタリア:SLRゲル:前後はほぼフラット。幅方向はラウンド気味。幅145mm。ゲル入りなだけあってパッドは厚め。(パワーサドルと同じくらい)

 

そんな感じだったので、取りあえず、サドルを取り上げられてしまった銀ぎつね号には余っていたSLRゲルをつけてみた。まだ数回レベルだが結果的にはペラいズボンで乗る通勤ライドにはこれがベストだった。v(∩_∩)

左右方向のラウンド形状と幅がケツにあっている感じでさらには少しだけ厚めのパッドがペラいズボンで乗るのに最適な感じ。v(∩_∩)

 

そうなると、グレートパンダ号のサドルももっとためしたくなってくる。(爆)

 

上述のようにもともとグレートパンダ号につけていたのはスペシャライズドのPOWER EXPERT SADDLE 幅はあえて広めの155㎜を試しに買ってつけて居た。

オイラは基本的に前後方向は極力フラットなタイプが好みのようだ。

上りが苦手・・・・・あ、いや、ちょっと見栄を張った。上り苦手なオイラとしてはケツの位置を前後に色々動かせる方が合って居るみたいだ。

 

左右方向の形は、まだはっきりとはわからないが、あまりフラットすぎると座骨への荷重集中があるのでフラットベースだが微妙に両端が丸い方が良さそうな気がしてきた。

そして幅に関してもまだよくわからないが、145mmくらいが取りあえず良さそうな気がする。

 

そんな中、昨年のインド赴任前に気になっていたサドルのことを思い出した。

 

セライタリアのSP-01というサドルだ。値段はピンキリだが一番安いヤツを迷った末に買ってみた。(^_^;

幅は135mmと145mmから選べるのだが、145mmにしてみた。

 

 

このサドル、形が斬新である。

上がSLR135mm、下がSP-01スーパーフロー 145mm

 

左右方向はこの写真だとわかりにくいがFliteよりは明らかにラウンド形状である。そしてSLRは両端だけがラウンドしている印象だが、SP-01はもう少し全体にラウンドしている。

パッドは意外に厚みがあり、SLRゲルと同じくらい。

 

セライタリアだけあって前後方向はどちらもほぼフラットだ。(上がSP-01、下がFlite)

 

 

座面とサドルレールの間が後ろから見るとコの字になっていて左右が完全に独立しているのだ。

 

 

左から、Flite145mm、SLR135mm、パワーエキスパート155mm

 

左から、Flite145mm、SLR135mm、パワーエキスパート155mm

 

 

週末まで我慢できなくて近所をほんの1km程だが乗ってみた。(^_^;

 

第一印象はペダルが近く感じる事と、サドルが前上がりになっているようなフィーリングだった。

サドル高さはFliteと同じにしたし、サドルもほぼ水平のセッティングなので変えたつもりはない。

だが、独特な形状のせいでこのサドルは結構たわむ。

おそらくそのせいで座面が沈んでいるのだと思う。だからペダルが近く感じるし、前上がりに感じたのかも知れない。

ただし乗っていて座面がたわむようなフィーリングはないし、パッドも厚みがそこそこ有る割にはケツの感触は固い感じだ。見た目や手で押したらたわむのと裏腹に意外にリジッドな座り心地だ。

 

取りあえず、サドルを2mm上げてみた。

 

このセッティングで週末に少し乗ってみるつもりだ。